チヨダ(8185)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 1,370 | 77 | 43 | 96 | 5.3 | 114.6 | — | 59.9 |
| FY2017 | 1,276 | 61 | 46 | 32 | 5.7 | 125.9 | 70.0 | 61.8 |
| FY2018 | 1,186 | 17 | 16 | 73 | 2.1 | 45.0 | 72.0 | 60.5 |
| FY2019 | 1,135 | -12 | -16 | 8 | -2.4 | -46.2 | 74.0 | 60.8 |
| FY2020 | 942 | -45 | -50 | -25 | -8.0 | -140.4 | 74.0 | 60.1 |
| FY2021 | 887 | -44 | -40 | -10 | -7.2 | -112.2 | 37.0 | 58.9 |
| FY2022 | 921 | -22 | -26 | -54 | -5.1 | -74.2 | 30.0 | 57.0 |
| FY2023 | 933 | 11 | 19 | 23 | 3.6 | 52.7 | 28.0 | 59.9 |
| FY2024 | 918 | 22 | 29 | -3 | 5.6 | 83.1 | 28.0 | 65.8 |
| FY2025 | 814 | 11 | 2 | -45 | 0.5 | 6.9 | 34.0 | 70.3 |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
「シュープラザ」「ABCマート」といった店舗ブランドは一定の認知度を持つが、強力なブランドロイヤリティや特許などの無形資産は限定的。PB商品も展開しているが、差別化は緩やか。
靴という消費財の性質上、顧客が他社ブランドや店舗へ乗り換える際の心理的・金銭的コストは低い。リピート購入は価格や品揃え、利便性に依存する傾向。
靴小売業において、ネットワーク効果はほとんど見られない。顧客が増えることでサービスの質が向上したり、プラットフォーム価値が高まる構造ではない。
多店舗展開による仕入れ交渉力や、効率的な物流網の構築により、一定のコスト優位性を確保している可能性がある。しかし、競合他社も同様の取り組みを行っており、決定的な優位性とは言えない。
国内の靴小売業界において、チヨダは「シュープラザ」「オリエンタルシューズ」等で広範な店舗網を持ち、業界内でも有数の規模を誇る。この規模は仕入れや物流における効率性に寄与する。
競合との比較優位
強力なブランド力と品揃え(特にスニーカー)で市場をリード。自社ブランド開発力も高い。チヨダは店舗数では匹敵するが、ブランド力やトレンドへの対応力で差がある。
強気シナリオ
国内靴小売市場におけるトップクラスの店舗網と仕入れ力を維持・拡大できる。
PB商品の開発力強化やプライベートブランドの拡充により、粗利率の改善が進む。
ECサイトの強化やオムニチャネル戦略の推進により、新たな顧客層の獲得と既存顧客の囲い込みに成功する。
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社(特にABCマート)の強力なブランド力と品揃え戦略により、市場シェアを奪われる。
消費者のファストファッション化やスニーカー需要の飽和により、靴の買い替えサイクルが長期化する。
EC専業の競合や異業種からの参入により、価格競争が激化し収益性が悪化する。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
チヨダの投資が失敗するには、まずその「規模の経済」が崩壊する必要がある。具体的には、競合他社がより効率的なサプライチェーンを構築するか、あるいはチヨダが店舗網の維持・拡大に失敗し、規模のメリットを享受できなくなるシナリオだ。また、PB商品の開発力が競合に劣り、差別化が図れず、価格競争に巻き込まれることも考えられる。さらに、消費者の嗜好が急速に変化し、チヨダが対応できない、あるいはECシフトに乗り遅れることで、既存のビジネスモデルが陳腐化する可能性も否定できない。これらの要因が複合的に作用することで、チヨダの競争優位性は失われ、投資は失敗に終わるだろう。
5年後のモート予測
店舗網と仕入れ力を維持しつつ、PB商品強化とEC・オムニチャネル戦略で収益性を改善。緩やかな成長を続ける。
既存事業の安定性を維持しつつ、市場環境の変化に一定程度対応。微増益または横ばいの推移となる。
競合激化や消費者の嗜好変化に対応できず、売上・利益ともに減少。店舗閉鎖やリストラを余儀なくされる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 322億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 70.3% | |
| 3. 利益の安定性 | 6年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 135.9倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.64倍 |
合格数:1/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-05-27 臨時報告書