ハチバン(9950)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 73 | 4 | 6 | 13 | 16.3 | 190.3 | — | 68.4 |
| FY2017 | 77 | 3 | 2 | -2 | 5.9 | 81.0 | — | 77.2 |
| FY2018 | 83 | 3 | 2 | 3 | 5.0 | 71.0 | 20.0 | 78.9 |
| FY2019 | 83 | 2 | 1 | 3 | 2.6 | 36.6 | 20.0 | 79.0 |
| FY2020 | 58 | -6 | -6 | -7 | -19.1 | -221.6 | 20.0 | 63.6 |
| FY2021 | 59 | -3 | -2 | 2 | -5.3 | -57.7 | 20.0 | 62.1 |
| FY2022 | 71 | 2 | 1 | 1 | 2.0 | 22.3 | 20.0 | 68.7 |
| FY2023 | 76 | 2 | 2 | 2 | 4.7 | 54.9 | 20.0 | 58.8 |
| FY2024 | 82 | 3 | 2 | -3 | 6.4 | 80.5 | 20.0 | 66.2 |
| FY2025 | 86 | 0 | 1 | -1 | 1.6 | 20.5 | 20.0 | 67.9 |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中
「8番らーめん」ブランドは一定の知名度を持つが、競合ラーメンチェーンとの差別化は限定的。地域限定の店舗展開が中心であり、全国的なブランド力や特許、独占的IPは確認できない。新規参入障壁は低いと想定される。
ラーメンという商品の性質上、顧客のスイッチングコストは低い。特定の店舗や味への愛着はあるものの、代替となる飲食店は多数存在し、容易に乗り換えが可能。ロイヤリティプログラム等の強化策も見られない。
ネットワーク効果は全く見られない。顧客が増えることでサービスの質が向上したり、プラットフォーム価値が高まるような構造ではない。
セントラルキッチン方式の導入など効率化の取り組みはあるが、外食産業全体で同様の取り組みが進んでおり、構造的なコスト優位性は確立されていない。食材調達や人件費の上昇リスクは他社と同様に存在する。
国内に約130店舗を展開しているが、外食産業全体で見ると規模の経済が十分に発揮されているとは言えない。業界全体が成熟しており、寡占化が進んでいるわけではないため、規模による優位性は限定的。
競合との比較優位
強気シナリオ
「8番らーめん」ブランドの再強化と新規顧客層へのアピール成功
既存店の生産性向上とコスト削減による収益性改善
新たな地域への出店拡大による売上成長
弱気シナリオ(モート侵食)
競合チェーンとの競争激化による既存店売上・客数減少
原材料費や人件費の高騰による収益圧迫
消費者の嗜好の変化への対応遅れ
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ハチバンの持続的競争優位性が失われるシナリオは、まず「8番らーめん」というブランド価値が急速に陳腐化し、顧客が競合他社に流出することである。これは、消費者の食の好みが多様化・高級化する中で、同社の提供するラーメンが時代遅れと見なされたり、SNS等でのネガティブな口コミが拡散したりすることで起こりうる。また、セントラルキッチンや店舗運営における効率化努力が、競合他社のさらなる技術革新や規模の経済によって凌駕され、コスト面での優位性を完全に失うことも考えられる。さらに、地域限定の店舗網が、新たな感染症の流行や地域経済の衰退といった外部ショックに対して脆弱であることが露呈し、事業継続が困難になる可能性も否定できない。これらの要因が複合的に作用することで、同社の競争優位性は崩壊するだろう。
5年後のモート予測
既存店の収益性改善と新規出店による着実な売上成長。ブランド力の維持・向上により、安定した顧客基盤を確保し、緩やかな利益成長を達成する。
既存店売上は横ばい、新規出店は限定的。原材料費や人件費の上昇を価格転嫁で一部吸収するが、利益成長は鈍化する見込み。
競争激化と消費者の嗜好変化により既存店売上が減少し、新規出店も伸び悩む。コスト上昇分を価格転嫁できず、収益性が悪化する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 100億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 67.9% | |
| 3. 利益の安定性 | 8年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -2.8% | |
| 6. 適度なPER | PER 166.2倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 2.63倍 |
合格数:0/7 部分的合格