アトム(7412)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 527 | 20 | 1 | 14 | 0.8 | 0.3 | — | 48.0 |
| FY2017 | 532 | 23 | 8 | 43 | 5.0 | 4.1 | 2.0 | 50.3 |
| FY2018 | 519 | 16 | -4 | 9 | -2.4 | -2.4 | 2.0 | 52.2 |
| FY2019 | 497 | 11 | -22 | 20 | -17.4 | -12.4 | 2.0 | 48.5 |
| FY2020 | 322 | -13 | -18 | -11 | -17.2 | -10.0 | 2.0 | 42.7 |
| FY2021 | 311 | -14 | 3 | 24 | 3.1 | 1.5 | 2.0 | 42.8 |
| FY2022 | 352 | -10 | -22 | -6 | -26.4 | -11.4 | 0.0 | 36.5 |
| FY2023 | 369 | -1 | -15 | -9 | -21.7 | -7.8 | 0.0 | 33.3 |
| FY2024 | 355 | -7 | 5 | 30 | 7.3 | 2.6 | 0.0 | 38.5 |
| FY2025 | 304 | 0 | -15 | -10 | -41.0 | -7.9 | 0.0 | 25.4 |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
アトムは「アトムグループ」としてのブランド認知はあるものの、個別の店舗ブランド(ステーキ宮、揚州商人など)の強力なブランド力や特許・IPは限定的。特定の規制ライセンスに依存する事業でもない。
既存顧客はポイントカードやアプリを通じて一定のロイヤルティを持つが、競合他社への乗り換えに対する心理的・経済的ハードルは低い。特別な会員制度や長期契約は存在しない。
顧客が増えることでサービスの質が向上するようなネットワーク効果は、飲食・小売業においては一般的に見られない。プラットフォームビジネスではない。
ゼンショーグループの一員であり、スケールメリットによる仕入れコスト削減の可能性はある。しかし、外食・小売業は競争が激しく、構造的なコスト優位を確立しているとは言い難い。
「ステーキ宮」や「がんこ炎」など、複数のブランドを展開し、全国に多数の店舗を持つ。一定の規模を持つことで、立地選定や効率的な店舗運営が可能になっている。
競合との比較優位
強気シナリオ
ゼンショーグループのシナジー効果によるコスト削減と仕入れ力強化
既存ブランドのテコ入れや新規ブランド開発による既存店売上高の回復
M&Aによる事業規模の拡大と収益基盤の強化
弱気シナリオ(モート侵食)
消費者の嗜好の変化への対応遅れによる既存店売上高の低迷
人件費や原材料費の高騰による収益性の悪化
競合他社との価格競争激化による利益率の低下
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
アトムの投資が失敗するには、ゼンショーグループとのシナジーが期待通りに発揮されず、むしろグループ内でのリソース配分が最適化されない状況が続く必要がある。また、各ブランドが独自の競争優位性を築けず、消費者の選択肢が増える中で、価格や立地といった表面的な要因でしか顧客を引きつけられなくなる事態も考えられる。特に、外食産業全体が構造的な変化(デリバリーの普及、健康志向の高まりなど)にうまく適応できず、アトムの既存のビジネスモデルが陳腐化していくシナリオも、失敗の要因となりうる。さらに、競合他社がより革新的な商品開発や顧客体験を提供し、アトムのブランドイメージが相対的に低下していくことも、モートの侵食につながるだろう。
5年後のモート予測
ゼンショーグループのシナジーを最大限に活かし、既存ブランドの再生と新規出店を両輪で進めることで、売上・利益ともに着実な成長を遂げる。
既存事業の安定運営を維持しつつ、コスト管理を徹底することで、緩やかな成長を続ける。大きな飛躍はないが、堅実な収益を確保する。
消費者のニーズ変化への対応遅れやコスト高騰により、既存店売上が低迷し、収益性が悪化。競争力の低下が顕著になる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 1,434億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 38.5% | |
| 3. 利益の安定性 | 4年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 270.5倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 26.59倍 |
合格数:1/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-24 臨時報告書