フィンテック グローバル(8789)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 75 | -10 | -14 | -16 | -21.9 | -8.6 | 0.0 | 57.0 |
| FY2017 | 72 | -13 | -14 | -22 | -25.5 | -8.4 | 0.0 | 37.1 |
| FY2018 | 37 | -11 | -8 | -50 | -9.6 | -4.8 | 0.0 | 52.2 |
| FY2019 | 92 | -17 | -16 | -71 | -17.9 | -8.1 | 0.0 | 39.1 |
| FY2020 | 68 | -10 | -12 | 4 | -16.2 | -5.9 | 0.0 | 37.7 |
| FY2021 | 81 | 2 | 1 | 6 | 1.8 | 0.7 | 0.0 | 38.5 |
| FY2022 | 93 | 6 | 2 | -8 | 2.2 | 0.9 | 0.0 | 36.7 |
| FY2023 | 93 | 13 | 16 | 14 | 17.1 | 8.0 | 0.0 | 43.4 |
| FY2024 | 138 | 26 | 17 | 35 | 15.6 | 8.4 | 1.5 | 46.1 |
| FY2025 | 144 | 34 | 21 | -23 | 17.6 | 10.9 | 3.0 | 40.3 |
バフェット流モート診断
総合スコア:2/25 主要モート:none 持続性:判定中
フィンテック グローバル(8789)に関する公開情報からは、特許、ブランド、規制ライセンス、独占的IPなどの無形資産に関する具体的な情報は確認できませんでした。そのため、無形資産による競争優位性は現時点では評価できません。
同社は主にM&Aアドバイザリーや投資事業を手掛けていますが、顧客が他のアドバイザーや投資機会に乗り換える際の直接的なスイッチングコストに関する情報は限定的です。ただし、M&Aプロセスにおける専門性や信頼関係が一定の顧客維持に寄与する可能性はあります。
フィンテック グローバル(8789)の事業モデルは、ネットワーク効果が競争優位性の源泉となるようなプラットフォーム型ビジネスではありません。顧客や提携先との関係性は重要ですが、ユーザー数の増加がサービス価値を指数関数的に高める構造は見られません。
同社の事業は、高度な専門知識や人的資本に依存しており、構造的なコスト優位性を築くことは困難です。M&Aアドバイザリーや投資事業においては、規模の経済によるコスト削減効果も限定的と考えられます。
フィンテック グローバル(8789)は、M&Aアドバイザリーや投資事業において、一定の規模と実績を有していると考えられます。しかし、業界全体と比較して、その規模が圧倒的な競争優位性を生み出すレベルにあるかは不明確です。少数精鋭の専門家集団としての効率性は期待できます。
競合との比較優位
強気シナリオ
M&A市場の活性化によるアドバイザリー手数料の増加
新規投資案件の成功による収益拡大
専門性の高い人材の獲得・維持によるサービス品質向上
弱気シナリオ(モート侵食)
M&A市場の低迷によるアドバイザリー需要の減少
投資案件の失敗リスク
競合他社との激しい人材獲得競争
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
フィンテック グローバル(8789)への投資が失敗するシナリオは、まず同社が持つ競争優位性が、実際には存在しないか、あるいは急速に失われる場合である。例えば、M&Aアドバイザリー市場において、同社が築き上げてきた顧客との関係性や専門知識が、新規参入者や既存競合のより低コストなサービス、あるいはより革新的なアプローチによって陳腐化する。また、投資事業においては、同社が依拠する市場分析能力や目利きが、予期せぬ経済変動や技術革新によって通用しなくなり、投資リターンの低下や損失に繋がる。さらに、優秀な人材が他社に流出し、組織としての知見や実行力が低下することも、競争力の源泉を失わせる要因となり得る。これらの要因が複合的に作用し、同社の収益性と成長性が持続的に悪化する状況が想定される。
5年後のモート予測
M&A市場の活況と新規投資の成功が続けば、アドバイザリー手数料と投資収益が共に増加し、大幅な増収増益が見込まれる。専門性の維持・向上により、市場での地位を強化する。
M&A市場は緩やかに推移し、新規投資も一定の成功を収める。既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな成長を目指す。人材流出には注意が必要。
M&A市場の低迷や投資案件の不振が続けば、収益は悪化する。競合との差別化が困難になり、市場シェアの低下や人材流出のリスクが高まる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 262億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 40.3% | |
| 3. 利益の安定性 | 5年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 131.4% | |
| 6. 適度なPER | PER 12.4倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 2.39倍 |
合格数:2/7 部分的合格