FJネクストホールディングス(8935)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)
株価推移
チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。
10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 614 | 80 | 55 | 17 | 15.3 | 163.0 | — | 61.1 |
| FY2017 | 670 | 72 | 47 | -20 | 11.9 | 142.4 | 20.0 | 62.0 |
| FY2018 | 815 | 101 | 65 | -7 | 14.6 | 200.1 | 22.0 | 61.8 |
| FY2019 | 848 | 104 | 67 | 5 | 13.4 | 206.0 | 36.0 | 58.0 |
| FY2020 | 730 | 74 | 50 | 80 | 9.3 | 152.5 | 44.0 | 63.8 |
| FY2021 | 823 | 91 | 63 | 222 | 10.8 | 193.9 | 44.0 | 71.3 |
| FY2022 | 847 | 83 | 56 | -26 | 8.9 | 172.0 | 48.0 | 70.9 |
| FY2023 | 1,004 | 94 | 65 | -4 | 9.5 | 197.3 | 48.0 | 71.4 |
| FY2024 | 1,124 | 95 | 65 | -90 | 8.9 | 198.1 | 50.0 | 69.1 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 54.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
ブランド力は一定程度あるが、競合他社との差別化が明確な特許や独占的IPは確認できない。マンション管理受託における信頼性は無形資産となりうるが、その優位性は限定的。
マンション管理委託契約は通常、長期契約であり、管理組合の変更には手間やコストがかかる。また、管理会社への信頼関係構築が重要視されるため、安易な乗り換えは起こりにくい。
ネットワーク効果は事業モデルに直接的に見られない。顧客が増えることでサービス価値が向上するような構造ではない。
規模の経済によるコスト優位性は限定的。管理戸数増加による効率化は考えられるが、他社も同様の取り組みを行っており、構造的なコスト優位性は低い。
首都圏を中心に一定の管理戸数を有しており、業界内での一定の規模は確保している。しかし、業界全体で見ると多数のプレイヤーが存在し、寡占化が進んでいるとは言えない。
競合との比較優位
強気シナリオ
首都圏におけるマンション管理戸数の着実な増加
管理委託契約の長期化・安定化による収益基盤の強化
付帯サービス(リフォーム等)の拡充による収益源の多様化
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による低価格攻勢やサービス拡充
管理組合からのクレーム増加や信頼失墜リスク
首都圏の不動産市況悪化による新規マンション供給減
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、マンション管理業界におけるスイッチング・コストが想定以上に低いことが真実でなければならない。例えば、管理組合がより容易に、かつ低コストで管理会社を変更できるような新しいプラットフォームやサービスが登場し、価格競争が激化するシナリオが考えられる。また、同社の管理品質に対する信頼が急速に失われ、多くの管理組合が競合他社へ流出する事態も想定される。さらに、首都圏の人口減少や高齢化が予想以上に早く進み、新規マンション供給が激減することで、管理戸数の増加が鈍化し、既存契約の解約率が上昇する可能性も否定できない。これらの要因が複合的に作用することで、同社の収益基盤が揺らぎ、競争優位性が失われる可能性がある。
5年後のモート予測
首都圏での管理戸数増加と高付加価値サービスの展開により、安定的な収益成長を続ける。管理組合との強固な関係性を維持し、解約率の低下と新規受注の増加が見込まれる。
緩やかな管理戸数の増加と、既存事業の効率化による収益維持。競合との価格競争は限定的だが、大幅な成長は見込みにくい。
競合の攻勢や管理品質への懸念から、解約率の上昇と新規受注の減少に直面する。収益性は低下し、成長が鈍化するリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 557億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 69.1% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 0.7% | |
| 6. 適度なPER | PER 8.6倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.76倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-29 臨時報告書