8078

阪和興業(8078)に経済的な堀はあるか

卸売業 商社・卸売

株価

現在株価
1,949
2026-09-01
時価総額
708 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 15,118 182 255 427 16.3 122.9 25.8
FY2016 15,140 234 164 -145 9.5 80.2 24.5
FY2017 17,911 262 174 -597 8.5 427.0 19.0 21.8
FY2018 20,746 289 139 -52 6.9 342.4 20.2
FY2019 19,075 273 -137 501 -8.2 -336.5 150.0 20.5
FY2020 17,455 292 196 148 10.2 482.7 100.0 22.9
FY2021 21,640 624 436 -2,957 18.1 1,073.3 60.0 13.8
FY2022 26,682 641 515 2,777 16.7 1,267.4 100.0 26.2
FY2023 24,320 497 384 192 10.8 944.9 130.0 30.1
FY2024 25,545 615 455 -117 11.7 1,125.7 185.0 32.9

バフェット流モート診断

無形資産
○○○○○
0/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●●○○
3/5
効率規模
●●●●○
4/5

総合スコア:9/25 主要モート:コスト優位 持続性:判定中

無形資産0/5

阪和興業は特定のブランド力、特許、規制ライセンス、独占的IPに依存するビジネスモデルではない。汎用的な鋼材や非鉄金属の流通が中心であり、無形資産による競争優位性は限定的と判断される。

スイッチングコスト2/5

長年の取引実績や顧客ニーズへの対応力により、一定の顧客との関係性は構築されている。しかし、価格競争力や代替品の存在により、顧客が他社へ乗り換えるリスクはゼロではなく、スイッチング・コストは限定的。

ネットワーク効果0/5

阪和興業のビジネスモデルは、プラットフォーム型ではなく、サプライヤーと顧客を繋ぐ商社機能が中心である。ユーザー数の増加がサービス価値を向上させるネットワーク効果は期待できない。

コスト優位3/5

鋼材・非鉄金属の流通において、長年の経験と広範なサプライヤーネットワーク、効率的な物流網を構築している。これにより、一定のコスト競争力を維持していると考えられる。特に、大量仕入れによる価格交渉力は強み。

規模の経済4/5

鉄鋼・非鉄金属流通業界において、阪和興業は大手の一角を占める規模を持つ。広範な取扱品目と全国的な販売網は、中小規模の競合他社に対する優位性をもたらしている。業界内での寡占的な地位は限定的だが、規模の経済は効いている。

競合との比較優位

強気シナリオ

インフラ投資や建設需要の継続による鋼材需要の安定

非鉄金属分野での高付加価値商材の取扱拡大

DX推進による物流・在庫管理の効率化とコスト削減

弱気シナリオ(モート侵食)

原材料価格の急激な変動リスク

国内建設市場の長期的な低迷

海外競合他社の台頭による価格競争の激化

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

阪和興業の投資が失敗するには、同社が長年培ってきたコスト優位性が失われる必要がある。具体的には、サプライヤーとの交渉力が低下し、仕入れコストが上昇すること。あるいは、物流網の非効率化や、競合他社がより革新的な物流・在庫管理システムを導入し、大幅なコスト削減を実現すること。また、顧客との関係性が、価格以外の付加価値(技術サポート、納期厳守など)で差別化できなくなり、価格のみで取引先が決定される状況に陥ること。さらに、鉄鋼・非鉄金属というコモディティ市場において、新たな代替素材や技術が登場し、同社の取扱品目の需要が構造的に減少することも考えられる。これらの要因が複合的に作用し、同社の収益性を長期的に圧迫するシナリオが考えられる。

5年後のモート予測

強気

インフラ投資や設備投資の活発化を背景に、鋼材・非鉄金属の需要が堅調に推移。高付加価値商材の取扱拡大やDXによる効率化で、売上・利益ともに着実に成長する。

中立

国内景気の緩やかな回復と、一部の産業分野での需要増に支えられ、安定的な収益を維持。原材料価格の変動リスクを一部吸収しつつ、堅実な経営を続ける。

弱気

世界経済の減速や地政学リスクの高まりにより、需要が低迷。原材料価格の変動や為替の影響を受け、収益性が悪化。競争激化により、シェアの維持も困難になる。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 708億
2. 健全な財務 自己資本比率 32.9%
3. 利益の安定性 9年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 1.6%
6. 適度なPER PER 1.6倍
7. 適度なPBR PBR 0.18倍

合格数:3/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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