8005

スクロール(8005)に経済的な堀はあるか

小売業 小売

株価

現在株価
1,797
2026-09-01
時価総額
555 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 589 12 7 32 3.0 19.8 59.1
FY2017 622 13 -10 21 -4.9 -30.4 10.0 52.3
FY2018 712 17 6 -19 3.0 18.5 10.0 49.9
FY2019 726 21 7 -2 3.3 20.5 10.0 49.6
FY2020 852 74 52 6 19.5 149.7 10.0 53.4
FY2021 814 70 56 25 18.6 160.2 60.0 60.4
FY2022 810 61 42 54 13.0 119.4 64.5 60.1
FY2023 798 53 36 31 10.9 105.1 48.0 62.7
FY2024 840 61 43 28 11.7 124.2 42.0 65.1
FY2025 885 57 28 81 7.3 80.7 51.5 63.9

バフェット流モート診断

無形資産
○○○○○
0/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中

無形資産0/5

スクロールは主に通信販売事業を展開しており、特定の強力なブランドや特許、規制ライセンスによる明確な無形資産の優位性は見られない。D2Cブランドの育成は進めているものの、競合他社との差別化が限定的。

スイッチングコスト2/5

長年利用している顧客基盤は存在するが、EC市場の競争激化により、価格や品揃え、利便性で他社に乗り換える可能性は否定できない。ロイヤルティプログラムはあるものの、スイッチングコストは高くない。

ネットワーク効果0/5

通信販売事業であり、プラットフォーム型ビジネスではないため、ネットワーク効果は発生しない。顧客が増加しても、サービス自体の価値が向上する構造ではない。

コスト優位1/5

長年の事業運営で培われた調達力や物流ノウハウはある程度存在するが、EC市場全体での価格競争や効率化の進展により、構造的なコスト優位性は確立されていない。他社も同様の効率化を進めている。

規模の経済2/5

通信販売業界において一定の規模を持つが、アマゾンや楽天などの巨大プラットフォーマーと比較すると、その規模は相対的に小さい。特定のニッチ市場での優位性は限定的。

競合との比較優位

強気シナリオ

D2Cブランドの育成と強化によるブランド価値向上

顧客ロイヤルティを高めるサービスの拡充

物流効率化によるコスト競争力の維持・向上

弱気シナリオ(モート侵食)

EC市場における競争激化と価格下落圧力

新規参入企業による市場シェアの奪取

顧客ニーズの変化への対応遅延

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

スクロールの投資が失敗するには、同社が通信販売事業における競争優位性を全く構築できない、あるいは既存の優位性を失うことが必要である。具体的には、競合他社がより強力なブランドを構築し、顧客のスイッチングコストを効果的に高めることに成功した場合。また、テクノロジーの進化や新たなビジネスモデルの登場により、スクロールの既存のオペレーション効率や調達力が陳腐化し、コスト競争力を失うシナリオも考えられる。さらに、顧客の購買行動が劇的に変化し、スクロールが提供する商品やサービスが魅力を失う、あるいは代替品が容易に入手可能になる状況も、同社の優位性を損なう要因となるだろう。これらの要因が複合的に作用することで、スクロールは市場での存在感を失い、投資としての魅力を失う可能性がある。

5年後のモート予測

強気

D2Cブランドの成功や顧客体験の向上により、売上・利益ともに安定的な成長を続ける。特に、高付加価値商品の販売拡大が収益を牽引する。

中立

緩やかな売上成長に留まる。競争環境の厳しさから利益率は横ばい傾向。新規事業への投資が収益に貢献し始める。

弱気

競争激化により売上・利益ともに減少。既存事業の収益性が悪化し、新規事業の成長も鈍化。構造的な課題が顕在化する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 555億
2. 健全な財務 自己資本比率 63.9%
3. 利益の安定性 9年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -12.2%
6. 適度なPER PER 20.1倍
7. 適度なPBR PBR 1.45倍

合格数:2/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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