9974

ベルク(9974)に経済的な堀はあるか

小売業 小売

株価

現在株価
6,820
2026-09-01
時価総額
1,381 億円

主要指標

各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)

株価推移

チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。

▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 1,936 92 62 26 11.8 297.7 53.3
FY2017 2,114 95 69 33 11.8 328.9 60.0 54.8
FY2018 2,255 98 66 54 10.4 314.9 68.0 54.8
FY2019 2,395 105 73 9 10.6 349.7 70.0 54.7
FY2020 2,845 119 88 33 11.6 423.1 76.0 55.9
FY2021 3,003 131 92 -14 11.0 440.3 86.0 54.6
FY2022 3,108 140 96 -3 10.5 461.0 90.0 53.9
FY2023 3,519 145 107 48 10.7 512.3 94.0 54.2
FY2024 3,878 170 124 10 11.3 594.2 108.0 54.8
FY2025 4,234 179 127 -18 10.5 608.7 120.0 54.5

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●●○○
3/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:7/25 主要モート:コスト優位 持続性:判定中

無形資産1/5

ベルクは地域密着型のスーパーマーケットであり、特定の強力なブランド力や特許、規制ライセンスは確認できない。しかし、長年の地域での信頼や、独自のPB商品開発による一定のブランド認知は存在する可能性がある。

スイッチングコスト1/5

スーパーマーケット業界において、顧客が特定の店舗に強いスイッチング・コストを感じるケースは限定的である。価格、品揃え、利便性で他店に劣る場合、顧客は容易に乗り換える可能性がある。ただし、長年の利用による習慣や、特定のPB商品への愛着がわずかなスイッチング・コストを生む可能性はある。

ネットワーク効果0/5

ベルクのビジネスモデルには、ユーザー数の増加がサービス価値を向上させるネットワーク効果は基本的に見られない。

コスト優位3/5

ベルクは「品質と価格のバランス」を重視し、効率的な店舗運営や仕入れ努力により、競合他社と比較して競争力のある価格設定を実現している。特に、生鮮食品の鮮度管理と価格の両立は、オペレーションの効率性を示唆する。

規模の経済2/5

ベルクは関東圏を中心に店舗を展開しており、一定の規模を持つ。しかし、業界全体で見ると、イオンやセブン&アイ・ホールディングスのような巨大チェーンと比較すると、規模の経済性は限定的である。地域内でのシェアは高い可能性がある。

競合との比較優位

強気シナリオ

地域密着戦略による強固な顧客基盤の維持・拡大

効率的なサプライチェーンとPB商品によるコスト競争力の維持

M&Aや新規出店による緩やかな成長の実現

弱気シナリオ(モート侵食)

大手競合他社による価格攻勢や攻勢的な出店

人件費や原材料費の高騰による収益性の悪化

消費者の嗜好の変化への対応遅れ

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

ベルクの投資が失敗するには、同社が長年培ってきた「品質と価格のバランス」という競争優位性が、急速に陳腐化する必要がある。具体的には、競合他社がより低価格で同等以上の品質を提供する、あるいは消費者の価値観が「価格」から「体験」や「サステナビリティ」へと劇的にシフトし、ベルクの既存の強みが全く通用しなくなるシナリオが考えられる。また、地域密着型スーパーというビジネスモデル自体が、オンライン販売の台頭や、より大規模なディスカウンターの進出によって、構造的に成り立たなくなる可能性も否定できない。さらに、後継者問題や経営陣の判断ミスにより、効率的なオペレーションが維持できなくなり、コスト優位性が失われることも考えられる。

5年後のモート予測

強気

既存店の収益性向上と新規出店による緩やかな売上成長。PB商品強化と効率的な店舗運営により、利益率も安定的に推移する。

中立

既存店売上は横ばい傾向だが、新規出店で緩やかな成長を維持。コスト削減努力により、利益は微増する見込み。

弱気

競争激化やコスト増により、既存店売上・利益ともに減少。新規出店も鈍化し、収益性が悪化する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 1,381億
2. 健全な財務 自己資本比率 54.5%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 9.7%
6. 適度なPER PER 10.9倍
7. 適度なPBR PBR 1.15倍

合格数:5/7 防衛的投資家候補水準

直近の適時開示

同業他社

もっと深く分析したい?

モート先生 AI が ベルク の事業を 4 賢人の理論で詳しく解説します

モート先生に聞く →