オーエムツーネットワーク(7614)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 317 | 16 | 12 | 18 | 10.2 | 170.0 | — | 74.5 |
| FY2017 | 311 | 14 | 11 | 8 | 8.7 | 156.0 | 24.0 | 77.9 |
| FY2018 | 304 | 13 | 8 | 4 | 6.2 | 117.0 | 24.0 | 79.7 |
| FY2019 | 300 | 11 | 7 | 12 | 5.1 | 100.6 | 24.0 | 80.7 |
| FY2020 | 296 | 14 | 7 | 9 | 5.0 | 102.3 | 24.0 | 77.6 |
| FY2021 | 297 | 11 | 10 | 5 | 6.7 | 144.5 | 24.0 | 80.1 |
| FY2022 | 315 | 15 | 9 | 20 | 5.8 | 131.8 | 24.0 | 80.1 |
| FY2023 | 321 | 19 | 13 | 12 | 8.1 | 198.5 | 24.0 | 81.6 |
| FY2024 | 328 | 15 | 11 | -12 | 6.4 | 163.9 | 30.0 | 78.1 |
| FY2025 | 354 | 13 | 9 | 12 | 5.2 | 141.8 | 34.0 | 77.4 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
オーエムツーネットワークは、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPを保有しているという明確な証拠がない。事業内容は食肉・加工食品の小売・卸売であり、無形資産による競争優位性は限定的と判断される。
食肉小売業においては、顧客が特定の店舗に強いこだわりを持つ場合、スイッチング・コストは発生しうる。しかし、一般的に食料品の購入先は価格や利便性で容易に乗り換えられるため、スイッチング・コストは低いと考えられる。一部の固定客による限定的な優位性。
オーエムツーネットワークの事業モデルは、顧客数が増えることでサービスの価値が向上するネットワーク効果を生み出す構造ではない。食肉の小売・卸売業であり、プラットフォーム型ビジネスとは異なる。
食肉の仕入れ、加工、販売において、規模の経済や効率的なサプライチェーン構築によるコスト優位性を追求している可能性はある。しかし、同業他社も同様の努力をしており、構造的な圧倒的コスト優位性を持つとは断定できない。限定的なコスト管理能力。
食肉小売・卸売業界において、一定の規模を持つ企業ではあるが、業界全体を寡占するほどの圧倒的なシェアや規模の経済による優位性は確認できない。中小規模の競合も多く、効率規模による競争優位性は限定的。
競合との比較優位
強気シナリオ
プライベートブランド(PB)商品の開発・拡充による差別化と収益性向上
M&Aや新規出店による着実な事業規模拡大と効率化の推進
食の安全・安心への関心の高まりを捉えた高品質商品の提供強化
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による価格競争の激化と収益性の悪化
食肉業界における衛生管理問題や風評リスクの発生
消費者の嗜好変化への対応遅れによる売上減少
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
オーエムツーネットワークの投資が失敗するとすれば、それは同社が競争優位性を構築・維持できない、あるいは既存の競争優位性が急速に失われるシナリオである。具体的には、競合他社がより効率的な仕入れルートや加工技術を確立し、低価格で高品質な商品を提供し始めた場合。また、消費者の食肉に対する嗜好が大きく変化し、代替タンパク質へのシフトが進む中で、同社が迅速かつ効果的に事業転換できない場合もリスクとなる。さらに、ブランドイメージの毀損や、食品偽装などの不祥事が発生し、顧客からの信頼を失うことも、モートの崩壊に直結する。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的な収益性と成長性が損なわれる可能性がある。
5年後のモート予測
PB商品強化や新規出店による売上・利益の着実な成長。食の安全・安心志向の高まりを追い風に、既存顧客基盤を維持・拡大し、緩やかながらも安定した収益成長を実現する。
既存事業の維持・管理を中心に、緩やかな売上・利益の変動が見込まれる。価格競争や消費者の嗜好変化の影響を受けつつも、一定の顧客基盤を維持し、大きな落ち込みはない。
競合激化や消費者の嗜好変化への対応遅れにより、売上・利益ともに減少傾向。既存店の不振や新規出店の鈍化により、事業規模の縮小リスクも考慮される。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 103億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 77.4% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 2.5% | |
| 6. 適度なPER | PER 10.9倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.57倍 |
合格数:4/7 部分的合格