テンアライド(8207)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 156 | 1 | -3 | -2 | -5.7 | -11.0 | — | 52.7 |
| FY2017 | 154 | 3 | 1 | 5 | 2.7 | 5.4 | 0.0 | 54.4 |
| FY2018 | 153 | 2 | 0 | 1 | 0.4 | 0.8 | 0.0 | 57.6 |
| FY2019 | 146 | -3 | -8 | -2 | -19.2 | -32.3 | 0.0 | 52.9 |
| FY2020 | 60 | -47 | -52 | -31 | -700.3 | -196.8 | 0.0 | 11.2 |
| FY2021 | 48 | -31 | -3 | -4 | -17.2 | -12.3 | 0.0 | 26.6 |
| FY2022 | 95 | -13 | -11 | -5 | -65.7 | -39.1 | 0.0 | 23.0 |
| FY2023 | 111 | 2 | 0 | 1 | 1.0 | 0.8 | 0.0 | 33.2 |
| FY2024 | 119 | 2 | 1 | 1 | 5.0 | 3.9 | 0.0 | 38.3 |
| FY2025 | 121 | -1 | -5 | -3 | -16.9 | -11.6 | 0.0 | 40.3 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
テンアライドは特定の強力なブランドや特許、規制ライセンスに依存するビジネスモデルではない。個別の店舗ブランド力やメニュー開発力はあるものの、業界全体で模倣されやすく、持続的な無形資産としての競争優位性は限定的と判断される。
飲食店の利用は顧客の嗜好や利便性に大きく依存するため、スイッチング・コストは低い。ただし、一部の常連客にとっては、長年の利用による愛着や特定のメニューへのこだわりが、多少のスイッチング・コストを生む可能性はある。
飲食業は基本的に個々の店舗が独立してサービスを提供するため、ネットワーク効果は発生しない。顧客が増えることで店舗の価値が直接的に向上するような構造は見られない。
外食産業は競争が激しく、仕入れコストや人件費の管理が重要となる。テンアライドは複数店舗展開による一定の購買力や効率化の余地はあるが、業界全体でコスト競争力は激しく、突出したコスト優位性は見出しにくい。
テンアライドは「天狗」「テング酒場」など複数のブランドを展開し、国内に多数の店舗を持つ。一定の規模を持つことで、仕入れや物流における効率化、ブランド認知度の向上といった規模の経済性を享受していると考えられる。しかし、業界全体で見ると、より巨大な競合も存在するため、最適規模の少数寡占とは言えない。
競合との比較優位
強気シナリオ
既存店舗の収益性改善と新規出店による着実な成長
効果的なコスト管理による利益率の向上
新たな顧客層の獲得や既存顧客のリピート率向上施策の成功
弱気シナリオ(モート侵食)
外食市場全体の低迷や消費者の嗜好の変化
原材料価格や人件費の高騰による収益圧迫
競合他社との価格競争激化や新規参入による競争環境の悪化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
テンアライドの投資が失敗するシナリオは、外食産業全体の構造的な衰退、あるいは同社が競争優位性を築こうとしている「規模の経済性」が、実際には非効率な店舗運営や過剰な固定費負担につながる場合である。例えば、消費者の外食離れが加速し、店舗の稼働率が低下した場合、規模が大きければ大きいほど損失は拡大する。また、セントラルキッチンや仕入れの一元化といった規模のメリットを活かせず、個々の店舗運営が非効率になり、競合他社にコスト面で劣後する状況が常態化すれば、規模はむしろ足かせとなる。さらに、ブランドイメージの陳腐化や、ターゲット顧客層の変化への対応遅れにより、既存顧客の離反と新規顧客の獲得失敗が同時に発生した場合、規模の拡大が空回りし、収益性の悪化を招く可能性がある。
5年後のモート予測
既存店売上高の回復と新規出店が順調に進み、利益率も改善。コスト管理の効率化が進み、安定的な成長軌道に乗る。
市場環境の変動を受けつつも、既存店のテコ入れと限定的な新規出店で緩やかな成長を維持。コスト圧力は残るものの、一定の収益性を確保する。
外食需要の低迷やコスト高が継続し、既存店の客数減少が続く。新規出店も計画通りに進まず、収益性が悪化する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 105億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 38.3% | |
| 3. 利益の安定性 | 4年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 72.1倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 8.74倍 |
合格数:0/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-26 臨時報告書