滋賀銀行(8366)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 958 | — | 155 | -666 | 4.5 | 59.6 | — | 6.8 |
| FY2016 | 902 | — | 149 | 2,859 | 4.0 | 57.2 | — | 6.7 |
| FY2017 | 897 | — | 139 | 2,765 | 3.4 | 53.3 | 8.0 | 6.9 |
| FY2018 | 986 | — | 147 | 745 | 3.7 | 282.3 | 8.0 | 6.6 |
| FY2019 | 889 | — | 124 | 1,380 | 3.3 | 243.1 | 8.5 | 6.0 |
| FY2020 | 861 | — | 114 | 11,125 | 2.3 | 228.1 | 40.0 | 6.4 |
| FY2021 | 983 | — | 177 | -2,571 | 3.8 | 359.5 | 40.0 | 6.2 |
| FY2022 | 1,153 | — | 149 | -5,414 | 3.4 | 310.6 | 80.0 | 6.0 |
| FY2023 | 1,226 | — | 159 | 1,647 | 3.3 | 336.3 | 80.0 | 6.2 |
| FY2024 | 1,331 | — | 187 | -4,533 | 4.2 | 399.7 | 90.0 | 5.9 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
滋賀銀行は地域密着型の金融機関としてのブランド力を持つが、特許や独占的IPによる明確な無形資産は限定的。地域経済への貢献や長年の信頼がブランド価値を支えるが、全国的な競争力に直結するほどの強固な無形資産とは言えない。
銀行口座の切り替えは手間がかかるため、一定のスイッチング・コストは存在する。しかし、金利やサービス内容の差が大きければ顧客は乗り換える可能性があり、特にネット銀行の台頭により、そのコストは低下傾向にある。地域内でのシェア維持に寄与する。
銀行業は本質的にネットワーク効果を持たない。顧客が増えても、個々の顧客にとってのサービスの価値が直接的に向上するわけではない。決済システムなどは共通インフラに依存する。
地方銀行として、地域に根差した事業運営による一定のコスト効率は考えられるが、メガバンクやネット銀行と比較して構造的なコスト優位性は小さい。規模の経済やテクノロジー投資の差がコスト構造に影響する。
滋賀県内においては一定のシェアを持つが、全国的な銀行業界の規模に対しては中小規模。地域経済の規模に見合った事業展開であり、業界全体を支配するような効率規模の優位性は見られない。地域内での寡占度は一定程度。
競合との比較優位
強気シナリオ
地域経済の堅調な成長と連動した貸出金・預金の増加
デジタル化推進による業務効率化とコスト削減の進展
M&Aや他業種連携による新たな収益源の確保
弱気シナリオ(モート侵食)
低金利環境の長期化による利ざや縮小
人口減少や地域経済の衰退による不良債権の増加リスク
フィンテック企業やメガバンクの攻勢による競争激化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
滋賀銀行の投資が失敗するには、地域経済の持続的な衰退が預金・貸出の伸びを阻害し、低金利環境下で収益性が悪化し続けるシナリオが考えられる。さらに、デジタル化の遅れがコスト競争力や顧客利便性の低下を招き、競合他社(特にネット銀行やメガバンク)に顧客を奪われ、シェアを失っていく状況も想定される。地域内でのブランド力やスイッチング・コストが、これらの逆風を乗り越えるほどの強固なものではなくなり、結果として収益性が低下し、株価が低迷する可能性が高い。
5年後のモート予測
地域経済の活性化とデジタル戦略の成功により、預貸金ともに堅調に推移。業務効率化が進み、収益性が改善。新たな収益機会も捉え、緩やかな成長軌道を描く。
地域経済の動向に左右されつつも、既存事業を維持。デジタル化は一定進展するが、競争環境の厳しさから収益性の大きな改善は見込めず、現状維持に近い推移となる。
地域経済の停滞と低金利環境の長期化により、収益性が悪化。デジタル化の遅れや競争激化でシェアを失い、不良債権が増加するリスクも高まる。厳しい経営環境が続く。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 963億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 5.9% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 3.6% | |
| 6. 適度なPER | PER 5.1倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.21倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準
直近の適時開示
- 2026-06-26 臨時報告書