王将フードサービス(9936)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 753 | 63 | 41 | -16 | 9.3 | 211.4 | — | 70.8 |
| FY2016 | 751 | 55 | 38 | 60 | 8.8 | 203.9 | — | 67.7 |
| FY2017 | 781 | 55 | 37 | 47 | 7.9 | 195.1 | 120.0 | 70.8 |
| FY2018 | 816 | 69 | 42 | 72 | 8.9 | 223.6 | 120.0 | 73.3 |
| FY2019 | 856 | 77 | 53 | 56 | 10.6 | 283.1 | 120.0 | 74.5 |
| FY2020 | 806 | 61 | 43 | 24 | 8.1 | 228.4 | 120.0 | 58.1 |
| FY2021 | 848 | 70 | 88 | 107 | 14.9 | 469.0 | 100.0 | 66.1 |
| FY2022 | 930 | 80 | 62 | 41 | 9.9 | 330.5 | 120.0 | 74.6 |
| FY2023 | 1,014 | 103 | 79 | 90 | 11.5 | 420.5 | 135.0 | 75.0 |
| FY2024 | 1,110 | 109 | 81 | 66 | 10.9 | 142.9 | 145.0 | 76.8 |
バフェット流モート診断
総合スコア:10/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中
「餃子の王将」ブランドは長年にわたり親しまれており、高い知名度と顧客ロイヤルティを確立している。特に、独自の調理法や味付けは模倣が難しく、ブランド価値を支えている。店舗数も全国に700店舗以上展開しており、ブランド浸透に貢献。
既存顧客は「餃子の王将」の味や価格に慣れており、他社の中華料理店への乗り換えは限定的と考えられる。しかし、外食産業全体としては選択肢が多く、顧客が容易に他店へ移行する可能性も否定できない。
該当するネットワーク効果は見られない。顧客が増えることでサービスの質が向上したり、プラットフォームの価値が高まるような構造ではない。
セントラルキッチン方式の導入や、食材の共同仕入れなど、効率化によるコスト削減努力は見られる。しかし、競合他社も同様の取り組みを行っており、圧倒的なコスト優位を築いているとは言えない。
国内に700店舗以上を展開する規模は、外食産業において一定の規模の経済性を実現している。仕入れや物流における交渉力は、小規模店舗と比較して優位性を持つ。
競合との比較優位
強気シナリオ
「餃子の王将」ブランドの更なる強化と新規顧客層の開拓
既存店の収益性改善と新業態開発による成長
デリバリー・テイクアウト事業の拡大による売上増加
弱気シナリオ(モート侵食)
原材料価格の高騰や人件費の上昇による収益圧迫
競合他社の積極的な出店や価格競争の激化
消費者の外食離れや健康志向の高まりによる需要減少
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
王将フードサービスの投資が失敗するには、まず「餃子の王将」というブランドが消費者の心から離れ、その独自の味や雰囲気がもはや魅力的でなくなってしまう必要がある。これは、競合他社が王将の味を完全に再現するか、あるいは消費者の嗜好が劇的に変化し、王将の提供する価値が時代遅れになることで起こりうる。また、セントラルキッチンや仕入れの効率化といったコスト管理が、想定外のサプライチェーンの混乱や、より革新的なオペレーションを持つ新規参入企業によって凌駕されることも考えられる。さらに、店舗展開における立地選定のミスが続き、既存店の収益性が悪化し、規模の経済性が失われるシナリオも考えられる。これらの要因が複合的に作用することで、王将の持続的な競争優位性は失われ、投資としての魅力は低下するだろう。
5年後のモート予測
ブランド力と店舗網を活かし、既存店強化とデリバリー・テイクアウトの拡大で着実に売上・利益を伸ばす。新業態開発も成功し、安定成長を続ける。
緩やかな人口減少の影響を受けつつも、ブランド力と効率的な店舗運営で堅調な業績を維持。原材料価格の変動に一部影響を受ける可能性。
原材料高や人件費高騰、競合激化により、既存店の収益性が悪化。消費者の嗜好変化にも対応できず、売上・利益ともに低迷する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 1,600億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 76.8% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -32.7% | |
| 6. 適度なPER | PER 19.8倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 2.16倍 |
合格数:3/7 部分的合格