ヒマラヤ(7514)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 721 | 10 | -5 | -14 | -3.7 | -40.6 | 20.0 | 35.4 |
| FY2017 | 729 | 11 | 4 | 36 | 3.1 | 34.7 | 20.0 | 36.9 |
| FY2018 | 680 | 12 | 7 | 16 | 5.0 | 59.1 | 20.0 | 41.3 |
| FY2019 | 666 | 9 | 6 | -11 | 4.0 | 47.7 | 20.0 | 43.9 |
| FY2020 | 577 | -5 | -8 | -3 | -5.7 | -64.1 | 15.0 | 36.5 |
| FY2021 | 621 | 20 | 14 | 67 | 9.3 | 114.7 | 25.0 | 37.8 |
| FY2022 | 589 | 20 | 14 | -4 | 8.9 | 116.8 | 25.0 | 42.3 |
| FY2023 | 602 | 10 | 6 | -22 | 3.6 | 48.0 | 26.0 | 46.7 |
| FY2024 | 585 | 3 | 2 | 4 | 1.3 | 16.8 | 26.0 | 47.4 |
| FY2025 | 604 | 3 | 0 | 2 | 0.1 | 0.9 | 26.0 | 47.1 |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中
ヒマラヤは特定の強力なブランドや特許、規制ライセンスを保有しているという情報は確認できない。主にスポーツ用品の小売業であり、無形資産による競争優位性は限定的と判断される。
スポーツ用品の購入において、顧客が特定の店舗やブランドに強いこだわりを持つ場合、スイッチング・コストは発生しうる。しかし、一般的には価格や品揃えで競合他社への乗り換えは容易であり、スイッチング・コストによる優位性は弱い。
ヒマラヤのビジネスモデルは、顧客が増えることでサービスの価値が向上するネットワーク効果を生み出す構造ではない。オンラインプラットフォームの利用拡大は見られるものの、ネットワーク効果は限定的である。
スポーツ用品小売業界は競争が激しく、価格競争に陥りやすい。ヒマラヤが独自の調達網や効率的なサプライチェーンにより、競合他社よりも構造的に低いコストを実現しているという明確な証拠はない。規模の経済によるコスト優位性も限定的。
ヒマラヤは国内に多数の店舗を展開しており、一定の規模を持つ。しかし、業界全体で見ると、より大規模な競合他社やオンライン専業のプレイヤーも存在するため、効率規模による圧倒的な優位性は確立されていない。業界規模に対し最適な少数寡占とは言えない。
競合との比較優位
強気シナリオ
既存顧客のロイヤルティ向上によるリピート率の維持・向上
プライベートブランド(PB)商品の開発・拡充による収益性改善
オンライン販売チャネルの強化とOMO(Online Merges with Offline)戦略の成功
弱気シナリオ(モート侵食)
大手スポーツ用品チェーンやECサイトとの価格競争激化
消費者のトレンド変化への対応遅れによる売上減少
店舗運営コストの増加による収益性の悪化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ヒマラヤへの投資が失敗するには、まず同社がスポーツ用品小売業界における競争優位性を全く構築できていない、あるいは既存の優位性を急速に失っているという状況が真実でなければならない。具体的には、競合他社がより魅力的な品揃え、低価格、優れた顧客体験を提供し、ヒマラヤの顧客基盤が急速に侵食されるシナリオである。また、同社が効果的な差別化戦略(例えば、特定のスポーツ分野に特化した専門性の強化や、独自の会員プログラムによる顧客囲い込み)を実行できず、価格競争に巻き込まれ続けることも、投資の失敗につながる。さらに、サプライチェーンの非効率性や、変化する消費者のニーズ(サステナビリティへの関心、健康志向の高まりなど)への対応の遅れが、収益性の低下を招く可能性も考慮すべきである。これらの要因が複合的に作用し、長期的な成長が見込めない状況が顕在化することが、投資の失敗を意味する。
5年後のモート予測
PB商品の強化やOMO戦略の推進により、既存顧客の維持と新規顧客獲得が進み、売上・利益ともに緩やかな成長を続ける。
競争環境は依然として厳しいものの、既存店舗の効率化とオンライン販売の伸長により、現状維持に近い業績推移となる。
価格競争の激化や消費者の嗜好変化への対応遅れにより、売上・利益ともに減少傾向が続く。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 104億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 47.1% | |
| 3. 利益の安定性 | 8年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -80.2% | |
| 6. 適度なPER | PER 944.4倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.64倍 |
合格数:0/7 部分的合格