スマートバリュー(9417)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 68 | 3 | 2 | 0 | 9.1 | 73.0 | 12.5 | 59.2 |
| FY2017 | 65 | 3 | 2 | -0 | 10.1 | 80.1 | 15.0 | 60.7 |
| FY2018 | 73 | 4 | 3 | 10 | 9.2 | 37.2 | 10.0 | 74.1 |
| FY2019 | 77 | 3 | 2 | -16 | 5.3 | 19.5 | 8.0 | 80.5 |
| FY2020 | 60 | -2 | 0 | 14 | 0.9 | 3.3 | 8.0 | 76.4 |
| FY2021 | 34 | -6 | -14 | -12 | -66.5 | -140.5 | 8.0 | 77.3 |
| FY2022 | 38 | -0 | 0 | -6 | 0.0 | 0.1 | 8.0 | 51.8 |
| FY2023 | 39 | -1 | -0 | -1 | -2.0 | -4.8 | 8.0 | 54.9 |
| FY2024 | 38 | -3 | -3 | 4 | -16.1 | -33.6 | 6.0 | 41.8 |
| FY2025 | 44 | -4 | 9 | 14 | 30.6 | 88.2 | 8.0 | 10.2 |
バフェット流モート診断
総合スコア:2/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
スマートバリューは、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPを保有しているという明確な証拠がない。事業内容は地域社会向けソリューション提供が中心であり、無形資産による競争優位性は限定的と判断される。
地方自治体や公共団体向けのシステム開発・運用が中心であり、導入済みのシステムを他社へ切り替えるには、多大なコストとリスクが伴う可能性がある。しかし、絶対的なロックイン効果は薄いと考えられる。
同社の事業モデルにおいて、ユーザー数の増加がサービスの価値を指数関数的に高めるネットワーク効果は確認されない。個々の顧客との関係性は重要だが、プラットフォーム型の成長メカニズムは存在しない。
情報通信業であり、特に製造業のような規模の経済や、独自の効率的な生産プロセスによるコスト優位性は見られない。価格競争力よりも、ソリューションの質やカスタマイズ性が重視される傾向にある。
地方自治体向けソリューションというニッチ市場において、一定のシェアを確保している可能性はある。しかし、業界全体に対する最適規模の少数寡占を形成しているとは言えず、規模の経済による優位性は限定的。
競合との比較優位
強気シナリオ
地方自治体DX推進の流れを捉え、既存顧客基盤を活かした継続的な受注が見込める。
新たなソリューション開発により、顧客のスイッチングコストをさらに高めることが可能。
地方創生関連の補助金や政策の後押しにより、事業拡大の機会が増加する。
弱気シナリオ(モート侵食)
地方自治体の予算削減や、より安価な代替ソリューションの登場により、受注が減少する。
競合他社が、より低コストで高機能なソリューションを開発し、市場シェアを奪う。
技術革新のスピードに追随できず、提供するソリューションの陳腐化が進む。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
スマートバリューの投資が失敗するには、地方自治体におけるDX化の進展が想定よりも遅れるか、あるいは同社が提供するソリューションの必要性が低下することが真実でなければならない。また、競合他社が、より低コストかつ高機能な代替ソリューションを迅速に開発・提供し、スマートバリューの顧客基盤を侵食するシナリオも考えられる。特に、オープンソースソフトウェアの活用や、クラウドベースの汎用的なサービスが、カスタマイズ性の高い同社ソリューションの優位性を損なう可能性もある。さらに、地方自治体の財政難が深刻化し、IT投資が抑制される状況も、同社の成長を阻害する要因となり得る。
5年後のモート予測
DX推進と地方創生の流れに乗り、既存顧客との関係性を維持・強化。新規ソリューション開発で受注を拡大し、緩やかな成長を続ける。
既存事業の安定性を維持しつつ、新規顧客獲得は緩やかに推移。一部のソリューションで競争圧力に直面する可能性。
地方自治体の予算削減や競合激化により、受注が減少し、収益性が悪化する。技術革新への対応遅れも懸念される。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 31億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 10.2% | |
| 3. 利益の安定性 | 7年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 828.8% | |
| 6. 適度なPER | PER 3.3倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.20倍 |
合格数:3/7 部分的合格