2705

大戸屋ホールディングス(2705)に経済的な堀はあるか

小売業 小売

株価

現在株価
10,090
2026-09-01
時価総額
529 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 256 7 4 1 7.6 49.6 45.6
FY2017 263 6 2 6 4.3 28.4 30.0 49.3
FY2018 257 4 1 4 1.2 7.6 25.0 46.7
FY2019 246 -6 -11 -5 -34.3 -158.5 25.0 37.2
FY2020 161 -33 -47 -32 -317.2 -659.3 25.0 15.4
FY2021 188 -6 19 22 55.9 249.5 0.0 34.0
FY2022 238 3 3 2 7.4 23.8 0.0 37.4
FY2023 279 16 14 14 28.3 179.1 5.0 44.1
FY2024 314 17 12 6 25.9 161.7 5.0 37.7
FY2025 370 21 12 15 27.9 170.0 10.0 34.5

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中

無形資産1/5

大戸屋は「大戸屋ごはん処」ブランドによる和食レストラン事業を展開。一定の知名度はあるものの、強力なブランドロイヤリティや特許、独占的IPに裏付けられた無形資産は限定的。競合他社も同様のブランドを持つ。

スイッチングコスト1/5

外食産業であり、顧客のスイッチング・コストは低い。特定のメニューや店舗への愛着はあるかもしれないが、他社への乗り換え障壁は小さい。価格や利便性で容易に競合に流れる可能性がある。

ネットワーク効果0/5

レストラン事業であり、ネットワーク効果は基本的に存在しない。顧客が増えても、他の顧客にとってのサービスの価値が直接的に向上する構造ではない。

コスト優位1/5

セントラルキッチンの導入など効率化努力は見られるが、外食産業全体として人件費や原材料費の高騰の影響を受けやすく、構造的なコスト優位性は確立されていない。競合との価格競争力も限定的。

規模の経済2/5

国内に約300店舗を展開しており、一定の規模を持つ。しかし、外食産業全体で見ると、より大規模なチェーンや多様な業態を持つ企業も存在するため、業界規模に対して最適化された少数寡占とは言えない。

競合との比較優位

強気シナリオ

既存店の収益性改善

新規出店による売上拡大

テイクアウト・デリバリー事業の成長

弱気シナリオ(モート侵食)

原材料費・人件費の高騰

競合他社との競争激化

消費者の外食離れ

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

大戸屋が長期的な競争優位性を築くためには、単なる店舗数やブランド認知度を超えた、顧客が他社に容易に乗り換えられないような強固なスイッチング・コストの構築、あるいは競合が模倣できないような独自のオペレーション効率や商品開発力が必要となる。例えば、特定の食材調達における独占的な契約や、顧客データを活用したパーソナライズされた体験提供などが考えられる。もし、これらの要素が欠如したまま、単に既存事業の維持や小規模な改善に終始するのであれば、競争環境の変化に対応できず、徐々に競争力を失っていくリスクが高い。また、外食産業特有の労働集約性や外部環境への脆弱性を克服できない場合も、長期的な成長は望めないだろう。

5年後のモート予測

強気

既存店売上高の回復と新規出店が順調に進み、収益性が改善。テイクアウト・デリバリー需要も取り込み、売上・利益ともに着実に成長する。

中立

緩やかな既存店売上高の回復と、限定的な新規出店に留まる。コスト増の影響を受け、利益は横ばいか微増にとどまる。

弱気

原材料費・人件費の高騰が継続し、価格転嫁も限定的。競合との競争激化や消費者の外食離れにより、既存店売上高が減少し、赤字に転落するリスクがある。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 529億
2. 健全な財務 自己資本比率 34.5%
3. 利益の安定性 8年連続黒字
4. 配当の継続性 4年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 92.7%
6. 適度なPER PER 42.9倍
7. 適度なPBR PBR 12.87倍

合格数:2/7 部分的合格

直近の適時開示

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