ナガイレーベン(7447)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 165 | 50 | 33 | 16 | 9.5 | 98.1 | 50.0 | 88.8 |
| FY2017 | 170 | 52 | 37 | -4 | 10.1 | 110.5 | 60.0 | 89.2 |
| FY2018 | 171 | 53 | 37 | 28 | 9.6 | 110.6 | 60.0 | 89.9 |
| FY2019 | 168 | 49 | 34 | 18 | 8.7 | 103.6 | 60.0 | 89.7 |
| FY2020 | 171 | 49 | 35 | 42 | 8.7 | 105.5 | 60.0 | 89.3 |
| FY2021 | 176 | 52 | 36 | 12 | 8.7 | 111.0 | 60.0 | 90.5 |
| FY2022 | 177 | 50 | 38 | 30 | 8.9 | 115.8 | 60.0 | 89.2 |
| FY2023 | 172 | 46 | 32 | 52 | 7.5 | 100.0 | 60.0 | 91.2 |
| FY2024 | 164 | 40 | 28 | 5 | 6.6 | 88.8 | 60.0 | 91.4 |
| FY2025 | 170 | 36 | 26 | 33 | 6.2 | 83.2 | 100.0 | 92.5 |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
「ナガイレーベン」ブランドは医療・看護用白衣分野で一定の認知度を持つが、強力な特許や独占的IPは確認されず、無形資産としての競争優位性は限定的。競合他社も類似製品を提供しており、ブランド力のみでの差別化は難しい。
医療機関や介護施設は、ユニフォームの選定に際して、機能性、耐久性、デザイン、価格などを総合的に考慮する。一度採用されたユニフォームの変更には、在庫リスクや従業員の慣れの問題から一定のスイッチングコストが発生する可能性があるが、絶対的なものではない。
ナガイレーベンのビジネスモデルは、製品の利用者が増えることで製品価値が向上するネットワーク効果を生み出す構造ではない。卸売業であり、プラットフォームビジネスのような特性は持たない。
同社は長年の事業活動で培われた調達・製造ノウハウを持つ可能性があるが、医療用白衣市場は競争が激しく、グローバルなサプライチェーンを持つ競合他社と比較して、顕著なコスト優位性を示す具体的な証拠は乏しい。価格競争力は限定的。
医療・看護用白衣および関連商品の卸売業において、ナガイレーベンは国内有数のシェアを持つ。長年の実績と広範な販売網は、一定の効率規模の経済性を生み出しており、新規参入者にとっては容易に模倣できない規模の優位性がある。
競合との比較優位
強気シナリオ
国内医療・介護市場の安定的な成長と、ユニフォーム需要の継続性。
長年の実績に基づく顧客基盤と、卸売業者としてのサプライチェーンにおける地位の維持。
新素材や機能性向上への継続的な取り組みによる製品競争力の維持。
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による低価格攻勢や、より革新的なデザイン・機能を持つ製品の登場。
医療機関や介護施設における、PB(プライベートブランド)製品や異業種からの参入による調達先の多様化。
少子高齢化の進展による国内市場の構造的な縮小リスク。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ナガイレーベンへの投資が失敗するシナリオは、同社が長年培ってきた卸売業としての規模の経済性や販売網の優位性が、急速に陳腐化することによって描かれる。具体的には、医療機関や介護施設が、より柔軟で迅速な調達を可能にするオンライン直販プラットフォームや、デザイン性の高いアパレルブランドの参入を積極的に受け入れ始めるケースである。これにより、ナガイレーベンの持つ既存の卸売チャネルの価値が低下し、価格競争に巻き込まれることで利益率が圧迫される。また、競合他社がより低コストな海外生産網を構築し、品質を維持しながら大幅な価格引き下げを実現した場合も、同社のコスト優位性は失われ、規模の経済性も相対的に低下する。さらに、医療従事者の間で、特定のブランドやデザインへの強いこだわりが薄れ、機能性や価格のみを重視する傾向が強まれば、同社のブランド力やスイッチングコストの優位性も失われ、競争環境は厳しさを増すだろう。
5年後のモート予測
国内医療・介護市場の安定成長を背景に、既存顧客基盤と卸売網の強みを活かし、緩やかな売上・利益成長を維持。新製品開発やDX推進で競争力を強化。
市場環境は横ばい傾向。競合との価格競争は一部で発生するものの、規模の経済性とブランド力で一定のシェアを維持。利益率は微減。
オンライン直販や異業種参入による競争激化で、既存チャネルの優位性が低下。価格競争により利益率が圧迫され、売上・利益ともに減少傾向に転じる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 521億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 92.5% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -10.4% | |
| 6. 適度なPER | PER 20.3倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.24倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-09-01 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-08-03 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-07-01 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)