KYCOMホールディングス(9685)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 40 | 1 | 2 | -8 | 12.1 | 47.3 | — | 39.3 |
| FY2016 | 48 | 2 | 1 | 3 | 2.7 | 10.7 | — | 43.3 |
| FY2017 | 48 | 1 | 1 | 3 | 3.1 | 12.6 | — | 45.0 |
| FY2018 | 49 | 2 | 2 | 4 | 7.4 | 33.3 | — | 50.1 |
| FY2019 | 47 | 2 | 0 | -6 | 1.5 | 7.0 | — | 41.1 |
| FY2020 | 51 | 5 | 4 | 5 | 13.2 | 70.4 | — | 46.1 |
| FY2021 | 52 | 4 | 3 | 3 | 10.9 | 66.2 | — | 52.2 |
| FY2022 | 57 | 5 | 4 | 1 | 10.3 | 71.0 | — | 51.8 |
| FY2023 | 61 | 5 | 4 | 2 | 10.2 | 82.6 | 5.0 | 53.1 |
| FY2024 | 68 | 6 | 5 | 3 | 10.4 | 92.3 | 5.0 | 56.4 |
バフェット流モート診断
総合スコア:3/25 主要モート:none 持続性:判定中
KYCOMホールディングスは、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPを保有しているという明確な証拠は公開情報からは見当たらない。事業内容は情報通信サービスやシステム開発が中心であり、これらの分野での無形資産の優位性は限定的であると考えられる。
顧客がKYCOMホールディングスの提供するシステム開発やITサービスから他社へ乗り換える場合、システム再構築やデータ移行に伴うコストや手間が発生する可能性がある。しかし、そのスイッチング・コストが顧客にとって極めて高いレベルにあるとは断定できず、限定的な優位性にとどまる。
KYCOMホールディングスの事業モデルにおいて、ユーザー数の増加がサービスの価値を指数関数的に高めるようなネットワーク効果は確認できない。個別のシステム開発やITサービス提供が中心であり、プラットフォーム型ビジネスのような特性は見られない。
KYCOMホールディングスが、競合他社と比較して構造的に低コストでサービスを提供できるような優位性を示す具体的な情報は公開されていない。情報通信サービス業界は競争が激しく、コスト優位性を確立することは一般的に困難である。
情報通信サービスやシステム開発分野において、一定の事業規模を有していると考えられる。しかし、業界全体を寡占するほどの圧倒的な規模の経済性や、効率的な少数寡占体制を築いているとまでは言えない。規模の面での優位性はまだ発展途上である。
競合との比較優位
強気シナリオ
特定のニッチ市場における技術力やノウハウの蓄積による競争優位性の確立
大手顧客との長期契約の増加による安定収益基盤の強化
M&Aによる事業領域の拡大とシナジー効果の発現
弱気シナリオ(モート侵食)
競争激化による価格圧力と収益性の低下
技術革新への対応遅れによる陳腐化リスク
主要顧客の業績悪化や取引縮小の影響
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
KYCOMホールディングスへの投資が失敗するシナリオを考える場合、まず、同社が現在有している、あるいは将来獲得しうる競争優位性が、予想よりも早く失われることが挙げられる。例えば、顧客のスイッチング・コストが低いと判断され、競合他社への流出が加速する、あるいは、技術革新のスピードに追いつけず、提供するサービスが時代遅れになる、といった事態である。また、規模の経済性を追求する中で、過度な設備投資や人員増強を行い、それが需要の伸びに見合わず、収益性を悪化させる可能性も考えられる。さらに、情報通信業界全体が構造的な変化に直面し、同社のビジネスモデルが通用しなくなる、あるいは、優秀な人材の獲得・維持が困難になり、開発力が低下するといったことも、投資失敗の要因となりうる。これらの要因が複合的に作用することで、当初期待していた成長や収益性が実現せず、株価が低迷する可能性がある。
5年後のモート予測
技術力と顧客基盤の強化により、特定分野で高いシェアを獲得。M&Aも奏功し、売上・利益ともに安定的に成長。株価は堅調に推移する。
既存事業の堅調な推移に加え、新規事業の緩やかな成長が見込まれる。競争環境は厳しいが、一定の収益性を維持し、株価は緩やかに上昇する。
競争激化や技術変化への対応遅れにより、収益性が悪化。新規顧客獲得も伸び悩み、株価は低迷する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 30億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 56.4% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 11.7% | |
| 6. 適度なPER | PER 6.5倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.68倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-30 臨時報告書