杉本商事(9932)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 416 | 20 | 16 | 13 | 5.8 | 147.6 | — | 82.6 |
| FY2017 | 443 | 25 | 19 | 13 | 6.4 | 173.1 | 47.0 | 82.6 |
| FY2018 | 454 | 29 | 22 | 18 | 7.2 | 201.5 | 55.0 | 84.0 |
| FY2019 | 439 | 25 | 19 | 20 | 6.1 | 177.0 | 70.0 | 85.1 |
| FY2020 | 404 | 21 | 17 | 31 | 5.4 | 164.3 | 80.0 | 84.4 |
| FY2021 | 431 | 21 | 16 | 1 | 5.1 | 161.4 | 90.0 | 84.2 |
| FY2022 | 456 | 22 | 21 | 2 | 6.2 | 208.5 | 60.0 | 88.7 |
| FY2023 | 466 | 23 | 19 | 14 | 5.2 | 186.2 | 65.0 | 84.4 |
| FY2024 | 495 | 24 | 19 | 9 | 5.4 | 98.2 | 70.0 | 83.7 |
| FY2025 | 486 | 20 | 21 | 27 | 6.2 | 117.3 | 70.0 | 77.9 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
杉本商事の事業内容(金属製品、非鉄金属、資源、化学品等の卸売)において、特許、ブランド力、規制ライセンスといった強力な無形資産の存在を示す具体的な情報は確認できない。
金属製品や化学品などの卸売業では、特定のサプライヤーとの長年の取引関係や、顧客の生産ラインに合わせたカスタマイズされたサービス提供により、一定のスイッチング・コストが発生する可能性がある。しかし、汎用品の取り扱いも多く、価格競争力や代替サプライヤーの存在から、その効果は限定的と考えられる。
杉本商事の事業モデルは、サプライヤーと顧客を繋ぐ卸売業であり、プラットフォーム型ビジネスのようなネットワーク効果が働く構造ではない。
長年の事業活動で培われたサプライヤーとの交渉力や、効率的な物流網の構築により、一定のコスト優位性を有している可能性がある。しかし、同業他社も同様の努力をしていると考えられ、構造的なコスト優位性は限定的と推測される。
金属製品、非鉄金属、資源、化学品といった幅広い分野で多岐にわたる製品を取り扱っており、一定の事業規模を有している。これにより、多様な顧客ニーズに対応し、仕入れにおける交渉力を高めていると考えられる。業界内での一定の地位を確立している可能性。
競合との比較優位
強気シナリオ
金属資源価格の上昇局面における収益拡大
新規事業分野(例:再生可能エネルギー関連資材)への展開成功
M&Aによる事業規模の拡大とシナジー効果の発現
弱気シナリオ(モート侵食)
主要取扱品目の価格下落による収益悪化
サプライヤーや顧客の集中リスク顕在化
新規参入企業による価格競争の激化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
杉本商事の投資が失敗するには、まず同社が長年培ってきたサプライヤーとの強固な関係性が、より有利な条件を提示する競合他社や、直接取引を志向する顧客の増加によって急速に失われる必要がある。また、同社が強みとする事業規模が、効率化やデジタル化を推進する競合に対して陳腐化し、コスト競争力や顧客対応力で劣後する状況が生まれることも考えられる。さらに、主要取扱品目の価格変動リスクをヘッジする能力が低下し、市況悪化時に大きな損失を被る、あるいは、成長分野への投資が失敗し、既存事業の縮小を補えないといったシナリオも、この投資の失敗に繋がるだろう。
5年後のモート予測
金属資源価格の安定的な上昇と、再生可能エネルギー関連資材など成長分野への積極的な事業展開により、売上・利益ともに堅調な成長を遂げる。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな市場成長や一部新規分野への取り組みにより、微増益基調を維持する。
主要取扱品目の価格下落や、グローバルなサプライチェーンの混乱、競争激化により、売上・利益ともに減少基調に陥る。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 217億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 77.9% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -17.5% | |
| 6. 適度なPER | PER 10.3倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.62倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-18 臨時報告書