日本ロジテム(9060)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 432 | 3 | 0 | -6 | 0.4 | 3.3 | — | 27.9 |
| FY2016 | 434 | 2 | 5 | 23 | 4.2 | 33.9 | — | 29.2 |
| FY2017 | 456 | 2 | 2 | 3 | 1.7 | 141.0 | 8.0 | 28.9 |
| FY2018 | 494 | 4 | 1 | 3 | 0.7 | 57.9 | — | 28.3 |
| FY2019 | 528 | 11 | 6 | 15 | 5.5 | 447.4 | 80.0 | 29.0 |
| FY2020 | 540 | 8 | 5 | -12 | 3.8 | 331.8 | 80.0 | 27.8 |
| FY2021 | 581 | 10 | 6 | 8 | 4.9 | 462.4 | 80.0 | 28.9 |
| FY2022 | 625 | 10 | 5 | -8 | 3.8 | 382.6 | 80.0 | 29.5 |
| FY2023 | 630 | 10 | 5 | 13 | 3.4 | 365.6 | 80.0 | 31.1 |
| FY2024 | 660 | 12 | 5 | 12 | 3.0 | 340.6 | 80.0 | 31.8 |
バフェット流モート診断
総合スコア:8/25 主要モート:コスト優位 持続性:判定中
日本ロジテムは特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPを基盤とした無形資産による競争優位性は確認できない。事業内容は倉庫業、運送業であり、これらの資産への依存度は低い。
顧客との長期契約や、特定の顧客ニーズに合わせたカスタマイズされた物流ソリューションを提供している場合、一定のスイッチング・コストが発生する可能性がある。しかし、物流業界全体としては代替手段も多く、乗り換えの障壁は限定的と考えられる。
日本ロジテムの事業モデルは、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果を生み出す構造ではない。個々の顧客との取引が中心であり、プラットフォーム型ビジネスのような特性は見られない。
長年の事業運営で培われた効率的なオペレーション、大規模な設備投資による規模の経済、およびサプライヤーとの交渉力により、一定のコスト優位性を構築している可能性がある。特に、特定の地域やサービスにおける効率化が競争力の源泉となりうる。
陸運業、特に倉庫業においては、保有する倉庫の規模や立地、保有車両数などが競争優位に繋がりうる。業界内での一定のシェアと、効率的な設備稼働率を維持できれば、規模の経済によるコスト優位性が発揮される。
競合との比較優位
強気シナリオ
EC市場の拡大に伴う物流需要の増加
M&Aによる事業規模の拡大とシナジー効果
DX推進によるオペレーション効率の更なる向上
弱気シナリオ(モート侵食)
燃料費や人件費の高騰によるコスト圧迫
新規参入企業や既存大手による価格競争の激化
景気後退による物流需要の低迷
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
日本ロジテムの投資が失敗するには、まず物流業界全体が構造的な需要減退に直面し、同社が効率化やコスト削減努力を継続しても、収益性を維持できない状況が到来する必要がある。具体的には、燃料費や人件費の高騰が、同社のコスト優位性を凌駕するほど深刻化し、かつ、顧客が代替となる低コストな物流サービスへ容易に移行できるようになることが考えられる。また、競合他社がより革新的な技術(例:自動運転トラック、AIによる最適化)を早期に導入し、日本ロジテムがそのキャッチアップに失敗することで、コスト面だけでなくサービス面でも競争力を失うシナリオも考えられる。さらに、主要顧客が自社物流網を強化したり、より安価な代替業者へ乗り換えたりすることで、同社の取引基盤が脆弱化することも、失敗要因となりうる。
5年後のモート予測
EC需要の拡大とDXによる効率化が進み、物流コストの優位性を活かして収益が着実に成長する。M&Aによる事業拡大も寄与し、業界内での地位を強化する。
緩やかな需要増加とコスト上昇のバランスを取りながら、既存事業の効率化を継続。安定した収益を維持するが、大きな成長は見込めない。
燃料費・人件費の高騰、景気後退による需要減、価格競争の激化により、収益性が悪化。コスト優位性が失われ、事業基盤が揺らぐリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 59億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 31.8% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -9.7% | |
| 6. 適度なPER | PER 12.9倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.38倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-07-01 臨時報告書