3182

オイシックス(3182)に経済的な堀はあるか

小売業 小売

株価

現在株価
1,718
2026-09-01
時価総額
533 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 202 8 5 5 13.9 90.3 56.8
FY2016 230 8 5 2 5.6 87.5 60.8
FY2017 400 9 2 14 2.4 14.8 0.0 50.6
FY2018 640 23 24 9 19.1 71.4 0.0 54.8
FY2019 710 25 8 -7 5.6 23.2 0.0 53.7
FY2020 1,001 75 50 60 25.2 133.8 0.0 49.9
FY2021 1,135 42 27 -32 11.4 74.6 0.0 42.0
FY2022 1,152 33 18 -68 6.9 49.5 0.0 38.1
FY2023 1,484 51 41 -31 11.0 112.4 0.0 20.2
FY2024 2,560 69 36 -90 9.2 103.1 0.0 22.6

バフェット流モート診断

無形資産
●●○○○
2/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:8/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中

無形資産2/5

「Oisix」「大地を守る会」などのブランド力は一定程度存在するが、競合他社もプライベートブランドやPBに近い商品開発力を有しており、圧倒的なブランド優位性とは言えない。食品EC市場における認知度は高いものの、特許や独占的IPは限定的。

スイッチングコスト3/5

ミールキットの利便性や、有機野菜・特別栽培農産物といったこだわりの商品ラインナップは、一度利用した顧客のスイッチングコストを一定程度高める。特に、食の安全・安心や品質に高い関心を持つ顧客層にとっては、乗り換えのハードルはやや高くなる。

ネットワーク効果0/5

現時点では、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるようなネットワーク効果は確認されない。プラットフォームとしての拡大よりも、個々の顧客との関係性構築が中心となっている。

コスト優位1/5

食品の仕入れや物流において、効率化を進めている可能性はあるが、競合他社も同様の取り組みを行っており、構造的なコスト優位性は限定的。特に、生鮮食品を扱うため、品質維持のためのコストも発生する。

規模の経済2/5

食品EC市場においては一定の規模を持つが、大手総合スーパーやコンビニエンスストアの食品宅配サービス、さらには他の専門EC事業者と比較すると、市場全体に対するシェアはまだ限定的。効率規模の優位性は発展途上。

競合との比較優位

強気シナリオ

ミールキット市場のさらなる拡大と、Oisixブランドの浸透による顧客基盤の強化。

有機野菜・特別栽培農産物の需要増加と、大地を守る会ブランドとのシナジー効果の最大化。

テクノロジー活用による物流・オペレーション効率の改善と、収益性の向上。

弱気シナリオ(モート侵食)

大手小売業や新規参入企業による、より低価格で利便性の高い食品宅配サービスの台頭。

食の安全・安心に対する懸念や、商品供給における問題発生によるブランドイメージの毀損。

原材料価格の高騰や物流コストの上昇が、収益性を圧迫するリスク。

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

この投資が失敗するには、オイシックス・ラ・大地が提供するミールキットやこだわりの食材に対する顧客のロイヤルティが、競合他社のより低価格で利便性の高いサービスや、大手プラットフォーマーの広範な品揃えによって容易に浸食される必要がある。具体的には、顧客が「少しの手間」や「価格差」を許容する理由が失われ、価格や利便性を最優先する行動様式にシフトすることが考えられる。また、食品の安全・安心や品質に対する信頼が、一度の不祥事や継続的な品質問題によって失われ、ブランドイメージが回復不能なほど低下することも、投資の失敗につながるだろう。さらに、同社が強みとするサプライヤーとの関係性が、より有利な条件を提示する競合によって引き抜かれ、商品調達力が低下することも、競争優位性を損なう要因となる。

5年後のモート予測

強気

ミールキットと高品質食材の需要拡大を捉え、ブランド力と顧客ロイヤルティを武器に、売上・利益ともに着実な成長を遂げる。DX推進による効率化で収益性も改善し、食品EC市場での地位を確立する。

中立

緩やかな市場成長と共に、既存顧客基盤を維持しつつ、新規顧客獲得も進める。競合との価格競争やコスト増の影響を受けつつも、一定の成長を維持する。収益性は現状維持か微増。

弱気

競合の攻勢や価格競争の激化、サプライチェーン問題などにより、顧客離れが進み、売上・利益ともに低迷する。ブランドイメージの低下も重なり、成長軌道から外れるリスクがある。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 533億
2. 健全な財務 自己資本比率 22.6%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 1年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 11.4%
6. 適度なPER PER 14.6倍
7. 適度なPBR PBR 1.73倍

合格数:4/7 部分的合格

直近の適時開示

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