3046

ジンズホールディングス(3046)に経済的な堀はあるか

小売業 小売

株価

現在株価
5,790
2026-09-01
時価総額
1,660 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 462 37 20 -2 13.0 82.6 25.0 58.1
FY2017 505 54 28 39 15.8 115.4 36.0 57.7
FY2018 549 61 31 17 15.7 129.2 48.0 62.6
FY2019 619 75 39 40 17.3 161.4 50.0 61.1
FY2020 603 56 17 39 9.5 71.5 25.0 33.3
FY2021 639 50 33 19 16.3 141.1 45.0 38.1
FY2022 669 33 8 5 3.7 32.2 17.0 37.3
FY2023 733 48 18 22 8.1 75.5 38.0 48.5
FY2024 830 78 47 86 18.3 200.2 61.0 47.4
FY2025 972 121 83 27 26.2 356.9 109.0 54.9

バフェット流モート診断

無形資産
●●○○○
2/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●●○○
3/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:9/25 主要モート:コスト優位 持続性:判定中

無形資産2/5

JINSは「JINS MEME」などの独自機能性レンズや、デザイン性の高いオリジナルフレームで一定のブランド認知を確立している。しかし、特許による独占的な優位性は限定的であり、競合他社も類似製品を開発する可能性がある。

スイッチングコスト1/5

眼鏡は一度購入すると数年は使用するため、一定のスイッチングコストは存在する。しかし、価格やデザイン、機能性など、他社製品への乗り換え障壁は低く、顧客ロイヤルティを維持する強力な要因とはなりにくい。

ネットワーク効果0/5

眼鏡小売業において、ユーザー数の増加がサービス価値を向上させるようなネットワーク効果は観測されない。

コスト優位3/5

SPA(製造小売業)モデルを採用し、企画・デザインから製造・販売まで一貫して行うことで、中間マージンを排除し、高品質な商品を適正価格で提供している。これがコスト優位性の源泉となっている。

規模の経済3/5

国内眼鏡市場において、JINSは主要プレイヤーの一つであり、店舗網の拡大と効率的なサプライチェーンにより、一定の規模の経済性を享受している。しかし、ゾフやパリミキといった競合も存在し、寡占度は限定的。

競合との比較優位

強気シナリオ

SPAモデルによるコスト優位性の維持・拡大

機能性レンズや新サービスの開発による顧客体験向上

海外市場への積極的な展開による成長加速

弱気シナリオ(モート侵食)

競合他社による価格競争の激化

機能性レンズ市場における技術革新の遅れ

国内市場の飽和と海外展開の失敗

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

ジンズホールディングスへの投資が失敗するには、まずSPAモデルの強みが失われることが考えられる。例えば、サプライチェーンの混乱や、主要な製造委託先との関係悪化により、コスト優位性が損なわれるシナリオだ。また、眼鏡市場全体が成熟し、新規顧客の獲得が困難になる中で、JINSが独自性を打ち出せなくなり、競合他社に顧客を奪われる可能性もある。特に、デザインや機能性で差別化を図る試みが失敗し、単なる価格競争に巻き込まれる状況は、同社のモートを大きく損なうだろう。さらに、海外市場への展開が計画通りに進まず、多額の投資が無駄になるリスクも考えられる。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的な競争優位性は失われるだろう。

5年後のモート予測

強気

SPAモデルと独自技術を武器に、国内市場でのシェア拡大と海外展開の成功により、売上・利益ともに堅調な成長を続ける。

中立

国内市場は競争激化するものの、SPAモデルによる価格競争力と一定のブランド力で、緩やかな成長を維持する。

弱気

競合の攻勢や市場の成熟により、成長が鈍化し、収益性が低下するリスクがある。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 1,660億
2. 健全な財務 自己資本比率 54.9%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 11年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 123.0%
6. 適度なPER PER 19.9倍
7. 適度なPBR PBR 5.23倍

合格数:5/7 防衛的投資家候補水準

直近の適時開示

同業他社

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