8174

日本瓦斯(8174)に経済的な堀はあるか

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株価

現在株価
3,049
2026-09-01
時価総額
2,958 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 1,095 122 69 59 10.4 161.9 47.9
FY2017 1,147 107 78 85 10.8 182.6 34.0 52.2
FY2018 1,226 89 43 -117 6.3 101.7 42.0 48.9
FY2019 1,325 115 77 207 11.3 190.0 70.0 51.6
FY2020 1,435 136 94 16 13.5 78.9 70.0 49.5
FY2021 1,626 128 100 119 13.9 86.2 125.0 46.7
FY2022 2,079 152 106 120 14.5 93.1 50.0 47.9
FY2023 1,944 174 108 143 14.9 95.6 65.0 45.7
FY2024 2,001 185 115 191 17.1 104.5 75.0 43.2
FY2025 2,085 213 148 210 22.0 136.7 92.5 40.9

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:9/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中

無形資産1/5

「ニチガス」ブランドは一定の認知度を持つが、強力な特許や規制ライセンスに依存するほどの無形資産は確認できない。地域密着型のサービスによる顧客との関係性がブランド価値を支えている側面がある。

スイッチングコスト3/5

都市ガスへの切り替えは、手続きの煩雑さや初期費用、安全性の懸念から、既存顧客が容易に乗り換えにくい。特に、長年利用している顧客層にとってはスイッチング・コストは無視できない。

ネットワーク効果0/5

現時点では、顧客数の増加がサービス価値を直接的に高めるようなネットワーク効果は確認されない。個々の顧客へのサービス提供が中心となっている。

コスト優位2/5

LPガス業界全体として、調達コストやインフラ維持費が価格に影響する。同社が他社と比較して構造的に大幅なコスト優位を持つという明確な証拠はないが、規模の経済による効率化の可能性はある。

規模の経済3/5

首都圏を中心にLPガス供給網を構築しており、一定の地域シェアを持つ。インフラ投資や顧客基盤の拡大により、効率的な事業運営が可能となっている。ただし、業界全体で見ると寡占度はそれほど高くない。

競合との比較優位

強気シナリオ

都市ガス自由化の進展による新規顧客獲得の加速

再生可能エネルギー関連事業への展開による収益源の多様化

DX推進による業務効率化と顧客サービス向上

弱気シナリオ(モート侵食)

都市ガス大手との競争激化によるシェア低下

LPガス価格の変動リスクによる収益圧迫

再生可能エネルギー導入の遅延や規制強化

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

この投資が失敗するには、都市ガスへの切り替えが顧客にとって予想以上に容易になり、スイッチング・コストが実質的にゼロに近づく必要がある。また、同社が持つ地域インフラや顧客基盤が、競合他社(特に都市ガス大手や新興エネルギー企業)に対して競争優位性を失い、価格競争に巻き込まれる状況が常態化することも考えられる。さらに、再生可能エネルギーや新技術への投資が遅れ、業界全体の構造変化に取り残されるシナリオも、同社の持続的競争優位を毀損する要因となりうる。ブランド力や顧客との関係性が、これらの逆風を乗り越えるほどの強固なものではないと証明される必要がある。

5年後のモート予測

強気

都市ガス切り替え需要を取り込み、新規顧客獲得が順調に進む。再生可能エネルギー事業も軌道に乗り、収益の柱の一つとなることで、売上・利益ともに着実な成長を遂げる。

中立

既存のLPガス事業は安定的に推移しつつ、都市ガスへの切り替えも緩やかに進展する。新事業への投資は継続するが、収益への貢献は限定的。全体として横ばい圏内の成長となる。

弱気

都市ガス大手との競争が激化し、シェア獲得が困難になる。LPガス価格の変動リスクも顕在化し、収益性が悪化。新事業の成長も鈍化し、業績は低迷する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 2,958億
2. 健全な財務 自己資本比率 40.9%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 13.6%
6. 適度なPER PER 20.0倍
7. 適度なPBR PBR 4.34倍

合格数:3/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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