9424

日本通信(9424)に経済的な堀はあるか

情報・通信業 情報通信・サービスその他

株価

現在株価
117
2026-09-01
時価総額
207 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 41 -20 -22 -28 -79.8 -15.4 46.0
FY2016 27 -17 -22 -9 -125.2 -15.2 35.0
FY2017 30 -11 -23 -1 -260.0 -15.1 0.0 43.6
FY2018 35 -5 -5 -4 -76.0 -3.1 0.0 37.5
FY2019 35 -7 -8 -7 -153.3 -5.2 0.0 36.0
FY2020 35 -2 -3 4 -80.1 -1.7 0.0 14.2
FY2021 46 3 3 -3 37.5 1.8 0.0 33.6
FY2022 61 7 7 7 45.0 4.2 0.0 46.1
FY2023 74 11 14 9 45.8 8.3 0.0 62.8
FY2024 92 10 8 -2 21.9 5.1 0.0 50.4

バフェット流モート診断

無形資産
○○○○○
0/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●○○○○
1/5

総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中

無形資産0/5

日本通信はMVNO事業を主軸としており、強力なブランド力や特許、規制ライセンスによる明確な無形資産の優位性は現時点では確認できない。独自の技術やブランド構築への投資は限定的と見られる。

スイッチングコスト1/5

MVNO市場においては、料金プランの変更や他社への乗り換えは比較的容易であり、顧客のスイッチング・コストは低い。ただし、一部の長期契約者や特定のサービス利用者は乗り換えに一定の手間を感じる可能性がある。

ネットワーク効果0/5

同社の事業モデルは、プラットフォームとしてのネットワーク効果が強く働くタイプではない。ユーザー数の増加が直接的にサービス価値を向上させる構造は希薄である。

コスト優位2/5

MVNO事業は、大手キャリアから回線を借り受けるビジネスモデルのため、設備投資を抑えられる点はコスト面での優位性となりうる。しかし、調達コストや競争激化による価格圧力で、持続的なコスト優位性の確立は難しい。

規模の経済1/5

MVNO市場は多数の事業者が存在し、競争が激しい。日本通信の規模は市場全体から見ると中堅であり、圧倒的な効率規模による優位性は限定的である。大手キャリアとの規模の差は大きい。

競合との比較優位

強気シナリオ

新たな通信技術やIoT分野での独自サービス開発による差別化

法人向けソリューション事業の拡大による収益源の多様化

M&Aや提携による事業規模の拡大とシナジー創出

弱気シナリオ(モート侵食)

大手キャリアによる低価格プラン導入やMVNO事業への参入

通信技術の陳腐化や新たな技術への対応遅れ

顧客獲得競争の激化による収益性の低下

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

日本通信が長期的に競争優位を築けないシナリオを考える。それは、同社が持つ「無形資産」や「ネットワーク効果」が極めて限定的であるという前提が覆されない場合である。特に、ブランド力や特許による参入障壁の低さ、顧客の乗り換えコストの低さが解消されない限り、競合他社、特に通信インフラを持つ大手キャリアや、より規模の大きいMVNOとの価格競争に巻き込まれ続けるだろう。また、技術革新のスピードが速い情報通信業界において、常に最新技術への追随や独自技術の開発が求められるが、そのための潤沢な資金力や研究開発体制が競合に劣る場合、技術的な陳腐化のリスクも高まる。結果として、市場シェアの維持・拡大が困難になり、収益性が悪化する可能性が高い。

5年後のモート予測

強気

新規事業や法人向けサービスが成功し、収益基盤が強化される。ARPU(顧客一人当たり平均売上)の向上と顧客基盤の拡大により、緩やかな成長軌道に乗る。

中立

既存のMVNO事業は競争激化により低成長が続く。法人向けサービスは一定の進展を見せるものの、全体的な成長は限定的となる。

弱気

価格競争の激化や新規参入により、既存事業の収益性が悪化。新たな収益の柱が見いだせず、事業規模の縮小を余儀なくされる。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 207億
2. 健全な財務 自己資本比率 37.6%
3. 利益の安定性 5年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 3.0%
6. 適度なPER PER 27.1倍
7. 適度なPBR PBR 4.59倍

合格数:1/7 部分的合格

直近の適時開示

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