アルテック(9972)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 138 | 4 | 1 | 6 | 0.7 | 3.8 | 3.0 | 58.2 |
| FY2017 | 152 | 6 | 7 | 10 | 6.6 | 38.2 | 3.0 | 60.2 |
| FY2018 | 162 | 7 | 6 | -1 | 5.6 | 34.0 | 4.0 | 66.7 |
| FY2019 | 146 | 6 | 5 | 15 | 5.0 | 30.1 | 3.0 | 71.4 |
| FY2020 | 129 | 6 | 6 | 7 | 5.6 | 37.6 | 3.0 | 63.9 |
| FY2021 | 139 | 6 | 5 | -8 | 4.7 | 36.0 | 3.0 | 57.7 |
| FY2022 | 163 | 4 | 4 | -4 | 3.1 | 28.2 | 10.0 | 60.9 |
| FY2023 | 178 | -3 | -10 | -34 | -8.7 | -74.6 | 7.0 | 54.2 |
| FY2024 | 182 | -1 | -1 | 14 | -0.9 | -7.2 | 7.0 | 58.4 |
| FY2025 | 176 | 0 | -26 | 5 | -30.6 | -188.4 | 7.0 | 56.4 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
アルテックは特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPを保有しているという明確な証拠は見当たらない。卸売業という性質上、無形資産による競争優位性は限定的であると考えられる。
特定の顧客との長期的な取引関係や、サプライヤーとの強固なネットワークは存在する可能性があるが、顧客が他社に乗り換えることによる直接的な損失は限定的であると考えられる。一部の専門性の高い商材においては、スイッチングコストがやや存在する可能性はある。
アルテックのビジネスモデルにおいて、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果は確認されない。卸売業としてのプラットフォーム機能は限定的である。
卸売業として、規模の経済や効率的な物流網を追求している可能性はあるが、構造的に競合他社よりも著しく低いコストを実現しているという証拠は乏しい。特定の仕入れルートや効率化努力によるコスト優位性は限定的。
アルテックは特定のニッチ市場において、一定のシェアを持つ卸売業者である。業界規模に対して最適な少数寡占を形成しているとは言えないが、特定の分野においては、規模の経済による効率的な事業運営が可能であり、一定の競争優位性を築いていると考えられる。
競合との比較優位
強気シナリオ
特定のニッチ市場におけるシェア拡大と収益性の向上
新規事業や高付加価値商材の取り扱いによる収益源の多様化
M&Aによる事業規模の拡大とシナジー効果の発現
弱気シナリオ(モート侵食)
主要仕入先や顧客の喪失による売上減少
競合他社の台頭による価格競争の激化
景気変動や業界構造の変化による需要の低迷
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
アルテックの投資が失敗するには、まずその主要な競争優位性である「効率規模」が崩壊する必要がある。これは、競合他社がより効率的なサプライチェーンを構築したり、アルテックが持つ特定のニッチ市場での優位性を覆すような大規模な参入を果たしたりした場合に起こりうる。さらに、顧客との関係性が希薄化し、スイッチングコストが実質的にゼロに近づくことも、競争力の低下を招く。例えば、顧客が自社で直接仕入れを行うようになったり、より安価で同等品質の代替品を容易に入手できるようになったりした場合である。また、無形資産やネットワーク効果といった他のモート要因が元々弱いことに加え、コスト優位性も確立されていない場合、規模の経済が失われた際の代替となる競争優位性が全く存在しないことになる。最終的には、経営陣の戦略ミスや、市場の変化への適応の遅れが、これらの要因を複合的に悪化させ、企業の持続的な成長を阻害するシナリオが考えられる。
5年後のモート予測
ニッチ市場でのシェア拡大と高付加価値商材の導入により、売上・利益ともに着実な成長を遂げる。M&Aも活用し、事業基盤を強化する。
既存事業の安定的な収益を維持しつつ、緩やかな成長を目指す。市場環境の変化には対応するが、大きな飛躍は見られない。
市場競争の激化や需要の低迷により、売上・利益ともに減少傾向となる。新規事業の開拓も進まず、競争力の低下が続く。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 38億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 60.9% | |
| 3. 利益の安定性 | 7年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 9.5倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.29倍 |
合格数:2/7 部分的合格