タキヒヨー(9982)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)
株価推移
チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。
10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 780 | 11 | 7 | 12 | 2.0 | 14.5 | — | 64.1 |
| FY2017 | 728 | -11 | 20 | 51 | 5.5 | 210.0 | 8.0 | 67.9 |
| FY2018 | 648 | 1 | -16 | -29 | -4.9 | -173.8 | — | 69.5 |
| FY2019 | 603 | -1 | 0 | 13 | 0.1 | 4.9 | 40.0 | 72.4 |
| FY2020 | 500 | -10 | -11 | -7 | -3.6 | -120.4 | 40.0 | 69.8 |
| FY2021 | 566 | -22 | -20 | -53 | -7.0 | -219.4 | 20.0 | 61.5 |
| FY2022 | 618 | 1 | -3 | 2 | -1.0 | -30.8 | 20.0 | 58.9 |
| FY2023 | 577 | 7 | 8 | 26 | 2.5 | 83.7 | 20.0 | 62.2 |
| FY2024 | 606 | 13 | 11 | 29 | 3.7 | 123.5 | 25.0 | 63.9 |
| FY2025 | 640 | 19 | 16 | 22 | 5.0 | 187.0 | 35.0 | 63.8 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
タキヒヨーは特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPを保有しているという公開情報は見当たらない。アパレル・繊維専門商社としての長年の実績はあるが、それが直接的な無形資産としての競争優位に結びついているとは評価しにくい。
アパレル・繊維専門商社として、長年にわたり築き上げてきたサプライヤーや顧客との関係性は一定のスイッチング・コストを生む可能性がある。しかし、アパレル業界はトレンドや価格競争が激しく、顧客が代替サプライヤーに乗り換えるリスクはゼロではない。
タキヒヨーのビジネスモデルは、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接高めるようなネットワーク効果を生む構造ではない。サプライヤーと顧客のマッチングが中心であり、プラットフォーム型ビジネスとは異なる。
アパレル・繊維専門商社として、長年の経験に基づく効率的な調達・物流ノウハウは存在する可能性がある。しかし、業界全体で価格競争が激しく、構造的なコスト優位性を確立しているとは断定できない。特に、SPA(製造小売業)など、より川下に近いプレイヤーとの競争を考慮する必要がある。
アパレル・繊維専門商社として、長年の事業展開により、一定の規模と業界内での地位を確立している。国内外のサプライヤーネットワークや販売チャネルの広さは、規模の経済による効率的な事業運営を可能にしている可能性がある。業界内での寡占度は高くないものの、一定の存在感を示している。
競合との比較優位
強気シナリオ
グローバルなサプライチェーンの再編や、サステナビリティへの関心の高まりを捉え、新たな調達・販売チャネルを開拓する。
高付加価値商材やニッチ市場への特化を進め、収益性を向上させる。
DX推進によるサプライチェーンの効率化・高度化を実現する。
弱気シナリオ(モート侵食)
アパレル業界全体の構造不況や、ファストファッションの台頭による価格競争の激化。
主要取引先との関係悪化や、新規取引先の開拓の遅れ。
為替変動リスクや地政学リスクによる調達コストの増加や供給網の寸断。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
タキヒヨーの投資が失敗するには、まずアパレル・繊維業界全体が長期的な構造不況に陥り、需要が縮小し続ける必要がある。さらに、同社が長年培ってきたサプライヤーや顧客との関係性が、競合他社や新規参入者によって容易に代替可能となり、スイッチング・コストが実質的にゼロになる状況が考えられる。また、同社が強みとする「効率規模」も、業界全体の縮小や、よりアグレッシブなプレイヤーの登場によって相対的に優位性を失う可能性がある。特に、SPA(製造小売業)のようなビジネスモデルがさらに台頭し、商社機能を内製化する動きが加速すれば、タキヒヨーの存在意義そのものが問われることになるだろう。加えて、サステナビリティやトレーサビリティといった新たな潮流に対応できず、時代遅れのビジネスモデルと見なされることも、失敗のシナリオとして考えられる。
5年後のモート予測
グローバルサプライチェーンの最適化と高付加価値商材へのシフトにより、売上・利益ともに堅調に成長。新規事業やDX投資が奏功し、収益性が向上する。
アパレル業界の緩やかな成長に沿った業績推移。既存事業の効率化を進めつつ、リスク管理を徹底し、安定的な収益を維持する。
業界全体の低迷と価格競争の激化により、売上・利益ともに減少。新規事業の開拓も進まず、収益基盤が弱体化するリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 243億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 63.8% | |
| 3. 利益の安定性 | 6年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 15.0倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.73倍 |
合格数:1/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-07-06 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-06-05 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-06-05 臨時報告書
- 2026-05-14 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)