7867

タカラトミー(7867)に経済的な堀はあるか

その他製品 情報通信・サービスその他

株価

現在株価
3,765
2026-09-01
時価総額
2,503 億円

主要指標

各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)

株価推移

チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。

▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 1,677 77 54 211 10.4 61.9 32.4
FY2017 1,774 132 80 127 14.1 84.7 10.0 39.9
FY2018 1,769 144 93 175 13.8 97.9 14.0 46.5
FY2019 1,648 107 45 56 6.7 47.3 24.0 51.6
FY2020 1,412 71 54 95 7.7 57.1 30.0 47.1
FY2021 1,654 123 91 139 11.5 98.2 17.5 50.5
FY2022 1,873 131 83 141 9.5 90.7 32.5 54.5
FY2023 2,083 188 98 239 9.8 107.7 32.5 60.1
FY2024 2,502 249 164 89 15.4 182.2 50.0 64.2
FY2025 64.0

バフェット流モート診断

無形資産
●●○○○
2/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:7/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中

無形資産2/5

「トミカ」「リカちゃん」といった長年愛される強力なブランド資産を持つ。これらのブランドは、キャラクターライセンス事業や海外展開の基盤となっているが、近年は新規IP創出や既存IPの陳腐化リスクも存在する。ブランド力は依然として高いものの、持続的な成長には新たな魅力的なコンテンツ開発が不可欠。

スイッチングコスト1/5

「トミカ」や「リカちゃん」の玩具は、子供の成長や親の嗜好によって代替品への乗り換えが発生しやすい。特定のキャラクターやシリーズへの愛着はあるものの、他社製品へのスイッチングコストは低い。玩具業界全体として、新製品やトレンドへの感応度が高い。

ネットワーク効果0/5

玩具事業において、直接的なネットワーク効果は限定的。プラットフォーム型ビジネスではなく、個別の商品が中心。一部、アプリ連携やイベント等で間接的な効果が見られる可能性はあるが、主要な競争優位とは言えない。

コスト優位1/5

中国等での生産委託によるコスト管理を行っているが、グローバルな製造業と比較して顕著なコスト優位性はない。原材料価格の変動や人件費の上昇リスクに晒されており、構造的なコスト優位性は弱い。

規模の経済3/5

玩具業界において、タカラトミーは国内有数の規模を誇る。これにより、開発、製造、販売チャネルにおいて一定の効率性を実現。特に「トミカ」「リカちゃん」といった主力ブランドの生産・販売規模は、競合他社に対する優位性をもたらしている。しかし、グローバル市場ではさらなる規模の経済が求められる。

競合との比較優位

強気シナリオ

「トミカ」「リカちゃん」のブランド力を活用した海外市場での成長加速

新規IP創出や既存IPの再活性化による、コンテンツ事業の拡大

デジタル戦略やDX推進による、新たな収益機会の創出

弱気シナリオ(モート侵食)

少子化による国内玩具市場の縮小と、既存ブランドの陳腐化

グローバル競合との競争激化による、市場シェアの低下

玩具以外の事業(アミューズメント、ライセンス等)の成長鈍化

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

タカラトミーの投資が失敗するには、主力ブランドである「トミカ」と「リカちゃん」の魅力が急速に失われ、子供たちの間で飽きられたり、より魅力的な競合製品に取って代わられたりすることが真実でなければならない。また、同社が長年培ってきた玩具開発・製造・販売のノウハウが、デジタル化の波やグローバル化の進展に対応できず、時代遅れとなることも考えられる。さらに、新規IP創出や海外展開といった成長戦略が、期待されたほどの成果を上げられず、むしろ先行投資が負担となるシナリオも、この投資の失敗につながるだろう。これらの要因が複合的に作用し、同社の競争優位性が崩壊することが、投資の失敗を招く。

5年後のモート予測

強気

主力ブランドの海外展開加速と新規IPの成功により、売上・利益ともに大幅成長。特にアジア市場でのシェア拡大が期待される。

中立

国内市場は横ばいだが、海外市場での堅調な成長と、既存ブランドの安定した収益により、緩やかな増収増益を維持する。

弱気

少子化の影響と競合激化により国内市場が縮小。海外展開も伸び悩み、新規IPも成功せず、減収減益に陥るリスクがある。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 2,503億
2. 健全な財務 自己資本比率 64.2%
3. 利益の安定性 9年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 22.9%
6. 適度なPER PER 15.3倍
7. 適度なPBR PBR 2.35倍

合格数:3/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

もっと深く分析したい?

モート先生 AI が タカラトミー の事業を 4 賢人の理論で詳しく解説します

モート先生に聞く →