9039

サカイ引越センター(9039)に経済的な堀はあるか

陸運業 運輸・物流

株価

現在株価
3,025
2026-09-01
時価総額
1,140 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 800 76 45 24 9.6 215.1 64.1
FY2017 884 104 71 52 13.3 340.5 40.0 67.4
FY2018 962 111 73 75 12.7 351.0 50.0 67.6
FY2019 1,009 112 90 17 13.7 436.0 55.0 70.3
FY2020 1,003 111 77 101 10.7 374.9 60.0 72.5
FY2021 1,039 108 67 47 8.8 327.9 80.0 73.4
FY2022 1,096 118 82 56 10.0 403.9 90.0 75.1
FY2023 1,169 127 84 27 9.4 205.6 95.0 73.9
FY2024 1,210 129 88 18 9.1 215.6 68.0 75.4
FY2025 97.0

バフェット流モート診断

無形資産
●●○○○
2/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:10/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中

無形資産2/5

「サカイ」ブランドは引越し業界で認知度が高いが、特許や独占的IPは限定的。CM等でのブランド構築に注力しているものの、模倣されやすい側面もある。ブランドロイヤリティの強さは中程度。

スイッチングコスト3/5

引越しは人生の大きなイベントであり、一度利用した業者のサービスや対応に満足した場合、次回も指名する可能性が高い。特に、丁寧な作業や安心感を提供できれば、顧客のスイッチングコストは心理的に高まる。

ネットワーク効果0/5

引越しサービスは基本的に一対一の取引であり、ユーザーが増えることでサービスの価値が向上するネットワーク効果は発生しない。

コスト優位2/5

長年の経験による効率的なオペレーションや、地域密着型の営業による固定費抑制の努力は見られるが、燃料費や人件費の変動リスクがあり、構造的なコスト優位性は限定的。規模の経済によるコスト削減効果も中程度。

規模の経済3/5

全国に多数の支店網を持ち、業界内でもトップクラスのシェアを誇る。これにより、一定の価格交渉力や効率的なリソース配分が可能となっている。しかし、競合他社も多く、寡占度はそれほど高くない。

競合との比較優位

強気シナリオ

顧客満足度向上によるリピート率・紹介率の更なる向上

M&Aや新規出店による全国的なネットワークの強化

付帯サービス(不用品回収、ハウスクリーニング等)の拡充による収益源の多様化

弱気シナリオ(モート侵食)

価格競争の激化による収益性の低下

人手不足や燃料費高騰によるコスト増

新興企業の参入や異業種からのサービス提供による競争激化

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

サカイ引越センターの投資が失敗するには、引越し業界の構造そのものが大きく変化する必要がある。例えば、テクノロジーの進化により、物理的な移動を伴わないバーチャル引越しが主流になる、あるいは、AIやロボットが引越し作業を完全に代替し、人的サービスへの依存度がゼロになるような未来である。また、顧客が引越し業者を選ぶ際に、ブランドや過去の経験、口コミといった要素が一切影響しなくなり、完全に価格のみで決定するようになることも考えられる。さらに、引越し業者が不要になるような、居住地の流動性が極端に低下する社会構造への変化も、この投資の前提を覆すだろう。これらのシナリオは、現在の社会経済状況や技術進展のスピードを考えると、極めて可能性が低いと言える。

5年後のモート予測

強気

顧客満足度向上とサービス拡充により、リピート・紹介が増加。M&A等でシェアを拡大し、収益性が安定的に成長する。

中立

既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな成長を続ける。価格競争やコスト増の影響を受けながらも、ブランド力とネットワークで一定の地位を保つ。

弱気

価格競争の激化、人手不足、燃料費高騰により収益性が悪化。新規参入業者にシェアを奪われ、成長が鈍化する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 1,140億
2. 健全な財務 自己資本比率 75.4%
3. 利益の安定性 9年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -13.0%
6. 適度なPER PER 13.0倍
7. 適度なPBR PBR 1.19倍

合格数:3/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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