栃木銀行(8550)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 578 | — | 112 | 166 | 6.8 | 99.4 | — | 5.7 |
| FY2016 | 504 | — | 77 | 1,619 | 4.7 | 73.5 | — | 5.6 |
| FY2017 | 455 | — | 45 | -230 | 2.7 | 43.1 | 8.5 | 5.6 |
| FY2018 | 430 | — | 14 | -639 | 0.8 | 13.7 | 8.5 | 5.6 |
| FY2019 | 425 | — | 18 | 96 | 1.1 | 17.5 | 7.0 | 5.3 |
| FY2020 | 402 | — | 21 | 2,741 | 1.2 | 19.9 | 5.0 | 5.1 |
| FY2021 | 416 | — | 36 | 2,366 | 2.2 | 34.8 | 5.0 | 4.6 |
| FY2022 | 453 | — | 21 | 96 | 1.4 | 20.3 | 5.5 | 4.5 |
| FY2023 | — | — | — | — | — | — | 6.0 | — |
| FY2024 | 451 | — | -223 | 1,129 | -14.6 | -215.5 | 6.0 | 4.5 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
地域金融機関としての長年の信頼と、栃木県に根差したブランド認知は一定の無形資産となりうる。しかし、具体的な特許や独占的IPの存在は確認できない。
個人顧客においては、給与振込口座や住宅ローンなどの取引がある場合、乗り換えには手間がかかるため、一定のスイッチング・コストが存在する。法人顧客においても、メインバンクとしての関係性から即時の乗り換えは少ないと考えられる。
銀行業はネットワーク効果を持つ側面もあるが、栃木銀行単体で顕著なネットワーク効果を生み出す要因は見当たらない。
地域密着型のビジネスモデルであり、大規模な設備投資や広範な支店網を持つメガバンクと比較して、特定の地域においてはコスト構造が最適化されている可能性はあるが、構造的なコスト優位性は限定的。
地域銀行としては一定の規模を持つが、業界全体で見ると中小規模であり、効率規模の観点からは競争優位性は低い。
競合との比較優位
強気シナリオ
地域経済の活性化に伴う貸出金利息の増加
デジタル化推進による業務効率化とコスト削減
堅調な預金基盤の維持と安定的な収益確保
弱気シナリオ(モート侵食)
低金利環境の長期化による利ざや縮小
人口減少・高齢化による地域経済の縮小と貸出需要の低下
フィンテック企業の台頭による競争激化と手数料収入の減少
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
栃木銀行への投資が失敗するには、地域経済の持続的な衰退が現実のものとなり、人口流出が加速し、それに伴い預金・貸出両面でのビジネス機会が枯渇することである。また、デジタル化への対応が遅れ、メガバンクやフィンテック企業との競争において、顧客接点の維持や利便性向上で劣後し、特に若年層や法人顧客からの支持を急速に失うシナリオも考えられる。さらに、金利上昇局面においても、リスク管理の甘さから不良債権が増加し、収益を圧迫するような事態も、この投資の前提を覆すだろう。地域社会との連携強化や新たな収益源の開拓が期待通りに進まず、既存事業のジリ貧が続けば、将来的な成長性は見込めなくなる。
5年後のモート予測
地域経済の回復とデジタル化による効率化が進み、安定的な収益基盤を維持。貸出金利息の増加と手数料収入の拡大により、緩やかな増収増益が見込まれる。
低金利環境が継続し、地域経済の成長も限定的。デジタル化による効率化でコストは抑制されるが、収益の伸びは緩やかなものにとどまる。
地域経済の衰退が顕著になり、貸出需要が低迷。金利環境も悪化し、収益性が悪化。デジタル化の遅れも響き、競争力を維持できず、業績は低迷する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 970億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 4.5% | |
| 3. 利益の安定性 | 8年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 46.2倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.65倍 |
合格数:1/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-07-01 臨時報告書