ZACROS(7917)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 955 | 82 | 49 | 31 | 9.1 | 257.2 | — | 59.8 |
| FY2016 | 984 | 69 | 27 | 32 | 4.8 | 142.9 | — | 55.7 |
| FY2017 | 1,082 | 86 | 54 | 95 | 8.6 | 281.2 | 66.0 | 56.2 |
| FY2018 | 1,122 | 81 | 55 | 19 | 8.3 | 290.7 | 66.0 | 57.7 |
| FY2019 | 1,143 | 89 | 53 | 11 | 7.5 | 280.0 | 66.0 | 61.4 |
| FY2020 | 1,173 | 103 | 73 | 20 | 9.3 | 382.4 | 70.0 | 61.8 |
| FY2021 | 1,278 | 103 | 77 | 62 | 9.0 | 403.6 | 75.0 | 61.9 |
| FY2022 | 1,294 | 59 | 49 | 44 | 5.4 | 255.7 | 82.0 | 63.9 |
| FY2023 | 1,362 | 83 | 45 | 40 | 4.8 | 241.4 | 84.0 | 60.4 |
| FY2024 | 1,507 | 101 | 65 | -109 | 6.5 | 351.3 | 84.0 | 59.5 |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中
ZACROSの事業内容(機能性フィルム、粘着テープ等)において、特許やブランドによる明確な無形資産の優位性は確認できない。競合他社との差別化要因として、技術力は存在する可能性はあるが、定量的な評価が困難。
機能性フィルムや粘着テープは、顧客の製造プロセスに組み込まれる場合、仕様変更に伴うテストや再認証にコストと時間がかかる可能性がある。しかし、代替品の選択肢は比較的多いと推測され、スイッチング・コストは限定的。
ZACROSの事業は、プラットフォーム型ではなく、BtoBの製品供給が中心であるため、ネットワーク効果は期待できない。
化学製品の製造においては、規模の経済や効率的な生産プロセスがコスト競争力に影響する可能性がある。しかし、ZACROSが業界内で突出したコスト優位性を持つという情報は現時点では確認できない。
機能性フィルムや粘着テープ市場は、一定の規模を持つが、ZACROSが市場シェアで圧倒的な地位を占めているわけではない。大手化学メーカーも参入しており、寡占化は限定的と推測される。
競合との比較優位
強気シナリオ
高機能フィルムや特殊粘着テープ分野での技術革新による新規市場開拓
既存顧客との関係強化による安定的な需要確保
M&Aによる事業領域拡大とシナジー創出
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による低価格攻勢や代替技術の登場
主要顧客の業績悪化や需要減少
原材料価格の高騰による収益性の悪化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ZACROSの投資が失敗するには、同社が持つ技術や製品が陳腐化し、競合他社がより低コストで高性能な代替品を市場に投入することである。特に、顧客が容易に乗り換え可能な代替材料や技術が出現し、ZACROSの製品が価格競争力や性能面で劣後する状況が考えられる。また、主要な顧客層の産業構造が変化し、ZACROSの製品に対する需要が構造的に減少することも、失敗シナリオの重要な要素となる。さらに、グローバルなサプライチェーンの混乱や、環境規制の強化が、同社の生産コストを大幅に押し上げ、収益性を圧迫する可能性も否定できない。
5年後のモート予測
技術革新と新規市場開拓により、高付加価値製品の売上比率が上昇。安定した顧客基盤と効率的な生産体制を維持し、緩やかな増収増益を達成する。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな市場成長を取り込む。技術開発投資は継続するが、大きなブレークスルーは見られず、収益は横ばい傾向となる。
競合激化や代替技術の台頭により、価格競争に巻き込まれる。原材料価格の高騰も重なり、収益性が悪化。売上・利益ともに減少傾向が続く。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 928億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 60.5% | |
| 3. 利益の安定性 | 11年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -25.4% | |
| 6. 適度なPER | PER 12.0倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.97倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準
直近の適時開示
- 2026-07-08 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-06-22 臨時報告書
- 2026-06-08 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-05-13 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)