英和(9857)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 329 | 10 | 7 | 3 | 7.9 | 108.0 | — | 39.0 |
| FY2017 | 344 | 11 | 7 | 1 | 7.8 | 115.9 | 28.0 | 39.9 |
| FY2018 | 374 | 15 | 9 | 5 | 9.5 | 148.7 | 26.0 | 40.1 |
| FY2019 | 377 | 17 | 11 | 12 | 10.5 | 178.1 | 32.0 | 41.9 |
| FY2020 | 392 | 17 | 12 | 23 | 9.8 | 184.0 | 37.0 | 42.8 |
| FY2021 | 374 | 16 | 11 | 2 | 8.4 | 168.6 | 39.0 | 45.0 |
| FY2022 | 413 | 19 | 13 | 2 | 9.5 | 208.7 | 39.0 | 44.2 |
| FY2023 | 433 | 23 | 17 | 7 | 10.6 | 263.6 | 53.0 | 49.3 |
| FY2024 | 471 | 28 | 20 | 4 | 11.5 | 308.8 | 65.0 | 51.2 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 80.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
英和(9857)の事業内容(産業用特殊鋼棒鋼、線材、形鋼等の鋼材及び金属材料の専門商社)からは、特許、ブランド、規制ライセンス等の明確な無形資産の存在を示す情報は確認できません。
鋼材卸売業という性質上、顧客は価格や納期、品質を重視してサプライヤーを選定する傾向があります。特定のサプライヤーとの長年の取引関係や、特殊な鋼材の調達ルート確立により、一定のスイッチングコストは存在する可能性がありますが、一般的に代替可能な商品も多く、乗り換え障壁は限定的と考えられます。
英和の事業モデルは、サプライヤーと顧客を繋ぐ卸売業であり、ユーザー数の増加がサービス価値を直接的に高めるネットワーク効果は発生しないと考えられます。
鋼材卸売業においては、仕入れ交渉力、物流効率、在庫管理能力がコスト競争力に影響します。英和がこれらの点で業界平均を上回る優位性を持っているかは不明ですが、規模の経済や効率化努力により、一定のコスト管理は行われていると推測されます。
産業用特殊鋼棒鋼、線材、形鋼等の鋼材及び金属材料の専門商社として、特定のニッチ市場において一定のシェアを確保している可能性があります。業界内での長年の経験と、特定の顧客層・サプライヤーとの関係構築により、効率的な事業運営が可能となっていると考えられます。
競合との比較優位
強気シナリオ
特定のニッチ市場における高いシェア維持・拡大
サプライヤーとの強固な関係性による安定的な仕入れ
顧客ニーズへの的確な対応による継続的な取引獲得
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による価格競争の激化
主要顧客の業績悪化や需要減少
代替材料や新技術の登場による鋼材需要の変化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
英和の投資が失敗するには、まずその主要な競争優位性である「効率規模」が崩壊する必要がある。これは、競合他社がより大規模な調達網や効率的な物流システムを構築し、英和よりも大幅に低いコストで鋼材を供給できるようになる場合に起こりうる。また、顧客が代替材料への移行を容易に進めたり、直接メーカーから調達する動きが加速したりすることも、英和の規模の経済を無意味にする可能性がある。さらに、長年培ってきたサプライヤーとの関係性が、より魅力的な条件を提示する競合他社に奪われるシナリオも考えられる。これらの要因が複合的に作用し、英和が市場での存在意義を失うことが、投資失敗の道筋となるだろう。
5年後のモート予測
ニッチ市場でのシェア拡大と、サプライヤー・顧客との関係強化により、安定的な収益成長を達成する。
現状の市場環境を維持し、緩やかな成長または横ばいの業績推移となる。
価格競争の激化や需要の低迷により、収益性が悪化し、市場シェアを失う。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 155億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 51.2% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 22.3% | |
| 6. 適度なPER | PER 7.9倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.91倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-26 臨時報告書