7966

リンテック(7966)に経済的な堀はあるか

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株価

現在株価
5,500
2026-09-01
時価総額
3,534 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 2,060 166 115 -240 6.4 158.7 64.9
FY2017 2,490 201 113 193 6.0 156.0 66.0 63.4
FY2018 2,509 180 129 126 6.8 179.2 66.0 65.3
FY2019 2,407 154 96 47 5.0 133.2 78.0 68.7
FY2020 2,359 170 114 202 5.8 157.8 78.0 70.2
FY2021 2,568 216 166 50 7.9 232.1 78.0 69.1
FY2022 2,846 138 115 -62 5.1 167.9 88.0 74.2
FY2023 2,763 106 52 177 2.3 76.7 88.0 69.6
FY2024 3,160 246 145 90 5.9 212.0 88.0 72.1
FY2025 3,194 252 174 189 6.7 264.5 100.0 75.1

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:7/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中

無形資産1/5

リンテックは、粘着技術を核とした高機能製品群を持つが、特定の強力なブランドや特許による独占的な地位は限定的。一部製品で技術的優位性はあるものの、広範な無形資産による競争優位性はまだ発展途上と言える。

スイッチングコスト3/5

半導体製造プロセス用テープやディスプレイ用光学フィルムなど、顧客の製造ラインに組み込まれる製品が多く、仕様変更にはコストと時間がかかる。特に、高度な品質管理が求められる分野では、サプライヤー変更のハードルは高い。

ネットワーク効果0/5

リンテックの事業モデルは、直接的なネットワーク効果を生み出す性質のものではない。製品の価値は個々の性能や品質に依存し、ユーザー数の増加によって価値が増幅するような構造は見られない。

コスト優位1/5

製造プロセスの効率化や材料調達の最適化を進めているが、競合他社も同様の努力を行っており、構造的なコスト優位性を確立しているとは言えない。一部製品で規模の経済によるコスト削減の可能性はある。

規模の経済2/5

粘着製品分野では一定の市場シェアを持つが、グローバルな大手化学メーカーと比較すると、規模の面で劣る部分がある。ただし、特定のニッチ市場においては、効率的な規模を活かせる可能性も秘めている。

競合との比較優位

強気シナリオ

高機能粘着製品の需要拡大

新規用途開発による市場シェア拡大

M&Aによる事業ポートフォリオ強化

弱気シナリオ(モート侵食)

競合他社の技術革新による代替品の登場

主要顧客の生産拠点移転や需要低迷

原材料価格の高騰による収益性悪化

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

リンテックの競争優位性が失われるシナリオは、まず、同社が長年培ってきた粘着技術や製品開発力において、競合他社に決定的な差をつけられることである。特に、顧客の製造プロセスに不可欠な製品群において、より高性能で低コストな代替品が他社から登場し、スイッチング・コストを上回るメリットを顧客に提供できるようになれば、リンテックの優位性は揺らぐ。また、主要顧客との強固な関係性が、技術的な問題や品質問題、あるいは価格交渉の失敗によって崩壊し、顧客が競合他社へ乗り換える事態も考えられる。さらに、グローバルなサプライチェーンの混乱や、特定の地域への過度な依存が、事業継続性にリスクをもたらす可能性もある。

5年後のモート予測

強気

高機能粘着製品の需要増と新規用途開拓により、売上・利益ともに堅調な成長を続ける。特に、半導体やディスプレイ関連分野でのシェア拡大が牽引役となる。

中立

既存事業の安定成長に加え、新規事業の育成により緩やかな成長を見込む。市場環境の変化にはある程度対応できるが、大きな飛躍は限定的となる。

弱気

技術革新の遅れや競合激化により、既存事業の競争力が低下。原材料価格の高騰も重なり、収益性が悪化し、成長が鈍化する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 3,534億
2. 健全な財務 自己資本比率 75.1%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 16.4%
6. 適度なPER PER 20.3倍
7. 適度なPBR PBR 1.37倍

合格数:4/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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