物語コーポレーション(3097)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 388 | 24 | 14 | -8 | 11.8 | 228.7 | 55.0 | 51.2 |
| FY2017 | 446 | 26 | 21 | -6 | 15.6 | 345.1 | 70.0 | 52.4 |
| FY2018 | 521 | 34 | 24 | 9 | 15.6 | 397.0 | 80.0 | 51.0 |
| FY2019 | 589 | 39 | 29 | 11 | 16.6 | 488.3 | 90.0 | 53.7 |
| FY2020 | 580 | 30 | 5 | -20 | 2.6 | 75.9 | 95.0 | 45.3 |
| FY2021 | 640 | 26 | 27 | 0 | 13.7 | 226.1 | 60.0 | 41.0 |
| FY2022 | 733 | 29 | 37 | 14 | 16.2 | 308.6 | 65.0 | 49.0 |
| FY2023 | 923 | 72 | 47 | 17 | 18.8 | 129.5 | 70.0 | 48.9 |
| FY2024 | 1,072 | 82 | 56 | 14 | 19.1 | 158.2 | 32.0 | 47.2 |
| FY2025 | 1,239 | 92 | 62 | -21 | 15.3 | 163.1 | 36.0 | 54.3 |
バフェット流モート診断
総合スコア:9/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中
「焼肉きんぐ」「丸源ラーメン」といった強力なブランド力を有し、特に「焼肉きんぐ」はファミリー層に高い認知度を誇る。店舗数も増加傾向にあり、ブランド浸透が進んでいる。M&Aによるブランド獲得も戦略の一つ。
飲食店の利用は、味、価格、立地、雰囲気など複合的な要因で決定されるため、顧客のスイッチングコストは限定的。しかし、リピート率の高さは一定の顧客ロイヤルティを示唆する。
飲食業であり、ネットワーク効果が直接的に働くビジネスモデルではない。
セントラルキッチン方式の導入や仕入れの効率化を進めているが、競合他社も同様の取り組みを行っており、顕著なコスト優位性は見出しにくい。規模の経済による効率化は限定的。
「焼肉きんぐ」は国内焼肉食べ放題市場でトップクラスの店舗数を誇り、一定の規模の経済を享受している。仕入れや物流における交渉力は、中小規模の競合に対して優位性を持つ可能性がある。
競合との比較優位
強気シナリオ
「焼肉きんぐ」のブランド力強化と新規出店による継続的な売上成長
「丸源ラーメン」など他業態の成長による収益源の多様化
M&Aによる事業規模拡大とブランドポートフォリオの拡充
弱気シナリオ(モート侵食)
外食産業全体の景気低迷や消費マインドの悪化
競合他社の積極的な出店攻勢や価格競争の激化
人件費や原材料費の高騰による収益性の悪化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
物語コーポレーションの投資が失敗するには、同社が築き上げてきたブランド価値が急速に失われる必要がある。例えば、食の安全に対する信頼が大きく損なわれるような不祥事が発生した場合や、競合他社がより革新的な顧客体験や低価格戦略を打ち出し、物語コーポレーションの主要ブランドの魅力が相対的に低下した場合である。また、消費者の嗜好が劇的に変化し、同社の主力業態が時代遅れと見なされるようになった場合も、その競争優位性は揺らぐだろう。さらに、人材確保難や人件費高騰が継続し、店舗運営の質が低下することで、顧客満足度が低下し、リピート率が低下することも考えられる。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的な成長は見込めなくなるだろう。
5年後のモート予測
「焼肉きんぐ」の圧倒的なブランド力と新規出店加速により、売上・利益ともに高い成長を維持。他業態も堅調に推移し、収益基盤がさらに強化される。
「焼肉きんぐ」を中心に安定成長を続けるが、外食市場の競争激化やコスト増の影響で成長率はやや鈍化。既存店売上の維持が鍵となる。
景気後退や消費低迷により、既存店売上が減少。コスト増も重なり、収益性が悪化。新規出店計画も遅延し、成長が停滞する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 1,808億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 54.3% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 11年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -19.1% | |
| 6. 適度なPER | PER 29.4倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 4.58倍 |
合格数:4/7 部分的合格