壱番屋(7630)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 336 | 37 | 24 | 31 | 8.3 | 74.9 | — | 75.1 |
| FY2017 | 495 | 47 | 32 | 38 | 10.5 | 99.9 | 52.5 | 71.9 |
| FY2018 | 502 | 44 | 28 | 23 | 9.1 | 87.4 | 76.0 | 70.7 |
| FY2019 | 515 | 52 | 33 | 45 | 10.5 | 102.1 | 78.0 | 67.7 |
| FY2020 | 442 | 26 | 17 | -10 | 5.7 | 54.4 | 80.0 | 73.1 |
| FY2021 | 450 | 29 | 29 | 48 | 9.5 | 91.6 | 80.0 | 71.3 |
| FY2022 | 483 | 36 | 25 | 30 | 8.2 | 79.5 | 80.0 | 72.0 |
| FY2023 | 551 | 47 | 27 | 11 | 8.6 | 16.8 | 80.0 | 70.2 |
| FY2024 | 610 | 49 | 32 | 23 | 9.7 | 19.9 | 80.0 | 68.8 |
| FY2025 | 655 | 47 | 26 | 7 | 7.8 | 16.1 | 16.0 | 67.0 |
バフェット流モート診断
総合スコア:8/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中
「カレーハウスCoCo壱番屋」ブランドは、国内カレーチェーンとして圧倒的な認知度と顧客ロイヤルティを確立している。店舗数も国内1,200店以上、海外150店以上と多く、長年の出店戦略で培われたブランド力は容易に模倣できない。
カレーという商品の性質上、顧客が他社チェーンや個人経営店に乗り換える際の心理的・物理的ハードルは低い。ただし、長年の利用による習慣や店舗立地への慣れは限定的なスイッチングコストとなり得る。
同社のビジネスモデルは、顧客数が増えることで直接的にサービスの価値が向上するネットワーク効果は発生しない。店舗網の拡大はブランド浸透に寄与するが、ネットワーク効果とは異なる。
セントラルキッチン方式の導入や、標準化されたオペレーションによる一定のコスト効率は追求しているが、外食産業全体で見ると、原材料調達や人件費における構造的なコスト優位性は限定的。
国内カレーチェーン市場においてトップクラスの店舗数と売上規模を有しており、スケールメリットによる仕入れや販促活動での優位性は存在する。しかし、市場全体が巨大ではないため、寡占度は限定的。
競合との比較優位
強気シナリオ
「CoCo壱番屋」ブランドのさらなる浸透と、海外市場での積極的な店舗展開による成長。
既存顧客のロイヤルティ維持と、メニュー開発による新規顧客獲得。
効率的な店舗運営とサプライチェーン管理による収益性向上。
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社の低価格戦略や、多様な食のトレンドへの対応遅れ。
人件費や原材料費の高騰が収益性を圧迫。
海外市場でのブランド浸透の遅れや、現地ニーズへの不適合。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
壱番屋の投資が失敗するには、まず「CoCo壱番屋」というブランド価値が急速に失われる必要がある。これは、食の安全に関する重大な問題の発生、あるいは消費者の嗜好が劇的に変化し、カレーというジャンル自体が衰退するような事態が考えられる。また、競合企業が、壱番屋のブランド力を凌駕するような、より魅力的で低価格な代替ブランドを、国内および海外市場で急速に展開し、壱番屋の市場シェアを奪うシナリオも考えられる。さらに、 franchise(フランチャイズ)網の維持・管理が困難になり、店舗運営の質が低下し、顧客体験が悪化することも、壱番屋の競争優位性を損なう要因となり得る。これらの要因が複合的に作用することで、壱番屋の持続的な競争優位性は失われるだろう。
5年後のモート予測
ブランド力と店舗網を武器に、国内市場での地位を維持しつつ、海外展開を加速。メニュー革新と効率化で着実な増収増益を達成する。
国内市場は成熟しつつも、ブランドロイヤルティを維持。海外展開は緩やかに進展し、安定的な収益基盤を維持する。
競合激化とコスト増により、国内市場でのシェア低下。海外展開も苦戦し、収益性が悪化する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 1,394億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 67.0% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -41.3% | |
| 6. 適度なPER | PER 54.4倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 4.32倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-01 臨時報告書