マミーマートホールディングス(9823)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 1,010 | 25 | 17 | -45 | 7.4 | 160.8 | 20.0 | 46.3 |
| FY2017 | 1,030 | 29 | 18 | 15 | 7.3 | 169.6 | 20.0 | 44.7 |
| FY2018 | 1,054 | 28 | -13 | 3 | -5.5 | -119.6 | 20.0 | 40.8 |
| FY2019 | 1,089 | 16 | 7 | -33 | 2.9 | 64.6 | 36.0 | 43.3 |
| FY2020 | 1,243 | 47 | 26 | 57 | 10.1 | 245.2 | 48.0 | 46.3 |
| FY2021 | 1,353 | 60 | 39 | 50 | 13.4 | 369.7 | 60.0 | 51.1 |
| FY2022 | 1,330 | 50 | 34 | 15 | 10.7 | 321.7 | 65.0 | 52.6 |
| FY2023 | 1,450 | 59 | 43 | 122 | 12.7 | 411.6 | 83.0 | 51.2 |
| FY2024 | 1,607 | 64 | 47 | -48 | 12.5 | 473.6 | 95.0 | 51.6 |
| FY2025 | 1,937 | 67 | 52 | 4 | 12.4 | 104.9 | 105.0 | 48.8 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:none 持続性:判定中
「マミーマート」ブランドは地域によっては一定の認知度があるが、全国的なブランド力や特許、独占的IPは限定的。PB商品の開発力は存在するものの、競合他社も同様の取り組みを行っており、明確な優位性とは言えない。
生鮮食品や日用品の購入は、価格や利便性で選択されることが多く、顧客のスイッチングコストは低い。特定の店舗への愛着や習慣はあるかもしれないが、それが持続的な優位性につながるほどの強固なものではない。
小売業であり、プラットフォーム型ビジネスではないため、ネットワーク効果は期待できない。顧客が増えても、それが直接的にサービスの価値向上や新規顧客獲得の促進に繋がる構造ではない。
地域密着型の店舗運営や、一部での共同仕入れによるコスト削減努力は見られる。しかし、業界全体として価格競争が激しく、大規模なサプライヤーとの交渉力や物流効率で圧倒的な優位性を持つ競合と比較すると、コスト優位性は限定的。
地域によっては一定の店舗網を構築しているが、業界全体で見ると、イオンやセブン&アイなどの大手小売業と比較して規模は小さい。効率的な規模の経済を享受するには、さらなる店舗網拡大やM&Aが必要。
競合との比較優位
強気シナリオ
地域密着戦略の深化による顧客ロイヤルティの向上
PB商品開発力の強化と差別化
M&Aによる事業規模の拡大とシナジー創出
弱気シナリオ(モート侵食)
大手競合との価格競争激化による収益圧迫
消費者の嗜好変化への対応遅れ
人件費や原材料費の高騰によるコスト増
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
マミーマートホールディングスが持続的な競争優位を築くためには、既存のビジネスモデルの延長線上ではなく、根本的な変革が必要となる。例えば、単なる食品スーパーとしての機能に留まらず、地域コミュニティのハブとしての役割を強化したり、独自のテクノロジーを活用した新しい顧客体験を提供したりする方向性が考えられる。もし、同社がこれらの革新的な取り組みに失敗し、単に価格競争や既存のオペレーションの効率化に終始するならば、大手競合の規模の経済やブランド力に吸収され、存在感を失っていく可能性が高い。また、地域社会との連携が希薄化し、顧客が利便性や価格を最優先に競合他社へ流出する状況が続けば、同社の競争力は著しく低下するだろう。
5年後のモート予測
地域密着戦略とPB強化で既存顧客基盤を維持・拡大。M&Aも奏功し、緩やかな成長軌道を描く。
現状維持の競争環境下で、コスト上昇圧力を受けつつも、限定的ながら収益を確保し続ける。
大手競合との競争激化、コスト増により、収益性が悪化。店舗網の縮小も視野に入る。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 541億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 48.8% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -31.2% | |
| 6. 適度なPER | PER 10.3倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.28倍 |
合格数:3/7 部分的合格