ベルク(9974)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 1,936 | 92 | 62 | 26 | 11.8 | 297.7 | — | 53.3 |
| FY2017 | 2,114 | 95 | 69 | 33 | 11.8 | 328.9 | 60.0 | 54.8 |
| FY2018 | 2,255 | 98 | 66 | 54 | 10.4 | 314.9 | 68.0 | 54.8 |
| FY2019 | 2,395 | 105 | 73 | 9 | 10.6 | 349.7 | 70.0 | 54.7 |
| FY2020 | 2,845 | 119 | 88 | 33 | 11.6 | 423.1 | 76.0 | 55.9 |
| FY2021 | 3,003 | 131 | 92 | -14 | 11.0 | 440.3 | 86.0 | 54.6 |
| FY2022 | 3,108 | 140 | 96 | -3 | 10.5 | 461.0 | 90.0 | 53.9 |
| FY2023 | 3,519 | 145 | 107 | 48 | 10.7 | 512.3 | 94.0 | 54.2 |
| FY2024 | 3,878 | 170 | 124 | 10 | 11.3 | 594.2 | 108.0 | 54.8 |
| FY2025 | 4,234 | 179 | 127 | -18 | 10.5 | 608.7 | 120.0 | 54.5 |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:コスト優位 持続性:判定中
ベルクは地域密着型のスーパーマーケットであり、特定の強力なブランド力や特許、規制ライセンスは確認できない。しかし、長年の地域での信頼や、独自のPB商品開発による一定のブランド認知は存在する可能性がある。
スーパーマーケット業界において、顧客が特定の店舗に強いスイッチング・コストを感じるケースは限定的である。価格、品揃え、利便性で他店に劣る場合、顧客は容易に乗り換える可能性がある。ただし、長年の利用による習慣や、特定のPB商品への愛着がわずかなスイッチング・コストを生む可能性はある。
ベルクのビジネスモデルには、ユーザー数の増加がサービス価値を向上させるネットワーク効果は基本的に見られない。
ベルクは「品質と価格のバランス」を重視し、効率的な店舗運営や仕入れ努力により、競合他社と比較して競争力のある価格設定を実現している。特に、生鮮食品の鮮度管理と価格の両立は、オペレーションの効率性を示唆する。
ベルクは関東圏を中心に店舗を展開しており、一定の規模を持つ。しかし、業界全体で見ると、イオンやセブン&アイ・ホールディングスのような巨大チェーンと比較すると、規模の経済性は限定的である。地域内でのシェアは高い可能性がある。
競合との比較優位
強気シナリオ
地域密着戦略による強固な顧客基盤の維持・拡大
効率的なサプライチェーンとPB商品によるコスト競争力の維持
M&Aや新規出店による緩やかな成長の実現
弱気シナリオ(モート侵食)
大手競合他社による価格攻勢や攻勢的な出店
人件費や原材料費の高騰による収益性の悪化
消費者の嗜好の変化への対応遅れ
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ベルクの投資が失敗するには、同社が長年培ってきた「品質と価格のバランス」という競争優位性が、急速に陳腐化する必要がある。具体的には、競合他社がより低価格で同等以上の品質を提供する、あるいは消費者の価値観が「価格」から「体験」や「サステナビリティ」へと劇的にシフトし、ベルクの既存の強みが全く通用しなくなるシナリオが考えられる。また、地域密着型スーパーというビジネスモデル自体が、オンライン販売の台頭や、より大規模なディスカウンターの進出によって、構造的に成り立たなくなる可能性も否定できない。さらに、後継者問題や経営陣の判断ミスにより、効率的なオペレーションが維持できなくなり、コスト優位性が失われることも考えられる。
5年後のモート予測
既存店の収益性向上と新規出店による緩やかな売上成長。PB商品強化と効率的な店舗運営により、利益率も安定的に推移する。
既存店売上は横ばい傾向だが、新規出店で緩やかな成長を維持。コスト削減努力により、利益は微増する見込み。
競争激化やコスト増により、既存店売上・利益ともに減少。新規出店も鈍化し、収益性が悪化する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 1,381億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 54.5% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 9.7% | |
| 6. 適度なPER | PER 10.9倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.15倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準
直近の適時開示
- 2026-05-22 臨時報告書