丸運(9067)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 479 | 10 | 10 | 9 | 4.9 | 34.2 | — | 54.5 |
| FY2016 | 471 | 9 | 6 | -0 | 2.8 | 19.8 | — | 55.6 |
| FY2017 | 498 | 12 | 8 | 9 | 3.9 | 28.9 | 8.0 | 57.1 |
| FY2018 | 514 | 13 | 13 | 12 | 5.7 | 44.5 | 8.0 | 58.8 |
| FY2019 | 507 | 11 | 9 | -9 | 3.9 | 31.4 | 8.0 | 55.6 |
| FY2020 | 473 | 7 | 5 | 3 | 2.0 | 16.5 | 8.0 | 57.4 |
| FY2021 | 467 | 7 | 5 | 2 | 1.9 | 16.1 | 8.0 | 60.8 |
| FY2022 | 466 | 4 | 3 | 25 | 1.3 | 10.9 | 8.0 | 64.1 |
| FY2023 | 450 | 5 | 4 | 13 | 1.7 | 14.4 | 8.0 | 67.1 |
| FY2024 | 461 | 13 | 11 | 15 | 4.3 | 38.7 | 9.0 | 68.9 |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
丸運は特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPを保有しているという明確な証拠は見当たらない。事業は主に物流サービスであり、無形資産による競争優位性は限定的である。
物流業界では、既存のサプライヤーとの関係性や、システム連携、業務プロセスへの習熟度から、顧客が新たな物流パートナーへ乗り換える際には一定のコストや手間が発生する。しかし、価格競争力やサービスレベルによっては乗り換えも十分に起こりうる。
丸運の事業モデルは、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果を生み出す構造ではない。個々の顧客との取引が中心であり、プラットフォーム型ビジネスのような効果は期待できない。
陸運業は一般的に設備投資や人件費が大きく、コスト構造は固定費の割合が高い。丸運が他社と比較して構造的に大幅なコスト優位性を持つという情報は現時点では乏しい。効率化努力は行われていると推測される。
丸運は国内に広範な物流ネットワークと倉庫網を有しており、一定の規模を持つことで効率的なオペレーションが可能となっている。特に、複数のサービスを組み合わせた総合物流サービスを提供できる点は、規模の経済性が活きる場面がある。
競合との比較優位
強気シナリオ
国内物流網の維持・強化による安定収益の確保
M&Aや提携によるサービス拡充とネットワーク強化
DX推進によるオペレーション効率化とコスト削減
弱気シナリオ(モート侵食)
燃料費や人件費の高騰による収益圧迫
新規参入や既存競合との価格競争激化
景気変動による荷動きの低迷リスク
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
丸運の競争優位性が失われるシナリオは、まず、同社が長年培ってきた物流ネットワークやオペレーションノウハウが陳腐化し、競合他社がより低コストかつ高効率なサービスを提供できるようになることである。特に、テクノロジーの進化(自動運転、AIによる最適化など)への適応が遅れ、他社に技術的優位を許した場合、規模の経済性も相対的に低下する。また、顧客との関係性が価格競争力やサービス品質の低下によって損なわれ、スイッチングコストを上回るメリットを競合が提供できるようになれば、顧客基盤が侵食される。さらに、業界再編が進む中で、丸運がM&Aやアライアネスを効果的に行えず、規模の面で劣後するようになれば、現在の優位性は失われるだろう。
5年後のモート予測
DX推進とネットワーク強化により、効率的な物流サービスを提供し続け、安定的な収益成長を達成する。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな成長を目指す。コスト管理とサービス改善が鍵となる。
燃料費高騰や競争激化により、収益性が悪化し、成長が鈍化するリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 272億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 68.9% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 33.8% | |
| 6. 適度なPER | PER 24.4倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.07倍 |
合格数:2/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-05-11 臨時報告書