9010

富士急行(9010)に経済的な堀はあるか

陸運業 運輸・物流

株価

現在株価
2,729
2026-09-01
時価総額
1,106 億円

主要指標

各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)

株価推移

チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。

▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 509 49 26 6 10.4 24.8 25.1
FY2017 526 53 27 53 10.1 49.9 7.5 25.6
FY2018 545 62 21 59 7.6 39.0 15.5 25.5
FY2019 523 45 16 27 5.7 29.8 16.0 26.7
FY2020 305 -31 -28 -11 -11.3 -52.5 15.0 23.5
FY2021 351 8 4 23 1.5 7.1 6.0 24.1
FY2022 429 42 23 41 8.7 43.7 10.0 25.7
FY2023 507 82 46 73 14.1 86.1 15.0 31.2
FY2024 522 83 51 50 13.9 96.2 26.0 35.3
FY2025 29.0

バフェット流モート診断

無形資産
●●○○○
2/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:7/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中

無形資産2/5

富士急ハイランドや富士山周辺の観光施設は、強力なブランド力と地域独占的な観光資源を有している。しかし、ブランド価値の定量化や特許による競争優位性は限定的。

スイッチングコスト1/5

リピーター顧客は存在するが、テーマパークや交通機関の利用者は、価格や利便性で容易に競合に乗り換える可能性がある。特定の会員制度等による囲い込みは弱い。

ネットワーク効果0/5

現時点では、顧客間のネットワーク効果が事業価値に大きく貢献している要素は見られない。

コスト優位1/5

鉄道事業における固定費の高さや、観光事業における季節変動はコスト構造の優位性を限定的にする。効率化努力は行われているが、構造的なコスト優位性は低い。

規模の経済3/5

富士山麓という地理的条件を活かした観光事業、および私鉄沿線という地域密着型の鉄道事業において、一定の規模の経済性は存在する。しかし、業界全体で見ると寡占度は高くない。

競合との比較優位

強気シナリオ

インバウンド需要の回復と継続的な増加

新規アトラクションやイベントによる集客力向上

沿線開発や新規事業による収益源の多様化

弱気シナリオ(モート侵食)

国内レジャー需要の低迷

競合テーマパークや観光地の台頭

自然災害や感染症による事業への影響

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

この投資が失敗するには、富士急ハイランドや富士山周辺の観光資源の魅力が、国内外の競合や新たなレジャー体験に相対的に陳腐化し、ブランド価値が低下することが必要である。また、インバウンド需要の回復が期待通りに進まず、国内レジャー市場も構造的な縮小に陥ることで、同社の主要事業である観光・レジャー事業の成長性が著しく損なわれるシナリオも考えられる。さらに、鉄道事業においても、沿線人口の減少や公共交通機関としての競争力低下が進み、収益基盤が弱体化することも、この投資の失敗要因となり得る。

5年後のモート予測

強気

インバウンド・国内レジャー需要の回復と新規コンテンツ投入により、テーマパーク事業が牽引し、売上・利益ともに堅調に成長する。

中立

緩やかな需要回復と既存事業の安定運営により、売上・利益は微増傾向を維持する。新規投資の効果は限定的。

弱気

レジャー需要の低迷、競合激化、自然災害等の影響により、売上・利益ともに減少基調となる。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 1,106億
2. 健全な財務 自己資本比率 35.3%
3. 利益の安定性 8年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 138.5%
6. 適度なPER PER 21.7倍
7. 適度なPBR PBR 3.10倍

合格数:2/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

もっと深く分析したい?

モート先生 AI が 富士急行 の事業を 4 賢人の理論で詳しく解説します

モート先生に聞く →