光村印刷(7916)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 176 | 3 | 2 | 19 | 1.3 | 6.8 | — | 62.5 |
| FY2016 | 174 | 6 | 3 | 7 | 1.9 | 10.4 | — | 64.6 |
| FY2017 | 165 | 3 | 2 | 11 | 1.2 | 70.1 | 5.0 | 64.0 |
| FY2018 | 178 | 1 | 1 | 8 | 0.6 | 35.6 | 50.0 | 60.2 |
| FY2019 | 181 | -2 | -3 | -1 | -2.2 | -113.5 | 50.0 | 60.6 |
| FY2020 | 159 | -5 | 8 | 65 | 4.5 | 261.0 | 50.0 | 58.9 |
| FY2021 | 154 | 2 | 0 | -29 | 0.3 | 16.2 | 50.0 | 62.7 |
| FY2022 | 148 | -1 | 5 | 30 | 2.8 | 159.6 | 50.0 | 63.1 |
| FY2023 | 147 | -1 | 1 | -1 | 0.3 | 18.5 | 50.0 | 63.4 |
| FY2024 | 148 | -2 | 1 | 8 | 0.4 | 23.0 | 50.0 | 63.5 |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
長年の歴史と実績に基づく信頼性は無形資産となりうるが、特定の強力なブランドや特許による明確な優位性は見出しにくい。印刷業界全体として技術革新のスピードが速く、差別化が難しい側面がある。
顧客との長年の取引関係や、特定の印刷仕様への対応実績は、一定のスイッチング・コストを生み出す可能性がある。しかし、印刷物は仕様が明確なため、他社への切り替え障壁は限定的。
ネットワーク効果が働くビジネスモデルではない。
大量生産による効率化や、特定のインク・用紙の調達ルートによるコスト優位性は考えられるが、業界全体で価格競争が激しく、構造的なコスト優位性を確立しているとは断定しにくい。
印刷業界において、特定の分野(例:美術印刷、証券印刷など)で一定のシェアと生産能力を有しており、規模の経済による効率的な生産体制を構築している可能性がある。しかし、業界全体としては多数のプレイヤーが存在する。
競合との比較優位
強気シナリオ
高付加価値印刷分野での技術力向上とシェア拡大
デジタル印刷技術への適応と新たな収益源の確保
M&Aによる事業規模拡大とシナジー創出
弱気シナリオ(モート侵食)
デジタル化の進展による印刷物需要の構造的減少
価格競争の激化による収益性の悪化
技術革新への対応遅れによる競争力低下
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
光村印刷が失敗するシナリオは、デジタル化の波に乗り切れず、従来の印刷事業が構造的に縮小していく中で、新たな収益の柱を確立できないことである。特に、競合他社がより迅速かつ効果的にデジタル技術や新しい印刷ソリューション(例:3Dプリンティング、特殊機能性インク)を導入し、顧客ニーズの変化に対応していく中で、光村印刷が旧来のビジネスモデルに固執し、技術投資や人材育成を怠った場合、その競争優位性は急速に失われるだろう。また、主要顧客層の事業縮小や、代替技術の普及により、主要な取引先を失うリスクも考えられる。
5年後のモート予測
高付加価値印刷や特殊印刷分野での強みを活かし、デジタル化の波を乗り越え、安定的な収益成長を維持する。
既存事業の安定性を保ちつつ、デジタル化への緩やかな対応を進め、緩やかな成長または横ばいを維持する。
デジタル化の進展と価格競争により、既存事業の収益性が低下し、厳しい経営環境に直面する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 55億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 63.5% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 12.5% | |
| 6. 適度なPER | PER 78.5倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.31倍 |
合格数:2/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-07-03 臨時報告書