ミスミグループ本社(9962)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 2,401 | 257 | 169 | 72 | 11.9 | 61.7 | — | 72.8 |
| FY2016 | 2,590 | 271 | 184 | 135 | 11.8 | 66.9 | — | 72.9 |
| FY2017 | 3,130 | 348 | 256 | 94 | 13.7 | 91.0 | 16.7 | 76.0 |
| FY2018 | 3,319 | 319 | 240 | -39 | 11.7 | 84.8 | 22.6 | 80.6 |
| FY2019 | 3,133 | 236 | 165 | 116 | 7.8 | 58.2 | 21.2 | 79.2 |
| FY2020 | 3,107 | 272 | 171 | 294 | 7.3 | 60.4 | 14.6 | 80.0 |
| FY2021 | 3,662 | 522 | 376 | 326 | 13.4 | 132.2 | 15.1 | 79.8 |
| FY2022 | 3,732 | 466 | 343 | 124 | 10.9 | 120.5 | 33.0 | 82.3 |
| FY2023 | 3,676 | 384 | 282 | 356 | 8.1 | 99.8 | 30.1 | 83.3 |
| FY2024 | 4,020 | 465 | 365 | 280 | 10.4 | 132.0 | 27.5 | 83.2 |
バフェット流モート診断
総合スコア:11/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
ミスミブランドはBtoBにおいては一定の認知度を持つが、強力な特許や独占的IPによる競争優位性は限定的。MRO(保守・修繕・運用)用品の調達プラットフォームとしての地位は確立しつつあるが、無形資産による明確な差別化はまだ弱い。
ミスミのプラットフォームは、多品種の部品・工具をワンストップで調達できる利便性を提供。顧客はサプライヤー管理の手間を省き、購買プロセスを効率化できるため、乗り換えには一定の手間とコストが発生する。特に、設計・開発段階からミスミを活用している顧客にとってはスイッチングコストは高まる。
プラットフォーム型ビジネスではあるが、現時点ではユーザー数増加が直接的な価値向上に繋がる強力なネットワーク効果はまだ顕在化していない。サプライヤー側の多様性や顧客側の利用頻度向上による相乗効果は期待できるものの、初期段階。
多品種少量生産に対応したサプライチェーンと、ITを活用した効率的な受発注・物流システムにより、一定のコスト競争力を有する。しかし、競合他社も同様の効率化を進めており、圧倒的なコスト優位性というよりは、効率的なオペレーションによる競争力。
FA・金型部品、そして近年注力するMRO用品の分野において、圧倒的な品揃えと供給能力を持つ。特に、自社ブランド製品と他社製品を組み合わせたワンストップ調達は、業界内でもユニークな地位を築いており、規模の経済を活かした効率的なオペレーションが強み。
競合との比較優位
強気シナリオ
MRO事業の拡大による収益源の多様化と成長加速
プラットフォームの利便性向上と顧客基盤の更なる拡大
DX推進によるサプライチェーン全体の効率化とコスト削減
弱気シナリオ(モート侵食)
MRO市場における競合激化と価格競争
プラットフォームへの新規参入や代替サービスの登場
グローバル経済の減速による設備投資・生産活動の低迷
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ミスミグループ本社への投資が失敗するには、同社が強みとする「効率規模」の優位性が失われることが真実でなければならない。具体的には、競合他社がより迅速かつ大規模にサプライチェーンを再構築し、品揃えや供給能力でミスミを凌駕するケースである。また、ITを活用した受発注・物流システムの効率化においても、競合がより先進的な技術を導入し、コスト面やスピード面で差をつけられる状況も考えられる。さらに、顧客がミスミのプラットフォームに依存する理由(ワンストップ調達、品揃えの豊富さ)が、他の代替手段(例えば、特定の専門サプライヤーとの直接取引や、より特化したプラットフォームの台頭)によって解消されてしまうことも、ミスミの優位性を揺るがす要因となるだろう。
5年後のモート予測
MRO事業の成長とプラットフォームの深化により、売上・利益ともに堅調な成長を続ける。特に、海外市場でのシェア拡大が期待される。
既存事業の安定成長に加え、MRO事業が着実に拡大。プラットフォームの利便性向上により、顧客基盤は維持・微増。
MRO市場での競争激化や景気後退の影響を受け、成長が鈍化。プラットフォームへの依存度が低下するリスクも抱える。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 8,750億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 81.7% | |
| 3. 利益の安定性 | 11年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 7.4% | |
| 6. 適度なPER | PER 21.6倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 2.25倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-07-15 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-06-25 臨時報告書
- 2026-06-19 臨時報告書
- 2026-06-15 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-05-15 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)