7593

VTホールディングス(7593)に経済的な堀はあるか

小売業 小売

株価

現在株価
543
2026-09-01
時価総額
564 億円

主要指標

各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)

株価推移

チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。

▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 1,696 76 44 -21 11.7 37.6 28.8
FY2017 2,021 68 38 65 9.2 32.0 17.0 27.4
FY2018 2,188 69 38 75 8.7 32.1 18.0 28.3
FY2019 2,075 53 21 -70 5.1 17.7 20.0 22.0
FY2020 1,995 77 47 139 10.4 40.6 20.0 23.1
FY2021 2,379 102 117 112 20.5 101.0 20.0 27.3
FY2022 2,663 129 72 14 9.9 61.9 22.0 28.1
FY2023 3,116 120 67 17 8.2 56.9 23.5 26.7
FY2024 3,516 109 53 169 6.6 43.8 24.0 25.6
FY2025 24.0

バフェット流モート診断

無形資産
○○○○○
0/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中

無形資産0/5

VTホールディングスは自動車ディーラー事業を主軸としており、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、独占的IPといった無形資産による競争優位性は確認できない。個々の店舗ブランドは存在するが、業界全体を代表するような圧倒的なブランド力とは言えない。

スイッチングコスト1/5

自動車購入は比較的高額な買い物であり、一度購入した車種や販売店との関係性から、次回の購入時にも同じ販売店や系列を選ぶ顧客は一定数存在する。しかし、他社への乗り換えコストが極めて高いわけではなく、価格やサービス内容で競合に劣れば乗り換えられる可能性は十分にある。

ネットワーク効果0/5

VTホールディングスの事業モデルは、顧客が増えることでサービスの価値が向上するようなネットワーク効果を生み出す構造ではない。個々の顧客との関係性は重要だが、それが全体としてのプラットフォーム価値を高めるものではない。

コスト優位1/5

自動車ディーラー業界は、仕入れ価格、販売価格、アフターサービス等において競争が激しく、規模の経済や効率化によるコスト優位を築くことは容易ではない。VTホールディングスが構造的に他社より大幅に低いコストで事業運営できているという明確な証拠はない。

規模の経済2/5

VTホールディングスは複数の自動車ディーラーを展開しており、一定の事業規模を有している。これにより、仕入れ交渉力や地域内での認知度向上といった面で、小規模事業者に対しては優位性を持つ可能性がある。しかし、業界全体で見ると、大手資本系列のディーラー網と比較して圧倒的な規模とは言えない。

競合との比較優位

強気シナリオ

中古車市場の拡大と、同社が強みを持つ特定の車種・地域でのシェア拡大

M&Aによる事業規模の拡大とシナジー効果の発現

顧客満足度向上によるリピート率の更なる向上と紹介促進

弱気シナリオ(モート侵食)

自動車販売台数の減少や、新車・中古車価格の低迷

競合他社による積極的な価格競争やサービス拡充

EVシフトへの対応遅れや、それに伴う既存事業への影響

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

VTホールディングスへの投資が失敗するシナリオは、同社が競争優位性を全く持てない、あるいは既存の優位性を失う状況である。具体的には、自動車業界全体が構造的な変革期(例:EVシフトの急速な進展、サブスクリプションモデルの普及)を迎える中で、同社が迅速かつ効果的に対応できず、既存のディーラー事業が陳腐化してしまうケースが考えられる。また、価格競争が激化し、利益率が著しく低下する状況も考えられる。さらに、主要な仕入れ先やメーカーとの関係が悪化し、商品調達や販売チャネルに制約が生じることも、競争力の低下に繋がるだろう。顧客が、より利便性の高いオンライン販売チャネルや、価格面で有利な競合他社へと急速に移行し、同社の店舗網やサービスが魅力を失うことも、投資の失敗要因となり得る。

5年後のモート予測

強気

EVシフトへの対応や中古車事業の強化が進み、地域内でのシェアを拡大。M&Aも奏功し、売上・利益ともに堅調に成長する。

中立

自動車市場の変動の影響を受けつつも、既存事業の維持・改善に努め、緩やかな成長を続ける。EV対応は段階的に進める。

弱気

EVシフトへの対応が遅れ、既存事業の収益性が悪化。価格競争の激化により、売上・利益ともに減少傾向が続く。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 564億
2. 健全な財務 自己資本比率 25.6%
3. 利益の安定性 9年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -24.3%
6. 適度なPER PER 10.6倍
7. 適度なPBR PBR 0.79倍

合格数:3/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

もっと深く分析したい?

モート先生 AI が VTホールディングス の事業を 4 賢人の理論で詳しく解説します

モート先生に聞く →