佐賀銀行(8395)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 490 | — | 32 | -553 | 2.7 | 19.4 | — | 5.0 |
| FY2016 | 441 | — | 29 | 34 | 2.4 | 17.4 | — | 4.9 |
| FY2017 | 396 | — | 67 | 1,571 | 5.3 | 398.0 | 7.0 | 5.2 |
| FY2018 | 467 | — | 26 | -921 | 2.2 | 157.5 | 7.0 | 4.8 |
| FY2019 | 414 | — | 24 | -178 | 2.1 | 145.8 | 70.0 | 4.4 |
| FY2020 | 412 | — | 25 | 1,643 | 2.0 | 147.0 | 70.0 | 4.1 |
| FY2021 | 439 | — | 41 | -694 | 3.5 | 243.0 | 70.0 | 3.6 |
| FY2022 | 477 | — | 55 | -2,325 | 5.1 | 327.1 | 70.0 | 3.6 |
| FY2023 | 530 | — | 62 | 1,350 | 5.1 | 370.1 | 70.0 | 3.8 |
| FY2024 | 552 | — | 75 | 717 | 6.4 | 444.4 | 80.0 | 3.6 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中
地域における長年の信頼とブランド認知は存在するが、特許や独占的IPのような強力な無形資産は限定的。地元経済への貢献やCSR活動がブランド価値を支える側面はある。
預金やローンの顧客は、手続きの煩雑さや関係性の維持から、一定のスイッチング・コストが存在する。しかし、デジタルバンキングの普及や他行の利便性向上により、乗り換えのハードルは低下傾向にある。
銀行業は本質的にネットワーク効果を持つビジネスではない。顧客が増えても、個々の顧客にとってのサービスの価値が直接的に向上するわけではない。
地方銀行として、特定の地域に根差した事業展開によるコスト構造の最適化の可能性はあるが、メガバンクやオンライン専業銀行と比較して、構造的なコスト優位性は低い。
佐賀県内においては一定のシェアを持つが、全国的な銀行業界の規模に対しては、効率規模の観点から見て、最適化された少数寡占の一角とは言えない。
競合との比較優位
強気シナリオ
地域経済の活性化に伴う融資需要の増加
デジタル化推進による業務効率化と収益性向上
M&Aや他業種との連携による新たな収益源の確保
弱気シナリオ(モート侵食)
人口減少・高齢化による地域経済の縮小と貸倒引当金の増加
低金利環境の長期化による利ざやの縮小
フィンテック企業の台頭による競争激化と収益機会の喪失
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
佐賀銀行が投資として失敗するシナリオは、地域経済の構造的な衰退が予想以上に深刻化し、貸倒損失が積み上がる一方で、デジタル化への対応が遅れ、コスト削減も進まず、収益性が恒久的に悪化する状況である。さらに、競合他社がより革新的なサービスや低コスト構造を武器に市場シェアを奪い、佐賀銀行の既存顧客基盤さえも侵食していく。地域金融機関としての役割を果たすことが困難になり、最終的には合併や公的支援が必要な状況に追い込まれることが考えられる。これは、地方銀行が直面する共通の課題が、佐賀銀行においては特に顕著に現れるケースと言える。
5年後のモート予測
地域経済の回復とデジタル化の進展により、融資ポートフォリオの質が改善し、非金利収益が増加。コスト効率も向上し、緩やかながらも安定した収益成長が見込まれる。
人口減少の影響を受けつつも、地域密着型サービスとデジタル化のバランスを取りながら、現状維持に近い収益水準を維持。金利変動リスクに注意が必要。
地域経済の低迷が続き、貸倒引当金が増加。低金利環境が長期化し、収益性が悪化。デジタル化への投資負担が重くのしかかり、競争力の低下が顕著になる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 881億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 3.6% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 22.3% | |
| 6. 適度なPER | PER 11.8倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.76倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準
直近の適時開示
- 2026-07-02 臨時報告書
- 2026-07-01 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)