フジ(8278)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 3,174 | 72 | 48 | 32 | 6.8 | 136.4 | — | 44.4 |
| FY2017 | 3,166 | 72 | 56 | 77 | 6.6 | 155.2 | 15.0 | 52.4 |
| FY2018 | 3,124 | 72 | 73 | 28 | 8.5 | 189.8 | 20.0 | 53.3 |
| FY2019 | 3,135 | 65 | 52 | -37 | 5.9 | 137.2 | 20.0 | 51.3 |
| FY2020 | 3,154 | 60 | 42 | 43 | 4.5 | 109.5 | 20.0 | 51.7 |
| FY2021 | 3,209 | 74 | 39 | 22 | 4.1 | 103.2 | 20.0 | 54.4 |
| FY2022 | 7,850 | 113 | 90 | 96 | 4.3 | 104.2 | 25.0 | 48.5 |
| FY2023 | 8,010 | 151 | 74 | 160 | 3.4 | 85.8 | 30.0 | 50.5 |
| FY2024 | 8,089 | 130 | 38 | 38 | 1.8 | 44.1 | 30.0 | 52.9 |
| FY2025 | 8,143 | 112 | 82 | 416 | 3.6 | 94.4 | 30.0 | 54.7 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
フジは特定の強力なブランドや特許、規制ライセンス、独占的IPを有しているという情報は確認できない。一般的な小売業であり、無形資産による競争優位性は限定的と判断される。
フジのプライベートブランド(PB)商品や、店舗での品揃え、サービスなどが顧客のロイヤルティに一定程度寄与している可能性はある。しかし、競合他社への乗り換えコストが特に高いとは言えず、スイッチング・コストによる優位性は弱い。
小売業であるフジにおいて、ネットワーク効果が競争優位性の源泉となっているとは考えにくい。顧客が増えることで商品の価値が向上するようなビジネスモデルではない。
フジは地域密着型のスーパーマーケットを展開しており、効率的な店舗運営や仕入れルートの最適化により、一定のコスト競争力を維持している可能性がある。しかし、業界全体で価格競争が激しいため、構造的なコスト優位性は限定的。
フジは主に静岡県を中心に店舗を展開しており、一定の地域での規模の経済を活かしていると考えられる。しかし、全国規模で見ると、業界全体を代表するような寡占的な地位を築いているとは言えず、効率規模の優位性は中程度。
競合との比較優位
強気シナリオ
地域経済の活性化に伴う消費拡大
PB商品の拡充による収益性向上
デジタル化への対応による顧客利便性向上
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社(特に大手スーパーやドラッグストア)との価格競争激化
少子高齢化による地域人口減少と消費低迷
ECサイトの台頭による実店舗への影響
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
フジの投資が失敗するには、地域経済の持続的な衰退、競合他社による積極的な店舗展開と価格攻勢が、フジの既存店舗の収益性を蝕み続けるシナリオが考えられる。特に、大手スーパーマーケットチェーンがフジの主要な商圏に進出し、規模の経済を活かした低価格戦略を展開した場合、フジの価格競争力が失われ、顧客が競合に流出するリスクが高まる。また、消費者の購買行動がオンラインへと急速にシフトし、フジが効果的なデジタル戦略を展開できずに取り残されることも、失敗要因となり得る。さらに、サプライチェーンの混乱や原材料価格の高騰が、フジのコスト構造を悪化させ、利益率を圧迫し続ける状況も考えられる。
5年後のモート予測
地域経済の好調とPB戦略の成功により、売上・利益ともに緩やかな成長を続ける。デジタル対応も進み、顧客基盤を維持・拡大する。
地域経済の動向に左右されつつ、既存店売上の維持に努める。競合との競争は続くが、地域密着戦略で一定の地位を保つ。
人口減少と競合激化により、既存店売上が減少し、収益性が悪化する。デジタル化の遅れも響き、市場シェアを失う。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 1,815億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 54.7% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -3.3% | |
| 6. 適度なPER | PER 22.2倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.80倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-05-21 臨時報告書