9742

アイネス(9742)に経済的な堀はあるか

情報・通信業 情報通信・サービスその他

株価

現在株価
2,366
2026-09-01
時価総額
425 億円

主要指標

各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)

株価推移

チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。

▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 385 24 16 58 4.3 60.2 67.1
FY2017 361 16 11 9 2.7 40.5 18.0 69.4
FY2018 381 22 15 23 4.1 56.9 20.0 67.1
FY2019 423 29 21 130 5.5 86.7 25.0 71.9
FY2020 416 28 14 -97 3.7 60.2 40.0 75.7
FY2021 400 20 13 50 3.8 57.2 40.0 73.9
FY2022 424 38 25 3 7.0 122.2 40.0 74.8
FY2023 406 29 18 -78 4.8 86.3 45.0 69.4
FY2024 406 35 24 12 6.2 117.1 50.0 69.1
FY2025 366 -6 -18 53 -5.0 -88.6 55.0 74.9

バフェット流モート診断

無形資産
○○○○○
0/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:5/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中

無形資産0/5

アイネスは特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPを保有しているという公開情報は見当たらない。事業内容は主にシステム開発・運用・保守であり、これらの無形資産による競争優位性は限定的と考えられる。

スイッチングコスト2/5

顧客の基幹システムを長年受託・運用している場合、システム更改やベンダー変更には多大なコストとリスクが伴うため、一定のスイッチング・コストが発生する可能性がある。しかし、技術革新や競合の提案力によっては乗り換えの可能性も否定できない。

ネットワーク効果0/5

アイネスの事業モデルは、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果を生み出す構造ではない。個々の顧客との個別契約に基づいてサービスを提供しており、プラットフォーム型ビジネスのような特性は見られない。

コスト優位1/5

システム開発・運用・保守業界は競争が激しく、価格競争に陥りやすい。アイネスが構造的に他社より大幅に低いコストでサービスを提供できるような優位性を示す具体的な証拠はない。効率化努力は行われていると推測される。

規模の経済2/5

情報通信サービス業界において、アイネスは中堅規模の企業と見られる。業界全体に対する最適な規模の少数寡占を形成しているとは言えず、大手SIerや専門特化型企業との競争環境にある。規模の経済による明確な優位性は限定的。

競合との比較優位

強気シナリオ

既存顧客との長期契約維持・更新

DX推進によるシステム更改需要の取り込み

特定分野における技術力・ノウハウの蓄積

弱気シナリオ(モート侵食)

大手SIerとの価格競争激化

技術革新への対応遅れによる陳腐化

主要顧客の業績悪化やシステム投資抑制

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

アイネスの投資が失敗するには、まず顧客との関係性が想定以上に脆弱であることが真実でなければならない。つまり、スイッチング・コストが低いと見られていたにも関わらず、実際には顧客が容易に他社へ移行し、アイネスの受注が減少するシナリオである。具体的には、競合他社がより低価格で、あるいはより先進的な技術を提供し、顧客がリスクを冒してでも乗り換えるインセンティブが働く状況が考えられる。また、アイネスが長年培ってきた特定の技術やノウハウが、急速な技術革新によって陳腐化し、市場価値を失うことも、この投資の失敗を招く要因となる。さらに、アイネスが依存する特定の業界や顧客層が構造的な不況に陥り、システム投資そのものが縮小する可能性も考慮すべきである。

5年後のモート予測

強気

DX需要の拡大と既存顧客基盤の維持により、安定的な収益成長が見込まれる。特に、金融機関向けシステムでの強みを活かし、クラウド移行やデータ活用支援でシェアを拡大する。

中立

既存顧客との関係性を維持しつつ、緩やかな成長を続ける。新規顧客獲得は限定的で、競争環境の厳しさから利益率は横ばい傾向となる。

弱気

技術革新への対応遅れや価格競争の激化により、既存顧客の離脱や受注単価の低下が発生。収益は減少に転じ、業界再編の波にさらされるリスクがある。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 425億
2. 健全な財務 自己資本比率 69.1%
3. 利益の安定性 9年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 %
6. 適度なPER PER 17.5倍
7. 適度なPBR PBR 1.08倍

合格数:2/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

もっと深く分析したい?

モート先生 AI が アイネス の事業を 4 賢人の理論で詳しく解説します

モート先生に聞く →