ナフコ(2790)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 2,299 | 87 | 52 | 48 | 4.0 | 174.7 | — | 57.8 |
| FY2016 | 2,310 | 87 | 44 | 24 | 3.3 | 146.3 | — | 59.8 |
| FY2017 | 2,255 | 77 | 44 | 51 | 3.2 | 147.1 | 38.0 | 61.2 |
| FY2018 | 2,232 | 70 | 45 | 35 | 3.3 | 157.7 | 38.0 | 62.3 |
| FY2019 | 2,178 | 83 | 49 | 65 | 3.5 | 173.0 | 38.0 | 64.4 |
| FY2020 | 2,346 | 182 | 117 | 213 | 7.7 | 409.2 | 39.0 | 64.7 |
| FY2021 | 2,065 | 120 | 80 | -23 | 5.1 | 278.8 | 50.0 | 67.7 |
| FY2022 | 2,023 | 92 | 56 | 62 | 3.5 | 197.4 | 56.0 | 67.9 |
| FY2023 | 1,921 | 52 | 31 | 42 | 2.0 | 110.3 | 56.0 | 68.6 |
| FY2024 | 1,819 | 13 | 2 | -67 | 0.1 | 7.0 | 58.0 | 68.4 |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
ナフコは地域に根差したホームセンターとしてのブランド認知度を持つが、全国的な強力なブランド力や特許、独占的IPは限定的。特定の地域では一定の認知と信頼があると考えられる。
ホームセンターの利用者は価格や品揃え、利便性で店舗を選ぶ傾向が強く、特定の店舗への強いスイッチング・コストは発生しにくい。リピート利用はあるものの、乗り換えによる損失は小さい。
ナフコのビジネスモデルは、顧客が増えることでサービスの価値が向上するようなネットワーク効果は発生しない。個々の店舗の利用が他顧客の体験に影響を与える構造ではない。
ホームセンター業界は規模の経済が働きやすいが、ナフコは全国展開する大手競合と比較して、仕入れや物流におけるコスト優位性は限定的。地域密着型店舗の効率化で一定のコスト管理は行っている。
ナフコは西日本を中心に約150店舗を展開しており、地域における一定の店舗網と規模を持つ。これにより、地域内での品揃えや物流面で効率性を発揮し、競合に対する一定の優位性を確保している。
競合との比較優位
強気シナリオ
西日本地域における強力な店舗網と顧客基盤の維持・拡大
PB商品開発やプライベートブランド強化による収益性向上
ECサイト強化やデリバリーサービス拡充による新たな顧客層の獲得
弱気シナリオ(モート侵食)
大手競合他社(DCM、カインズなど)の攻勢による市場シェア低下
EC専業業者や異業種からの低価格・高利便性サービス参入
消費者のライフスタイルの変化(DIY需要の減少、オンラインショッピングへのシフト)
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ナフコへの投資が失敗するには、まず同社が地域密着型ホームセンターとしての強みを活かせず、大手競合やEC専業企業との競争において価格、品揃え、利便性のいずれにおいても劣後し続ける必要がある。特に、西日本という地理的優位性を活かした効率的な店舗運営や物流網の構築が、競合の全国規模のサプライチェーンやデジタル戦略に対して陳腐化し、顧客離れが加速することが想定される。また、消費者の価値観が多様化する中で、ナフコが提供する商品やサービスが、ターゲット顧客層のニーズから外れ、代替品の魅力が増す状況も考えられる。さらに、店舗網の維持・拡大にかかるコストが収益を圧迫し、新規投資余力が失われることも、競争力の低下を招く要因となるだろう。
5年後のモート予測
西日本でのシェア維持・拡大とPB強化により、堅調な売上成長と利益率改善が期待される。EC・デリバリー強化で新規顧客獲得も進む。
既存店売上の安定とコスト管理により、緩やかな成長を維持。競合との競争は続くが、地域基盤で一定の地位を保つ。
大手競合やECの攻勢により、シェア低下と利益率悪化。店舗網の維持コストが重荷となり、成長が鈍化するリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 541億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 70.8% | |
| 3. 利益の安定性 | 11年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 10年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -64.2% | |
| 6. 適度なPER | PER 242.7倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.35倍 |
合格数:4/7 部分的合格