7932

ニッピ(7932)に経済的な堀はあるか

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株価

現在株価
11,860
2026-09-01
時価総額
325 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 420 22 11 -3 4.5 79.5 38.7
FY2016 390 24 19 8 7.0 131.7 40.9
FY2017 421 20 9 11 3.4 330.1 12.0 40.1
FY2018 437 8 2 -12 0.6 59.8 60.0 40.4
FY2019 424 19 13 16 4.5 441.9 50.0 41.4
FY2020 356 9 42 61 12.8 1,467.1 50.0 46.7
FY2021 393 18 11 12 3.4 398.0 70.0 48.8
FY2022 448 15 12 18 3.3 406.8 60.0 49.5
FY2023 490 36 25 36 6.7 886.0 80.0 52.0
FY2024 491 36 25 38 6.1 854.5 220.0 56.8

バフェット流モート診断

無形資産
○○○○○
0/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中

無形資産0/5

ニッピはコラーゲンペプチドや化粧品原料などを製造販売する企業だが、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、独占的IPといった無形資産による明確な競争優位性は見られない。競合他社も同様の製品を開発・販売しており、参入障壁は低いと考えられる。

スイッチングコスト1/5

ニッピのコラーゲンペプチドは、食品・飲料メーカーや化粧品メーカーに原料として供給されている。一度採用された原料は、品質や供給安定性の観点から、切り替えには一定の手間やコストが発生する可能性がある。しかし、代替原料の選択肢も存在するため、スイッチング・コストは限定的である。

ネットワーク効果0/5

ニッピの事業は、原料供給が中心であり、ユーザーが増えることで製品価値が向上するようなネットワーク効果は発生しない。BtoBビジネスであり、プラットフォーム型ビジネスとは性質が異なる。

コスト優位1/5

ニッピは長年の経験と技術蓄積により、一定の生産効率を維持していると考えられる。しかし、同業他社も同様の技術を有しており、原料調達コストや製造プロセスにおいて、構造的なコスト優位性を確立しているとは言えない。価格競争に巻き込まれるリスクは存在する。

規模の経済2/5

ニッピはコラーゲンペプチド市場において一定のシェアを有しており、原料メーカーとしての規模の経済性は一定程度存在する。しかし、グローバル市場全体で見ると、ニッピの規模が圧倒的な優位性を築くほどではない。少数寡占市場とは言えず、競争は比較的激しい。

競合との比較優位

強気シナリオ

健康志向の高まりによるコラーゲンペプチド需要の持続的な拡大

高付加価値製品(機能性表示食品原料など)の開発・販売による収益性向上

海外市場への積極的な展開による売上増加

弱気シナリオ(モート侵食)

競合他社による低価格攻勢や新技術の登場

原料価格の変動や供給不安による収益圧迫

健康食品・化粧品市場におけるトレンドの変化や規制強化

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

ニッピの投資が失敗するには、まずコラーゲンペプチド市場そのものが期待外れに終わることが必要である。具体的には、健康効果に対する科学的根拠の不足が露呈したり、消費者の嗜好が急速に変化して代替成分への関心が高まるケースが考えられる。また、ニッピが技術革新やコスト削減に失敗し、競合他社(特に海外の安価な供給業者)に市場シェアを奪われ続けるシナリオも考えられる。さらに、原料調達におけるサプライチェーンの脆弱性が露呈し、安定供給能力を失うことも、ニッピの競争力を大きく損なう要因となるだろう。これらの要因が複合的に作用することで、ニッピの現在の事業基盤が揺らぎ、投資としての魅力を失う可能性がある。

5年後のモート予測

強気

健康志向の高まりと高付加価値製品へのシフトにより、売上・利益ともに堅調に成長。海外展開も奏功し、市場シェアを拡大する。

中立

市場の成長に合わせて緩やかに売上・利益を伸ばす。新製品開発やコスト効率化で一定の競争力を維持する。

弱気

価格競争の激化や代替品へのシフトにより、売上・利益ともに伸び悩む。海外展開も苦戦し、市場シェアを失うリスクがある。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 325億
2. 健全な財務 自己資本比率 56.8%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 29.0%
6. 適度なPER PER 13.2倍
7. 適度なPBR PBR 0.82倍

合格数:4/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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