JBCCホールディングス(9889)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 861 | 17 | 4 | 16 | 3.3 | 25.6 | — | 33.5 |
| FY2016 | 833 | 19 | 13 | 22 | 9.2 | 75.1 | — | 35.9 |
| FY2017 | 631 | 21 | 12 | -6 | 8.0 | 70.8 | 27.0 | 48.0 |
| FY2018 | 589 | 26 | 18 | 17 | 11.3 | 106.4 | 32.0 | 46.8 |
| FY2019 | 656 | 35 | 20 | 33 | 12.4 | 119.8 | 46.0 | 42.4 |
| FY2020 | 600 | 26 | 19 | 24 | 11.0 | 120.2 | 50.0 | 50.6 |
| FY2021 | 559 | 31 | 22 | 35 | 12.5 | 140.3 | 50.0 | 54.2 |
| FY2022 | 581 | 38 | 27 | -1 | 13.5 | 170.6 | 58.0 | 55.3 |
| FY2023 | 652 | 44 | 32 | 16 | 15.1 | 203.4 | 72.0 | 56.9 |
| FY2024 | 699 | 62 | 46 | 70 | 19.0 | 74.2 | 94.0 | 54.4 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
財務データが未収録のため、ブランド力、特許、規制ライセンス、IPなどの無形資産に関する具体的な評価は困難です。公開情報からは、特定の強力な無形資産の存在を示す情報は確認できません。
JBCCホールディングスはITサービスを提供しており、特に基幹システムやERP導入など、顧客の業務に深く関わるシステム構築・運用保守においては、システム変更に伴うコストやリスクから、一定のスイッチング・コストが発生する可能性があります。しかし、競合他社も同様のサービスを提供しており、乗り換え障壁が極めて高いとは言えません。
同社の事業内容(ITサービス、システムインテグレーション、クラウドサービス等)において、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果は、主要な競争優位性とは考えられません。プラットフォーム型ビジネスとは異なります。
ITサービス業界全体として、効率的なオペレーションやスケールメリットによるコスト削減は重要ですが、JBCCホールディングスが構造的に圧倒的なコスト優位性を持つという明確な証拠はありません。価格競争力は、個別の案件やサービス内容に依存する可能性が高いです。
ITサービス業界において、長年の実績と顧客基盤を持つ同社は、一定の規模と信頼性を有しています。特に、大企業向けのシステム開発・運用保守においては、一定の規模を持つ企業が有利となる場面があり、業界内での地位を確立しています。しかし、業界全体を支配するほどの寡占状態ではありません。
競合との比較優位
強気シナリオ
DX需要の拡大によるITサービス需要の継続的な増加
クラウド移行やデータ活用支援における強みの発揮
長年の顧客との関係性を活かした高付加価値サービスの提供拡大
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による価格攻勢や技術革新への対応遅れ
主要顧客の業績悪化やIT投資抑制の影響
サイバーセキュリティリスクの増大とそれに伴う信頼性低下
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、まず同社がITサービス市場における競争優位性を失い、特にクラウド化やDX推進といった時代の変化に対応できなくなることが考えられます。具体的には、競合他社がより革新的な技術や効率的なサービス提供モデルを導入し、顧客のニーズをより的確に捉えることで、JBCCホールディングスの既存の顧客基盤が侵食されるシナリオです。また、長年の顧客との関係性が、新しい技術やサービスへの移行を妨げる足かせとなり、結果として技術的陳腐化が進む可能性も否定できません。さらに、ITインフラの維持・運用におけるコスト競争力や、セキュリティインシデント発生による信頼失墜が、事業継続の大きなリスクとなることも考えられます。
5年後のモート予測
DX需要の追い風を受け、クラウドサービスやデータ活用支援で収益を拡大。長年の顧客基盤を活かし、高付加価値サービスで安定成長を続ける。
ITサービス市場の成長に伴い、堅調な事業展開を維持。ただし、競争激化や技術変化への対応が成長の鍵となる。
競合の攻勢や技術革新への対応遅れ、主要顧客の業績悪化により、収益が伸び悩む。特にクラウドシフトの遅れが響く可能性。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 740億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 54.4% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -19.1% | |
| 6. 適度なPER | PER 16.1倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 3.06倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-08-06 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-07-06 臨時報告書
- 2026-06-24 臨時報告書