7970

信越ポリマー(7970)に経済的な堀はあるか

化学 素材・化学

株価

現在株価
2,260
2026-09-01
時価総額
1,847 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 740 55 42 54 5.8 51.6 75.8
FY2017 793 72 55 40 7.0 66.5 12.0 74.6
FY2018 855 82 60 28 7.5 74.3 12.0 75.1
FY2019 803 78 63 31 7.4 77.6 16.0 80.0
FY2020 769 72 45 69 5.2 56.1 18.0 79.8
FY2021 926 97 63 1 6.7 78.2 20.0 76.7
FY2022 1,083 127 85 -21 8.1 105.7 26.0 77.4
FY2023 1,044 111 87 -3 7.7 107.3 38.0 80.0
FY2024 1,106 133 94 50 7.7 117.0 46.0 80.2
FY2025 1,151 140 99 97 7.6 123.2 52.0 84.4

バフェット流モート診断

無形資産
●●●○○
3/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●●○
4/5

総合スコア:12/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中

無形資産3/5

信越化学工業グループの一員としてのブランド力と、長年にわたり培ってきた特殊塩ビコンパウンドや半導体シリコーンウェハー製造技術に関するノウハウが強み。特に半導体関連材料分野での高い技術力は、他社が容易に模倣できない無形資産となり得る。

スイッチングコスト3/5

半導体製造プロセスで使用されるシリコーンウェハーや、自動車・建材分野向けの特殊塩ビコンパウンドは、顧客の製造ラインや製品仕様に深く組み込まれている。仕様変更には多大なコストと時間がかかるため、顧客は容易にサプライヤーを変更できない。

ネットワーク効果0/5

該当するネットワーク効果は確認できない。

コスト優位2/5

信越化学工業グループとしての調達力や生産効率は一定のコスト優位性をもたらすが、競合他社も同様の効率化を進めているため、圧倒的なコスト優位とは言えない。

規模の経済4/5

塩ビコンパウンドや半導体シリコーンウェハーといったニッチながらも重要な市場において、世界トップクラスの生産能力と供給実績を持つ。この規模は、新規参入者にとって大きな障壁となる。

競合との比較優位

強気シナリオ

半導体市場の継続的な成長によるシリコーンウェハー需要の拡大

EV化や高機能建材向け特殊塩ビコンパウンドの需要増加

信越化学グループとのシナジーによる新製品開発・コスト削減

弱気シナリオ(モート侵食)

半導体市場の急激な減速や地政学的リスクによる需要低迷

代替材料の開発や技術革新による既存製品の陳腐化

原材料価格の変動やサプライチェーンの混乱

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

信越ポリマーの投資が失敗するには、まず同社が持つ技術的優位性が、競合他社によって急速にキャッチアップされるか、あるいは陳腐化するような革新的な代替技術が登場する必要がある。特に、半導体シリコーンウェハー分野においては、より高性能な次世代材料(例:SiCウェハーの普及拡大や、さらに新しい素材)が急速に普及し、同社の主力製品の需要を奪うシナリオが考えられる。また、グローバルなサプライチェーンの再編や、主要顧客である半導体メーカーの生産拠点の劇的な変化により、同社の生産・供給体制が最適でなくなり、コスト競争力や供給安定性が損なわれる可能性も無視できない。さらに、信越化学グループとしての強力なバックアップが弱まり、単独での研究開発投資や設備投資が競合に比べて見劣りするようになることも、優位性の低下につながるだろう。

5年後のモート予測

強気

半導体・EV・高機能建材市場の堅調な成長を背景に、主力製品の需要が拡大。技術的優位性と生産能力を活かし、売上・利益ともに着実に成長を続ける。

中立

市場の成長は緩やかになるものの、ニッチ市場での高いシェアを維持。コスト管理と効率的な生産体制により、安定した収益を確保する。

弱気

半導体市場の低迷や代替技術の台頭により、主力製品の需要が減少。価格競争の激化や原材料コストの上昇により、収益性が悪化する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 1,847億
2. 健全な財務 自己資本比率 84.4%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 5.2%
6. 適度なPER PER 18.7倍
7. 適度なPBR PBR 1.43倍

合格数:4/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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