神奈川中央交通(9081)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 1,155 | 68 | 40 | 1 | 7.8 | 64.5 | — | 31.6 |
| FY2017 | 1,138 | 65 | 42 | 40 | 7.6 | 343.5 | 7.0 | 34.3 |
| FY2018 | 1,148 | 66 | 41 | 54 | 6.8 | 332.6 | — | 36.3 |
| FY2019 | 1,127 | 53 | 20 | 15 | 3.4 | 166.6 | 40.0 | 35.8 |
| FY2020 | 909 | -59 | -85 | -62 | -15.4 | -694.0 | 40.0 | 31.9 |
| FY2021 | 978 | 10 | 18 | 75 | 3.5 | 149.8 | 20.0 | 33.2 |
| FY2022 | 1,039 | 43 | 11 | -16 | 2.2 | 93.7 | 40.0 | 32.0 |
| FY2023 | 1,171 | 75 | 33 | 39 | 5.5 | 265.9 | 40.0 | 34.0 |
| FY2024 | 1,181 | 74 | 51 | -43 | 8.0 | 414.3 | 60.0 | 34.9 |
| FY2025 | 1,268 | 68 | 36 | -77 | 5.2 | 295.0 | 90.0 | 34.2 |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
地域密着型のブランド認知度は一定程度存在するが、特許や独占的IPのような強力な無形資産は確認できない。特定の地域での運行権は存在するものの、それが競争優位に直結するほどの強さはない。
バス路線は生活インフラの一部であり、代替交通手段がない地域では利用者の乗り換えコストは高い。しかし、鉄道や自家用車など代替手段が存在する地域では、スイッチング・コストは限定的。
バス利用者の増加がバス路線の価値を直接高めるネットワーク効果は基本的に存在しない。プラットフォーム型ビジネスではない。
長年のバス運行ノウハウによる効率的な運行管理や、燃料費・人件費の抑制努力は一定のコスト優位性につながる可能性がある。しかし、公共交通機関としての制約もあり、抜本的なコスト削減は難しい。
神奈川県央地域におけるバス運行事業者として、広範な路線網と多数の車両・従業員を擁しており、地域内では一定の規模の経済が働いている。しかし、全国規模で見ると寡占度は低い。
競合との比較優位
強気シナリオ
地域人口増加に伴うバス需要の安定的な伸び
EVバス導入や運行効率化によるコスト競争力の向上
自治体との連携強化による安定的な収益基盤の確保
弱気シナリオ(モート侵食)
少子高齢化による乗客数減少と運転手不足の深刻化
燃料費の高騰やインフレによるコスト増
競合他社(鉄道、タクシー、ライドシェア等)の台頭によるシェア低下
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、神奈川県央地域における人口動態が予想に反して急速に悪化し、少子高齢化が乗客数の減少に直結しなければならない。また、運転手不足が深刻化し、運行本数の維持すら困難になる状況が想定される。さらに、競合となる鉄道網の拡充や、新たなモビリティサービス(ライドシェア等)が急速に普及し、同社のバスサービスが代替され、価格競争に巻き込まれるシナリオも考えられる。燃料費の高騰や人件費の上昇が、運賃転嫁の難しさから同社の収益性を圧迫し続けることも、失敗要因となりうる。
5年後のモート予測
地域人口の安定成長とインフラとしてのバス需要の堅調さ、EV化や効率化によるコスト改善が進み、緩やかな増収増益を達成する。
人口動態の緩やかな悪化とコスト増圧力を受けつつも、地域での地位を維持し、微増収微益を維持する。
人口減少と運転手不足が深刻化し、コスト増も重なり、減収減益に陥る。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 399億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 34.2% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 46.6% | |
| 6. 適度なPER | PER 11.0倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.63倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-26 臨時報告書