じげん(3679)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 50 | 16 | 9 | 8 | 24.7 | 17.4 | — | 41.2 |
| FY2016 | 76 | 23 | 13 | -5 | 20.4 | 24.4 | — | 45.8 |
| FY2017 | 103 | 33 | 22 | 3 | 19.1 | 19.7 | 0.0 | 61.9 |
| FY2018 | 129 | 41 | 28 | 24 | 20.4 | 25.2 | 0.0 | 68.8 |
| FY2019 | 132 | 38 | 27 | 5 | 16.4 | 24.0 | 2.0 | 72.6 |
| FY2020 | 126 | -11 | -20 | 8 | -15.1 | -18.1 | 3.0 | 64.6 |
| FY2021 | 153 | 33 | 23 | 26 | 15.2 | 20.9 | 3.0 | 69.1 |
| FY2022 | 187 | 42 | 29 | 11 | 18.2 | 27.9 | 3.5 | 52.9 |
| FY2023 | 232 | 54 | 38 | 59 | 19.5 | 36.5 | 4.0 | 56.3 |
| FY2024 | 255 | 57 | 39 | 49 | 19.4 | 38.1 | 6.5 | 53.2 |
バフェット流モート診断
総合スコア:8/25 主要モート:none 持続性:判定中
「じげん」というブランド認知度は一定程度あるが、特許や独占的IPによる明確な優位性は見られない。M&Aによる事業拡大で無形資産を蓄積している側面はあるが、競争優位の源泉としては弱い。
求人メディアや不動産メディアなど、複数のプラットフォームを提供。ユーザーは複数のサービスを併用する傾向があり、乗り換えコストは限定的。しかし、特定のプラットフォームへの依存度が高いユーザー層も存在しうる。
求人メディアでは、求職者と企業のマッチングが成立することでプラットフォームの価値が高まる側面がある。しかし、エン・ジャパンやリクルートなどの大手競合が存在し、明確なネットワーク効果の優位性は確立されていない。
M&Aによる事業拡大で規模の経済を追求しているが、情報サービス業という性質上、構造的なコスト優位性は築きにくい。広告宣伝費や人件費が収益を圧迫する可能性はある。
複数の事業領域で一定のシェアを獲得しているが、業界全体で見ると寡占度は低く、大手競合との競争が激しい。M&Aによる規模拡大は継続しているものの、効率規模の優位性はまだ限定的。
競合との比較優位
強気シナリオ
M&A戦略の成功による事業ポートフォリオの強化とシナジー効果の発現
新規事業領域への展開や既存事業のDX推進による成長
「じげん」ブランドのさらなる浸透とユーザー基盤の拡大
弱気シナリオ(モート侵食)
M&Aの失敗や統合コストの増大による収益性の悪化
競合他社との激しい価格競争やサービス差別化の失敗
プラットフォームへの依存度低下やユーザー離れによる成長鈍化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
じげんの投資が失敗するシナリオは、まずM&A戦略が期待通りの成果を上げられないことである。買収した企業の収益性が悪化したり、統合プロセスで想定外のコストが発生したりすることで、財務状況が悪化する可能性がある。また、主要事業である求人メディアや不動産メディアにおいて、エン・ジャパンやリクルートといった強力な競合との差別化に失敗し、ユーザー獲得競争で劣後することも考えられる。特に、プラットフォームのネットワーク効果が十分に発揮されず、ユーザーがより魅力的な競合サービスへ流出する事態になれば、成長の源泉が失われる。さらに、景気変動の影響を受けやすい事業構造であるため、経済全体の減速が広告需要の低下を招き、収益を圧迫するリスクも無視できない。これらの要因が複合的に作用することで、当初の成長期待が裏切られる可能性がある。
5年後のモート予測
M&Aと既存事業の成長が両輪となり、売上・利益ともに堅調に拡大。新規事業も軌道に乗り、多角化が進む。
M&Aは緩やかに継続するが、既存事業の成長は鈍化。競争環境の厳しさから利益率は横ばい。
M&Aの成果が出ず、既存事業も競争激化で失速。収益性は悪化し、成長軌道から外れる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 412億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 53.2% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 8年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 22.2% | |
| 6. 適度なPER | PER 10.7倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 2.04倍 |
合格数:3/7 部分的合格