フジコピアン(7957)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 84 | 3 | 2 | 5 | 1.9 | 12.0 | 4.0 | 53.9 |
| FY2017 | 87 | 4 | 3 | -1 | 2.5 | 166.2 | 40.0 | 56.6 |
| FY2018 | 94 | 7 | 5 | 4 | 4.8 | 314.9 | 75.0 | 57.6 |
| FY2019 | 90 | 4 | 3 | -1 | 3.0 | 205.5 | 62.0 | 62.1 |
| FY2020 | 75 | -1 | -2 | 1 | -1.8 | -118.1 | 40.0 | 63.5 |
| FY2021 | 86 | 3 | 4 | 2 | 3.5 | 241.5 | 65.0 | 64.6 |
| FY2022 | 99 | 5 | 5 | -3 | 4.4 | 320.4 | 97.0 | 62.5 |
| FY2023 | 82 | -8 | -9 | -8 | -8.3 | -559.4 | 40.0 | 64.0 |
| FY2024 | 90 | -0 | 4 | 1 | 3.8 | 259.9 | 78.0 | 64.3 |
| FY2025 | 85 | -2 | -27 | -4 | -33.9 | -1,764.6 | 40.0 | 57.4 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
フジコピアンは、特定のブランド力や特許、規制ライセンス、独占的IPに依存する事業モデルではない。主力事業である感熱紙やインクジェットロール紙は汎用品としての側面が強く、無形資産による競争優位性は限定的である。
一部の法人顧客においては、長年の取引実績や特定の仕様への適合性から、サプライヤー変更に伴う手間やコストを考慮して継続利用する可能性はある。しかし、製品の汎用性が高く、代替品も容易に入手可能なため、スイッチング・コストは低い。
同社の事業は、ユーザーが増えることで製品価値が増大するようなネットワーク効果を生むビジネスモデルではない。個々の顧客の利用量に依存する取引であり、プラットフォーム型ビジネスとは異なる。
長年の製造ノウハウや、一部の原材料調達における規模の経済性を活かしたコスト管理は行われている可能性がある。しかし、競合他社も同様の努力をしており、決定的なコスト優位性を確立しているとは言えない。
感熱紙やインクジェットロール紙市場において一定のシェアを有していると考えられるが、グローバル市場全体で見ると、最適規模に達しているとは言い難い。業界全体が成熟しており、規模の経済による圧倒的な優位性は限定的。
競合との比較優位
強気シナリオ
高付加価値製品(例:特殊用途向け感熱紙)の開発・販売拡大
海外市場への積極的な展開による売上増加
M&Aによる事業規模拡大とシナジー創出
弱気シナリオ(モート侵食)
原材料価格の高騰による収益性の悪化
デジタル化の進展による紙媒体需要の減少
価格競争の激化による利益率の低下
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
フジコピアンへの投資が失敗するには、同社が保有する製造技術やサプライチェーン管理能力が、競合他社に対して全く優位性を持たないことが真実でなければならない。特に、デジタル化の波を乗り越えられず、紙媒体の需要が予想以上に急速に縮小した場合、同社の既存事業モデルは存続の危機に瀕する。また、グローバル市場における価格競争に巻き込まれ、コスト優位性も失われ、ニッチ市場での高付加価値製品開発にも失敗し、結果として長期的な成長が見込めない状況に陥るシナリオが考えられる。さらに、主要顧客が競合他社へ容易に乗り換えることができ、スイッチング・コストが皆無であることも、失敗の要因となりうる。
5年後のモート予測
高付加価値製品へのシフトと海外展開が進み、安定した収益成長を達成する。デジタル化の影響を最小限に抑え、ニッチ市場での地位を確立する。
既存事業を維持しつつ、緩やかな成長を目指す。原材料価格や需要変動の影響を受けやすいが、一定のシェアを保ち続ける。
デジタル化の進展や価格競争の激化により、収益性が悪化。事業規模の縮小を余儀なくされ、長期的な成長が見込めなくなる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 21億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 64.3% | |
| 3. 利益の安定性 | 7年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 5.4倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.20倍 |
合格数:3/7 部分的合格