シャルレ(9885)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 188 | 12 | 10 | 70 | 4.7 | 52.4 | — | 87.4 |
| FY2016 | 181 | 7 | 3 | 35 | 1.4 | 15.3 | — | 86.8 |
| FY2017 | 175 | 5 | 3 | 3 | 1.7 | 20.3 | 15.0 | 88.5 |
| FY2018 | 165 | 4 | 2 | -36 | 1.1 | 14.1 | 15.0 | 87.7 |
| FY2019 | 157 | 2 | 1 | 7 | 0.4 | 4.7 | 10.0 | 87.1 |
| FY2020 | 138 | -8 | -13 | 23 | -7.4 | -84.0 | 10.0 | 88.2 |
| FY2021 | 156 | 17 | 10 | 24 | 5.4 | 64.2 | 10.0 | 85.0 |
| FY2022 | 133 | 3 | -7 | -18 | -4.2 | -46.8 | 8.0 | 86.9 |
| FY2023 | 132 | 6 | 6 | 16 | 3.2 | 37.0 | 8.0 | 85.6 |
| FY2024 | 115 | -10 | -10 | -45 | -6.0 | -64.5 | 26.0 | 87.5 |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中
シャルレは、特定の強力なブランドや特許、規制ライセンス、独占的IPを基盤とした無形資産による競争優位性は、公開情報からは確認できません。主力事業である婦人肌着や化粧品等の分野で、他社との差別化を明確に示す無形資産の存在は限定的です。
婦人肌着や化粧品といった消費財の性質上、顧客が競合他社製品へ乗り換える際の直接的な金銭的・時間的コストは低いと考えられます。ただし、長年の愛用によるブランドロイヤリティや、特定のサイズ・フィット感への慣れが、限定的なスイッチング・コストとして機能する可能性はあります。
シャルレの事業モデルにおいて、ユーザー数の増加が製品やサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果は観察されません。顧客間の相互作用やプラットフォーム効果は、競争優位の源泉とはなり得ないと考えられます。
卸売業としての効率的なサプライチェーンや、長年の事業運営で培われた調達ノウハウなどが、一定のコスト効率に寄与している可能性はあります。しかし、競合他社と比較して構造的に大幅なコスト優位性を確立しているという明確な証拠は、公開情報からは見当たりません。
卸売業として一定の事業規模を有しており、これにより一定の購買力や物流効率を発揮していると考えられます。しかし、業界全体で見ると、より大規模な競合他社も存在し、シャルレが規模の経済を独占的に享受している状況とは言えません。効率規模による明確な優位性は限定的です。
競合との比較優位
強気シナリオ
新規顧客層へのアプローチ成功による売上拡大
高付加価値商品の開発・投入による収益性向上
効率的なサプライチェーン管理によるコスト削減効果の拡大
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による価格競争の激化
消費者の嗜好変化への対応遅れによる需要減少
原材料価格の高騰や円安による採算悪化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
シャルレの競争優位性が失われるシナリオは、まず、主力製品である婦人肌着や化粧品市場において、強力なブランド力を持つ新規参入企業や、既存大手競合が、より革新的な商品開発や効果的なマーケティング戦略を展開し、シャルレの顧客基盤を急速に侵食する状況が考えられます。また、長年培ってきた販売チャネル(特に訪問販売など)の有効性が、デジタル化の進展や消費者の購買行動の変化によって急速に陳腐化し、新たな販売網の構築に失敗するケースも、競争力の低下に直結するでしょう。さらに、サプライチェーンにおけるコスト管理能力が競合に劣後し、価格競争力や利益率で差をつけられるようになれば、現在の限定的な優位性すら維持できなくなると考えられます。
5年後のモート予測
新規顧客獲得と高付加価値商品投入により、売上・利益ともに緩やかな成長を続ける。効率的なサプライチェーン維持で収益性も安定。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな市場成長に沿った成長。競争環境の激化により、大幅な成長は限定的。
消費者の嗜好変化や競合激化により、売上・利益ともに減少傾向。コスト構造の悪化も重なり、収益性が悪化する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 55億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 85.6% | |
| 3. 利益の安定性 | 7年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 9.4倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.30倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-07-07 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-06-25 臨時報告書
- 2026-06-03 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)